この記事では、転職エージェント「リクルートエージェント」の特徴や口コミについて、中小企業から大手企業へステップアップ転職の経験がある筆者が解説していきます。
✔︎ リクルートエージェントの評判口コミは?
✔︎ リクルートエージェントの強みや弱みは?
✔︎ リクナビNEXTとは違うの?

新卒採用と違い、中途採用(転職)はポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも企業によっては、特定のエージェントの非公開求人にしか求人情報を出しません。
理想的な求人に出会うには、時間を味方につけ、大物がかかった瞬間に釣り上げるのです。
「理想的な求人があれば転職したいけどそんな求人出てない」と思っている人は、今すぐ転職エージェントに登録してください。

出てきた求人への応募を断ることはできても、募集が締め切られた求人に応募することはできません。
つまり、転職するかの判断は理想的な求人に出会ってから考えるでも遅くありません。
こればかりはタイミングなので、希望に合う好条件求人が出たらすぐに紹介してもらえるよう、今のうちにエージェントに登録を済ませ希望を伝えておきましょう。
転職をするなら外せないのが、求人数トップを誇るリクルートエージェント。他のエージェントと比較して多くの求人から選ぶことができるので、より自分に合った仕事に出会えるチャンスが格段に上がります。
リクルートエージェントの会社ってどんな会社?

リクルートと聞くと、就活でお世話になったリクナビを思い出す人も多いと思います。
リクルートエージェントを運営しているのは、リクナビも運営している、株式会社リクルートキャリアという会社です。名前からも分かる通り、リクルートグループのひとつです。
株式会社リクルートキャリアは、株式会社リクルートの人材採用系事業である、HRカンパニーと、日本最大級の転職エージェントである、株式会社リクルートエージェントの統合によって、2012年10月1日に誕生しました。
2012年と言われると新しい様に感じますが、実際は、1960年から大学新聞広告社としてスタートし、人材紹介領域は1977年から参画している、老舗の一つ。
リクルートキャリアは、個人のキャリアと企業の人材戦略に向けた支援サービスを提供していますが、大きく分けて3つの領域があります。
・企業と学生を繋ぐ「新卒採用メディア領域」
・企業と転職希望者を繋ぐ「中途採用メディア領域」
・日本最大級の転職エージェントである「人材紹介領域」
リクルートエージェントは、人材紹介領域のサービスにあたります。
リクルートキャリアの根底には、“すべての価値の源泉は「人」である”という考え方があり、それを大切にしています。
グローバル化、少子高齢化と構造が大きく変化する日本社会に、新しい活力や成長を生み出していくことを目指しているだけあって、
・グローバル採用やIターン・Uターン転職といった、様々な専門分野に特化した転職
・マチリクといって地方とリクルートがタッグを組んで活き活きと働くことを支援するサービス
など、幅広い領域、そして他社ではあまり見ない面白い角度からの取り組みも多数あります。
さすが、リクルートという感じですね。
リクナビNEXT(リクナビネクスト)とは別サービス?

転職をしようと思って調べていると、「リクナビNEXTというサービスもみたぞ!同じリクルートのサービスじゃないのか?」と思った方も多いと思います。
リクナビNEXTもリクルートエージェントも、同じリクルートキャリアが提供する転職のサービスです。ただ、サービスの内容が少し異なります。
リクナビNEXTは、転職サイトと呼ばれるサービスで、大量の求人を検索・チェックしたり、応募することが出来ます。
こちらは、Web上で経歴などを登録すれば、誰でも、どの求人にも応募することが可能です。
自分のペースで進められるし、未経験や募集要項にマッチしていなくても応募チャレンジ出来るよさはあります。広く浅く、といった感じです。
一方、リクルートエージェントは、転職エージェントと呼ばれるサービスで、担当のアドバイザーがついてくれ、その人から求人を紹介してもらったり、転職に関するアレコレをサポートしてもらえるサービスです。
公開されていない求人を紹介してもらえたり、企業側とのやりとりを代行してくれるので、効率的に転職活動が出来るのは有難い点です。どうしても、現職で忙しくて時間がない人も多いですから。
とはいえ、これまでの経歴や希望する条件によっては、求人が少なくて、なかなか紹介を受けれないこともあります。
実は、両サービス、どちらも求人者は登録や利用でお金はかかりません。
そして、両方登録することも可能なので、両方登録して、それぞれおいしい所取りしてしまっても問題ありません。多くの転職者は、両方に登録しているみたいですよ。
一点、注意すべきことがあるとすれば、両方リクルートキャリアのサービスとはいえ、サービス間で、応募履歴などの情報連携はしていない点です。
片方で応募した会社に、間違えてもう一方で応募してしまったりしない様に、しっかり自分で管理する必要があります。
リクルートエージェントの特徴や強みは?
転職エージェントは、たくさんありますが、リクルートエージェントの強みはなんなのでしょうか。
一緒に見てきましょう。

転職支援実績No1&非公開求人数20万件以上
40年もの長い年月のノウハウや実績のあるリクルートエージェントは、2018年3月期時点で累計約45万人もの転職者を支援しています。
また、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)で、転職支援実績No1を取っています。(2020年6月時点)
そんなリクルートエージェントの実績を支えるのが、業界最大級の求人の多さです。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が20万件以上あり(2023年3月時点)、大手・有名企業からグローバル展開している企業まで、数多くの求人を抱えています。
リクルートエージェントでは、求人者をサポートするキャリアアドバイザーと、企業側をサポートするリクルーティングアドバイザーがしっかり分かれて分業しているので、求人を取ってくる人たちは求人取得にフォーカスすることが出来、これだけ多くの求人を持つことが出来ています。
質ももちろん大事ですが、圧倒的な量があることで、自分が求める求人がある可能性も高くなりますし、量があるからこそ、質の高いものに出会うこともできるのかなと思います。

専門領域に特化した支援サービス
リクルートエージェントでは、様々な職種・業種の求人を持っているので、幅広く、希望に合わせたお仕事を紹介出来る様になっていますが、さらに専門領域に特化したサービスもあります。
これらの領域は、会社として力を入れている領域なので、求人数や実績数が多かったり、ノウハウがたくさん蓄積されているので、それらを教えてもらえたりします。
サイト内にもノウハウやアドバイスのページが用意されていますよ。
具体的には、MR・メディカル専門職の転職、IT・Webエンジニアの転職、管理職・ハイクラスの転職、第二新卒の転職、外資系・グローバルの転職、Uターン、Iターンの転職があります。
これらの領域に当てはまる人は、迷わずリクルートエージェントに登録をしておきましょう。
全国展開で拠点も多い
リクルートエージェントは、全国に拠点が16か所あります。
本社は、東京の丸の内。
全国には、北海道支社、東北支社、宇都宮支社、さいたま支社、千葉支社、西東京支社、横浜支社、静岡支社、名古屋支社、京都支社、大阪支社、神戸支社、中四国支社 岡山オフィス、中四国支社 広島オフィス、福岡支社があります。
支社がきちんとあることで、企業により密接に繋がることが出来、内情をしっかり理解していたり、ミスマッチが起こりにくいことが期待できます。
それぞれの地域での転職活動はもちろんのこと、Uターン・Iターンにも強みがあります。
例えば、地元にUターンしたり、地方へIターン転職を考えていても、エージェントとの面談や準備は、東京で行う、といったことが出来ます。
そうすることで、交通費や時間をセーブし、より効率的な転職活動が出来ますね。

セミナーも含めた転職サポートが豊富
リクルートエージェントでは、求人紹介してもらうだけでなく、職務経歴書・履歴書などの書類を添削してくれたり、 独自に分析した業界・企業情報を提供してくれたり、志望企業への推薦をしてくれるなど、様々な転職サポートを受けることが出来ます。
さらに、面接の必勝ノウハウを伝授する面接力向上セミナーなど、登録者限定のセミナーも、定期的に、しかも無料で開催されています。
企業が求める人物像の理解から、「転職理由」「自己PR」など、効果的に自分をプレゼンテーションする方法、気を付けるべき言葉、しぐさなど、転職に必要な成功ノウハウを学ぶことが出来ます。
自分を魅力的に伝える方法を知れるのは、魅力的ですね。
これは、無料ですが、登録者限定のセミナーになります。少しでも転職を考えているなら、無料ですので、とりあえず登録しておいて損はないでしょう。

リクルートエージェントの評判は?
リクルートエージェントの評判はどうなのでしょうか。
リクルートエージェントは、満足度ナンバー1の称号を持っているだけあり、キャリアアドバイザーの質が全体的にいい印象があります。
こまめに連絡をくれ、丁寧に話を聞いてくれる声も多くありました。

転職の方向性が決まっていたので、面接において対策すべきポイントは明確でした。
CA(キャリアアドバイザー)さんから勧められて参加した面接力向上セミナーや模擬面接では、自分のアピールすべき強みが何か、そしてそれをどう伝えれば企業ニーズとマッチさせられるのか、かなり効率的に学ぶことができたと思います。
おかげで4社受けたうち、3つも内定をいただくことができました。実力主義な会社ですが、その分やりがいがあり、楽しみながら働くことができています。
一人では絶対にできなかった転職だなぁ、としみじみ思う毎日です。
転職成功ガイドより

自力での転職活動では、すべて書類選考で不採用。
自分ひとりでの転職活動に限界を感じリクルートエージェントに相談したのです。
CAさんとの面談では、前職での経験と転職活動の経緯を説明しました。
そこでCAさんに転職活動が失敗続きだった理由を教わったのです。
CAさんは不採用の理由だけではなく、私の強みも見出して下さいました。
CAさんの話を聞いて、少し自信を取り戻すことができました。
結果、数十人規模のソフトウェア開発受託会社のA社に入社しましたが、もし、一人で転職活動を続けていたら、A社の求人を見つけても、きっと応募しなかったでしょう。
これまで、大手企業や有名企業といった知名度にこだわった企業選びをしていましたが、転職とは「自分を認めてくれる会社」「一緒に働く人」を選ぶものだと感じました。
転職成功ガイドより

地域密着でチェーン展開している調剤薬局で働いていたのですが、主人の転勤で引っ越しをすることになり、転職活動を始めました。
私が思いつくのは、調剤薬局やドラッグストアのチェーン本部で新規出店業務に携わることくらい。ところが、CAさんから思いもよらない提案をいただきました。
それは「製薬メーカーの学術」という選択肢です。結果、憧れの製薬メーカーに内定することができました。
今の職場では、手探り状態ながら新しいことにチャレンジができ、刺激のある毎日です。私にはこういう環境が合っていたんだな、と今さらながら思いますね。
CAさんと話をする中で、新しいことにチャレンジすることが好きなんだと気付くことができてよかったと思います。
転職成功ガイドより

リクルートエージェント登録した途端迷惑メールクソほど来るの、マジでやる気無くすわ…
Twitterより
まとめ:リクルートエージェントは誰もが登録しておきたいエージェント
いかがでしたか。圧倒的な求人数を持つリクルートエージェントは、転職をするつもりであれば、どの業種・どの職種の人でも登録しておいて損はない転職エージェントです。
転職をするかどうか悩んでいる、いつかは転職したいけどタイミングが分からない、といった人もいるかもしれません。そういう人はぜひ、それも含めてアドバイザーに相談してみてください。
客観的に見た自分の可能性や、現職で培っておくべきスキルや経験が何なのか、を知っておくだけでも、将来の転職の幅が広がりますよ。
「転職活動は仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職活動は次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用はいつ求人が出るか分かりません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。
転職活動は少し先と思っても、まずはエージェントへの登録し、希望条件に合う求人が手に入る環境を作っておきましょう。