転職を考えて転職サイトに登録したいけれど会社にばれないか不安！という人のために、転職サイトに登録すると会社にばれるのか、どう対策すればばれないのかを解説していきます。
転職サイトに登録したら会社にばれる？
結論、転職サイトに登録したからといって、会社にはばれません。
転職サイトに登録したという情報があなたの会社に漏れることはありません。
仮に、あなたの会社がその転職サイトを利用して採用活動をしていても、あなたの登録が通知されることはありません。
しかし、登録の仕方に注意しないと、会社や上司に転職サイトへの登録や転職活動がばれてしまうことはありますので、注意しましょう。
転職サイトに登録して会社にばれる理由
転職サイトへ登録したことが会社にばれる理由について見ていきましょう。
人事担当者が他の会社でログイン・取引先の人にばれる
転職サイトに登録しても、自分の会社にはあなたのプロフィールは表示されない仕組みになっています。
しかし、採用担当者がグループ会社のIDでログインしたり、取引先の方が閲覧した時に、あなたのプロフィールを見つけてしまう可能性はあります。
閲覧のページでは氏名など個人を特定できる情報は隠されていますが、あなたの経歴を熟知している人が見るとあなただと推測されてばれてしまう可能性は否めません。
記載内容に個人を特定できる内容が含まれていてばれる
転職サイトに登録しても、名前や個人を特定する情報は隠されていますので、採用担当者が検索をしても誰か分からない仕様になっています。
しかし、記述式の欄、例えば業務内容や実績について、あまりに具体的に記載しすぎると、その情報を持つ会社の担当者に登録者が誰か特定されてしまう可能性があります。
具体的すぎる情報があると、何かの拍子にあなたのページを見られてしまった場合、いくら個人情報が隠れていてもばれてしまう可能性が高まります。
会社のメールアドレスで登録してばれる
転職サイトに登録する際に使用したメールアドレスが会社のドメインの場合、会社のメールサーバーで受信履歴が残り、ばれる可能性があります。
会社で閲覧してばれる
一部の企業では、社内のネットワーク通信を監視しています。転職サイトへのアクセスが記録され、上司やネットワーク管理者に知られる可能性があります。
また、会社によっては、パソコンを共有で利用する場合があります。共有のパソコンを使って転職サイトを閲覧していた場合、閲覧履歴が残り、次に使った人にその閲覧履歴を見られてばれてしまうかもしれません。
また、会社の機器やネットワークを使わず、自分のスマホで閲覧していたとしても、物理的に画面が見えてしまい、転職サイトを利用していることがばれることもあります。
転職サイトに登録してもばれない対策
個人情報が特定できる情報を登録しない
記述式の内容には、実績や経験をわかりやすく書きつつ、個人が特定されない表現に書き換える工夫が必要です。
例えば、
- 記述欄には、自分の所属している企業名や具体的なプロジェクト名を記載しない
- 固有名詞の記載は避け、抽象的な言い換えをする
- 具体的な職務経歴や業績については、転職サイトで非公開に設定することで特定を避ける
- 転職サイトのプロフィールにソーシャルメディアのリンクを掲載しない
といったことを心がけましょう。
グループ会社や取引先に情報開示されない設定を行う
転職サイトは今働いている会社は自動的に非公開に設定されますが、それ以外の会社については表示されてしまうのがデフォルトです。
しかし、手動で非公開設置をすることができることが一般的です。
自分の会社の人事が関係しそうなグループ会社、関連会社、取引先など、万が一見られてしまう可能性が考えられる会社は全て非公開設定をしておきましょう。
非公開設定がきちんと行われていれば、その会社の方にあなたのプロフィールが見られることはありません！
会社では転職サイトを見ない・話さない
ばれる原因で一番多いのは、結局自分が原因です。
転職サイトを見ている画面を上司や他の誰かに見られたり、登録したことを仲の良い同僚に話したらそれを聞いていた人に漏らされたりする可能性は否めません。
- 会社にいる間は転職サイトを見ない
- 勤務時間に転職に関する連絡（メール、電話）の対応をしない
- いくら仲のいい同僚でも転職活動の話をしない
- 会社のネットワークや機器を使って閲覧してしまった場合は履歴を必ず消す
自分の行動に気をつけ、ばれないような行動をすることが大切です。
絶対ばれたくないなら転職サイトでなく転職エージェントを活用
転職活動を会社にばれるのが不安なら、転職サイトでなく転職エージェントに登録をするのがおすすめです。
転職エージェントと転職サイトの違い
転職エージェントと転職サイトの違いについて簡単に説明します。
転職エージェント：
- 専属のキャリアアドバイザーが個別にサポートし、求職者の希望やスキルに合った求人を提供
- 求人情報は非公開案件も多く、一般の転職サイトでは見られない求人にアクセスできることがある
- 希望条件に合致する求人をマッチングしてくれるため、効率的な転職活動が可能
転職サイト：
- 多くはインターネット上で公開される求人情報のデータベース。
- 求人情報は一般公開されており、自分で検索・応募する形式。
- 自分で応募書類を作成・提出し、面接などの選考プロセスも自分で進める。
- 全体的な求人数が多く、様々な業界や職種の求人が掲載されている。
要点をまとめると、転職エージェントは個別サポートや非公開求人に特化し、転職サイトは公開求人を自分で検索・応募するオンラインのデータベースといえます。
転職エージェントに登録しても会社にばれない理由
転職エージェントは個別の面談や相談を通じて求職者の希望や情報を把握しますが、その情報はプライバシーの保護に配慮して厳重に管理されます。
転職エージェントに登録している情報は、企業側は勝手に閲覧することはできず、エージェントが提案して初めて情報を見ることができます。
エージェントは登録者の意向に沿って情報提供を行うため、会社に個別の情報が漏洩することはありません。
個人情報を隠したデータすら見られることがありませんので、勘付かれるという心配もありませんよ。
転職エージェントの選び方の注意点
転職エージェントにも、得意な領域があり、またあなたとの相性もあります。下記の視点で転職エージェントを選ぶと失敗しにくいですよ。
- 自分の希望する業界や職種に精通しているエージェントを選ぶ
自分の業界や職種に強いエージェントを選ぶと、求人も豊富で、かつ、的確なアドバイスが期待できます - 個別のサポート体制が整っているエージェントを選ぶ
専属のキャリアアドバイザーがつくなどサポート体制がしっかりしている方が手厚くサポートしてもらうことができます - 実績と信頼のあるエージェントを選ぶ
人生において重要な”仕事”を選ぶのですから、信頼できるパートナーを選ぶことでより転職活動の質が上がります
信頼性のあるエージェントを選ぶためには、評判や口コミを調べると共に、長期間にわたる実績を持つエージェントかどうかを確認しましょう - 複数のエージェントを比較検討する
口コミや評判だけでは分からないこともたくさんありますので、実際に複数のエージェントと面談することで、自分に合ったエージェントを見つけることができます
実際に会うことでミスマッチを防ぎやすくなります - 担当者との相性を確認する
いくらいいエージェントでも、担当者との相性によって良くも悪くも転びます。こればっかりは担当者がついてみないと分からないので、面談を申し込み、面談やコンサルティングを受ける中で相性を確かめるしかありません
複数のエージェントの担当者と会うことで、自分と相性のいい担当者を見つけやすくなります
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