この記事では、転職エージェント「インターワークス(ビズトリート)」の特徴や評判について、中小企業から大手企業へステップアップ転職の経験がある筆者が解説していきます。
✔︎ インターワークス(ビズトリート)って、評判や口コミはいいの?
✔︎ インターワークス(ビズトリート)の強みや弱みって何?
✔︎ インターワークスとビズトリートの違いは?

中途採用は、新卒採用と違ってポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まってしまいますので、求人が出たら速やかに応募する必要があります。
希望に合う求人が出たらすぐに紹介してもらえるように、今のうちにエージェントに登録を済ませ、希望を伝えておきましょう。

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【結論】インターワークス(ビズトリート)に向く人はこんな人
結論からお伝えすると、インターワークス(ビズトリート)をぜひ利用した方が良い人は、こういう人です。
- ミドル〜ハイクラス転職を目指す人
- 現在500万円以上の年収がある人
- 首都圏で転職したい人
- 大手エージェントではなく、小回りのきくエージェントを使いたい人
なぜそう言えるのか、評判やメリット・デメリットは、この後しっかりお伝えしていきます!
インターワークスとビズトリートの違いは?
インターワークスに登録しようと思ったら、ビズトリートのサイトに飛ばされて「??」と思った方もいるかもしれません。
ビズトリートの口コミを知りたいけど、ほとんど無くて、このエージェントは本当に使われているんだろうか?と思っている人もいるでしょう。
そういった方のために、最初に、ビズトリートとインターワークスの関係性について、ご説明します。
結論からいうと、両者はほぼ同じものを指している!ほぼイコール!ということです。もう少し厳密にいうと、ビズトリートは、株式会社インターワークスが運営する転職エージェントです。
つまり、「ビズトリート」は転職エージェントのサービス名で、「インターワークス」は会社の名前なのです。
なぜこういう混乱が起こるのか、筆者なりに分析してみました。
よく、マイナビやen転職などに登録すると、色々なエージェントからスカウトメールが来ますが、この時には、会社名の「インターワークス」が使われています。
ですので、スカウトメールや転職サイトの検索で知った人は「インターワークス」の名前で認識しているでしょう。
上記のパターンの場合、ビズトリートというサービス名は認識していない方が多く、口コミなどでは、会社の名前の「インターワークス」として発信する方が多いのだと思います。
ですので、
「インターワークスで検索しても会員登録ページが見当たらない」
「全然違うサービスのサイトに飛ばされて、怪しい」
「ビズトリートの口コミは全然ないから怪しい」
などと思わずに、インターワークス・ビズトリート両方の名前で情報を集めれば、大丈夫です。
インターワークス(ビズトリート)の概要
ビズトリートは、株式会社インターワークスが運営する転職エージェントです。1991年創業、1996年から求人情報サイトをスタートしています。
その後、2007年に有料職業紹介業の許可取得、2012年に人材紹介事業を行う株式会社アイ・アムの吸収合併などもしながら、人材の領域も広げてきた会社になります。
ビズトリートは、ミドル〜ハイクラス向けの転職エージェントになります。求人情報サイトは、専門特化型で、製造業の求人情報サイト「工場ワークス」などを持っています。
全国展開をしていますが、求人の大半は関東。8割の求人は、首都圏になります(2022.9現在)。業種職種は、全般を網羅していますが、CxOや役員、役職といったハイクラス求人が多いのが特徴です。
強みのある業種は、メーカー。製造業の求人情報サイト「工場ワークス」での繋がりも活かしているのかなと推測します。数は多くありませんが、海外での求人も持っています。
海外の工場長ポジションが多く、ここでも、メーカーのハイクラスポジションの印象を受けます。
基本情報
運営会社 | 株式会社インターワークス |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区西新橋1-6-21 NBF虎ノ門ビル8階 |
設立 | 1991年3月 |
公開求人数 | 2,581件(2022.09.06時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国(但し、求人数の多くは首都圏) |
拠点 | 東京、大阪、名古屋 |
オススメ年代 | 35歳以上 |
注力業種・職種 | 電気・電子・機械・半導体 / 営業 / 企画・経営 / 管理・事務 / 販売・フード・アミューズメント / コンサルタント・金融・不動産専門職 / クリエイティブ / WEB・インターネット・ゲーム / ITエンジニア メーカー / IT・通信・インターネット / 商社 / 流通・小売・フード / 金融・保険 / コンサルティング / 不動産・建設・設備 / 運輸・交通・物流・倉庫 / IT・通信・インターネット / 商社 / 流通・小売・フード / 金融・保険 / コンサルティング / 不動産・建設・設備 / 運輸・交通・物流・倉庫 |
利用料金 | 無料 |
おすすめ | ミドル ハイクラス メーカー |
公式サイト | https://www.interworksagent.com/ |
インターワークス(ビズトリート)のいい口コミ
それでは、さっそく、口コミを見てみましょう。先程も書いたように、ビズトリート≒インターワークス、と読み替えていただいて問題ありません。まずは、いい口コミから。
優秀なコンサルタントで希望通りの転職が出来た(但し、コンサルタント次第・・・)

優秀なコンサルタントとそうでないコンサルタントの差が激しい。私の場合は優秀なコンサルタントだった為、とても丁寧にお話を聞いてくださり、希望通りの転職が出来ました。
友人は面談時間になっても連絡が無かったそうです。ほんと人材業界は担当して頂くエージェントによりますね。。。
話しやすく、現状を理解してくれた
採用側からみても、営業担当者が丁寧で評価できる

いい担当者に当たると、満足度の高い転職活動が出来るようです。
インターワークスは両面型で、企業も求職者も一人の担当者が担当するタイプのエージェントなのですが、企業の人事から高評価なのもいいですよね。
インターワークス(ビズトリート)の悪い口コミ
次に、悪い口コミについて見てみましょう。
エージェントの対応が後手後手の上、既読無視された

転職エージェントの質の差が激しい。 おすすめはしない。
初回の電話面談の日程調整すら後手後手にされて、優先順位をつけて対応されていた。そのあと、求人を紹介してもらうために二度連絡するも既読のうえ無視。 転職という大事な機会に頼れないエージェントさまでした。
マッチしない求人でも数撃ちゃ当たる戦法で紹介してくる

ハズレの担当者に当たると、対応がヒドい様です。
連絡が取れなくなる担当者もいれば、こちらの話をあまり聞かず、マッチしない求人をゴリ押ししてくるパターンもあります。
どの転職エージェントでも、担当者の当たり外れや、相性が出てくるので、複数の転職エージェントに登録して、自分に合う担当者を見つけるやり方が、成功の秘訣です。
インターワークス(ビズトリート)が選ばれる理由やメリット
年収の高い求人が多い
ビズトリートでは、700万円以上の求人が多数であることをアピールポイントに謳っています。
領域特化型の草分け
今でこそ、当たり前というか、多くの会社が、領域特化型を採用していますが、インターワークスは約20年前から、業界・職種専門ごとに専門特価したサービスをスタートさせています。
実は、この領域の草分け的存在だったんですね。
長きに渡ってのノウハウが蓄積されていることが期待できるのはもちろん、こういった新しいやり方を考えれる会社、そして、新しいやり方を実際に実行して道を切り開いていく会社なのだろうなと、会社の姿勢を垣間見ることが出来ます。
業界ごとに別れた組織だけでなく、経理・財務、総務・人事等の「管理部門職種」ごとに担当組織を編成しているのも特徴です。
ちなみに、インターワークス(ビズトリート)は、一人のコンサルタントが企業も求職者も担当する両面型を採用しているので、コンサルタントがその業界や企業についてとても詳しいのも◎です。
業績良好で、コンサルタントを拡充中
2022年の有価証券報告書や四半期報告書を確認すると、コロナの影響を受けた他の事業部をカバーするほど、人材紹介部門は業績がかなりよいです。
転職を成功させた人数も増えており、ココ最近の支援した就職者数を比較してみると、2021年は、2019年、2020年と比べて、1.2~1.8倍の人数の就職を支援しています。
それに合わせて、コンサルタントも増員し、会社として注力していることが伺えます。事業が拡大することで、取り扱う求人の幅も広がる事が期待できますね。
一方、コンサルタントが一人前になるには時間がかかるので、コンサルタントの質については、不安な部分はあります。
企業として、育成にも力を入れると記載はありますが、実際どうなのかはこれからウォッチしたいところです。
インターワークス(ビズトリート)を利用する上での注意点やデメリット
コンサルタントの質が高くない人もいる
インターワークス(ビズトリート)に登録すると、担当のコンサルタントがつくのですが、あまり質の高くない人に当たる場合があります。
コンサルタントは、どの会社でも、新卒や転職したてなど、スキルが未熟な人もいますし、あなたとの相性もあります。
特に、インターワークス(ビズトリート)は、現在、コンサルタントを増員しており、転職したてで不慣れな人に当たる確率があります。
こればっかりは仕方がないと諦めて、担当者の変更を願い出るか、別の転職エージェントに登録し、相性のいいコンサルタントを見つけるのが良いでしょう。
気分を害する対応をしたり、相性が悪いのに、無理をして付き合い続ける必要はありません。
現在の年収が500万円以下だと厳しい
インターワークス(ビズトリート)では、ミドル〜ハイクラスの求人がメインとなります。そのため、現在の年収が低いと、紹介できる求人が少なく、相手にしてもらえない可能性が高いです。
悪い口コミで「対応を後回しにされた」とありましたが、現在の年収が低かったり、スキルがあまり無くて、しっかり対応してもらえなかった可能性があります。
一般的に、現在の年収が500万円以下の場合は、他の転職エージェントを利用したほうが、きちんと対応してもらえて、転職成功に近くなる可能性が高いです。
首都圏以外の求人は少ない
インターワークス(ビズトリート)の求人の8割は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)になります。
全体で、約2500件ある求人のうち、実に2000件程が首都圏の求人になります。首都圏についで多いのが、関西ですが、わずか300件程度。
もちろん、いい求人もあると思いますので、首都圏以外でも登録しても良いですが、他の転職エージェントを併用しないと、なかなか自分にあう求人に巡り会えない可能性が高いです。
首都圏以外で転職を考えているなら、リクルートエージェントに登録しましょう。
リクルートエージェントは、圧倒的求人数を持っていることで有名ですが、全国各地方にオフィスも構えてそれぞれの地域の大手企業から中小企業までしっかり網羅した求人を持っています。
また首都圏で転職を考えている場合でも、ビズトリートと併用は可能です。より多くの求人から選ぶ方が自分に合う求人に出会える確率があります。
少ない求人の中から選んで失敗したくないなら、複数のエージェントで幅広く求人をチェックしましょう!
登録から利用の流れ
1.登録
まずは、ビズトリートに登録しましょう。
名前、生年月日、メールアドレス、電話番号、就業状況や年収について記載すれば、登録する事が出来ます。任意で、履歴書や職務経歴書も送ることが出来ます。
これらを付ける方が本気度が高いと思われて、しっかりサポートしてもらえる確率が上がりますので、絶対、ビズトリートでサポートしてほしいと思っている人は、履歴書や職務経歴書も忘れず一緒に提出しましょう。


公式サイトより
2.ビズトリートから連絡・コンサルタントと電話面談
転職エージェントに登録すると、オフィスでの面談をするのが一般的ですが、ビズトリートは、電話で面談を行うのが特徴です。ハイクラスの方々は、本業で忙しいので、余計な時間を取らせない配慮だと思います。
コロナになってからは、どの会社もオンライン面談を実施しているので、対面でないことは、珍しくは無くなっていますが、電話でサクッと終わらせる事が出来るのは、ハイクラス向けだからこそなのかもしれません。
知らない電話番号からの電話には出ない人が多いですが、登録して数日は、知らない番号から電話があっても出たり、折り返したりすることを忘れずに!
3.求人への応募・面談
面談をもとに、コンサルタントがあなたに合う求人を紹介してくれます。紹介された求人は、必ず応募しないといけない訳ではなく、興味がある求人のみ応募する形になります。
もちろん、一件も応募しない(転職活動を進めない)という選択肢もありです。応募を希望すると、コンサルタント経由で、企業に応募し、選考が進みます。
4.内定・入社
内定が出たら、入社条件の確認を行ってくれます。
また、退職・入社のフォローまもちろん、入社後にもフォローしてくれます。
まとめ
いかがでしたか。インターワークス(ビズトリート)は、ハイクラスに強い転職エージェントです。求人数は多くないですが、一度見てみる価値はあると思います。
あなたにとって、素敵なキャリアが見つかりますように。
「転職は、仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職は、次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用(転職)は、いつ求人が出てくるか分かりません。
しかも、条件のいい求人は、すぐに埋まってしまいますので、求人が出たタイミングに、速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、タイミングを逃したものを後から取り返すことは出来ません。
希望に合う求人が出たら、すぐに紹介してもらえる状況を作る為にも、エージェントに登録を済ませて、希望を伝えておきましょう。

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✔︎ 担当者のハズレが少なく、しつこくないので気軽に相談できる
ガツガツしていないので、具体的な転職の相談だけでなく、キャリア全体の相談や、転職のタイミングの相談などにも、丁寧に乗ってもらえる印象です。