この記事では、パーソルキャリアの転職エージェント「BRS」の特徴や評判について、中小企業から大手企業へステップアップ転職を経験した筆者が解説していきます。
✔︎ パーソルキャリアBRSって、評判や口コミはいいの?
✔︎ BRSを使う際、気をつけるべき注意点は?
✔︎ dodaとはどう違う?併用しても大丈夫?
中途採用は、新卒採用と違ってポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
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希望に合う求人が出たらすぐに紹介してもらえるように、今のうちにエージェントに登録を済ませ、希望を伝えておきましょう。

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【結論】パーソルキャリアのBRSを使うべき人は?
パーソルキャリアのBRSの利用に向いている人は、下記どれかに当てはまる人です。
なぜそう言えるのか、評判やメリット・デメリットを、この後しっかりお伝えしていきます!
パーソルキャリアBRSの概要
基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
設立 | 2012年(会社は1989年設立) |
公開求人数 | 5265件(2022/09/30現在) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 主に東京・大阪 |
拠点 | 東京(赤坂)、大阪 |
おすすめ年代 | 30代・40代 |
業種・職種 | 全般 |
利用料金 | 無料 |
おすすめ | 外資系 英語 30代 40代 |
公式サイト | https://brs-p.jp/ |

BRSは、Bilingual Recruit Solutions(バイリンガル・リクルートメント・ソリューションズ)の略で、パーソルキャリア株式会社のバイリンガル・マルチリンガル専門のサービスになります。
パーソルキャリア株式会社について
パーソルキャリア株式会社は、「人々が「はたらく」を自分のものにする力を」をミッションとして掲げ、「はたらく」と向き合っている会社です。
具体的には、人材紹介サービス、求人メディアの運営、転職・就職支援、採用・経営支援サービスの提供などを行っています。
RBSは、2012年スタートですが、パーソルキャリア株式会社自体は、1989年設立です。
更に、その元をたどると、1956年の学生援護会の創業がスタートなので、創業60年以上という歴史のある会社です。

BRSは、サービスとしてはまだ10年ほどですが、会社としては、社歴史も実績もある会社なので、安心ですね。
尚、パーソルキャリアでよく知られているサービスには、dodaやテンプスタッフなどがあります。
dodaとの違いは?
まず、dodaのサービスについて簡単に説明しておきますね。
dodaは、元々、1989年に転職情報誌「DODA」が創刊された所から始まっている、かなり古くからあるサービスです。
その後、女性向けの求人情報誌を発刊したり、2007年から人材紹介と求人情報を融合させたdodaサービスを開始したり、時代に合わせて変化しながら30年以上、就活・転職をサポートしてきた歴史があります。

dodaは、現在は、誰もが知っている求人情報サイトになっていますね。
そんなdodaとBRSの違いは・・・
dodaは、職種、年齢、経験を問わず、広く求人を持っていることが特徴で、登録すれば、どんな人でも使うことが出来ます。
一方、BRSは、バイリンガルに特化した転職エージェントとなっています。
そのため、BRSは、語学力や海外経験を強みにして、ミドル〜ハイクラス転職をしたいと考えている人のみが利用できるサービスとなっています。

BRSは、利用者ターゲットが絞られる代わりに、そこに合致すれば、より特化したサポートを受けることが出来ます。

dodaとBRSは、併用できる?
dodaとBRSを併用することは、全く問題ありません。
しかし、下記の注意点にも記載していますが、同じ会社のサービスではあるものの、dodaとBRSの担当者同士で連携を取ることは稀です。
BRSの担当者に言ったので、dodaにもその情報が伝わるだろう、と期待はしたい方がいいでしょう。

dodaとBRSを併用する場合は、別会社の別サービスと思って利用する方が、不満が募らず済むでしょう。
パーソルキャリアBRSのいい口コミ
それでは、さっそく、口コミを見てみましょう。
成約後に飲みに行くくらいよくしてもらった

相性が良かった人は、丁寧な面談やサポートに満足をしている様ですね。
パーソルキャリアBRSの悪い口コミ
次に、悪い口コミを見てみましょう。
最低な経験をした

条件が合わないと、求人を紹介してもらえなかったり、「応募したのに結果の連絡が来なかった」という声もありました。
また、担当者の態度が悪かったり、無理に応募させられたという声も。
もし、ハズレの担当者に当たったり、担当者と相性が悪い時は、無理せず、他の担当者に変えてもらう様お願いするか、複数の転職エージェントに登録して、自分に合う担当者を見つけましょう。
他の転職エージェントを利用・併用するなら、JACリクルートメントがオススメ!
JACリクルートメントは、外資系企業やグローバル企業に強い、転職エージェントです。
コンサルタントの質が全体的によく、ハズレが少ない印象なので、”担当者重視”なら、イチオシです。
パーソルキャリアBRSが選ばれる理由やメリット
語学力(英語・中国語・韓国語)を強みに転職できる
Bilingual Recruitment Solutionsという名前からも分かるように、バイリンガル向けの転職エージェントサービスであり、語学力に強みを持った人向けのサービスです。
言語としては、英語がメインですが、加えて、中国語や韓国語の求人にも力を入れています。
完全なバイリンガルから、会話は得意でないけれど読み書きはスムーズに出来るという方まで提案をしてもらえるということで、バリバリ喋れます!!という方でなくても、利用可能ですよ。
ハイクラス求人がメインで、年収アップを目指せる
RBSは、語学力もある、経験豊富なビジネスパーソン向けのサービスとなっています。ですので、ハイクラス求人がメインとなっており、年収アップを目指すことが出来ます。
公開求人を見てみると、給与は600万円〜の求人が多く、一番高いものでは、1.2億円というのがありました。すごいですね。
逆に300万円台の求人はほとんどありません。
求人の詳細を見ると、ただ単に英語が出来る人ではなく、これまでの経験を活かしたり、即戦力として活躍出来る人に向いているサービスということがわかります。
大手のパーソルが運営する安心感
概要でもお伝えした通り、運営会社はパーソルキャリアです。
BRSのサービスは、2012年からですが、人材サービスとしては、かなり老舗の会社になりますので、ノウハウや人脈ネットワークなどは間違いありません。
また、業界大手の一つですので、おかしなことはしないだろうという安心感もあります。

パーソルキャリアBRSを利用する上での注意点やデメリット
外国人コンサルタントが多く、サポートが英語になる
BRSでは、外国人コンサルタントが多く在籍しますので、外国人コンサルタントに当たる確率は高いでしょう。
外国人コンサルタントには日本語が話せない人も多く、英語でのやりとりになることも多いです。
ある方は、希望の領域に合わせて、3人の担当者とやりとりをしたそうですが、全員外国人(アメリカ人、ドイツ人、中国人)で、英語対応だったと言っていました。
語学力を活かしたい人が登録しているので、やりとり自体は問題ないと思いますが、何が問題かというと、面接練習も英語で行われる点です。
BRSで紹介する求人は、英語を活かす求人とはいえ、日本人面接官の選考も多く、面接は日本語、判断する人も日本人の場合がかなり多いです。
それにも関わらず、英語的発想でのアドバイスでは、不十分だったり、的外れになってしまうこともあります。

英語での練習や外国人向けのアドバイスは、貴重!
日本人からサポートを受けれる転職エージェントと併用することで、このデメリットは回避できますよ。
日本語でサポートしてくれる転職エージェントをお探しなら、JACリクルートメントがおすすめ。
JACリクルートメントは、外資系企業・グローバル企業に強いハイクラス向け転職エージェントで、コンサルタントは、基本的に日本人です。
日本語で出来て気楽ですし、書類や面接もしっかり見てもらえますよ。
dodaと同社にも関わらず別サービス扱いで、連携されていない
dodaも同じパーソルキャリアが提供しているサービスで、登録自体は同時に行うことが出来ます。
しかし、実際の利用に関しては、担当者は別ですし、dodaの担当者とRBSの担当者が連携するということは、ほとんどありません。
求人の紹介も、RBSでは、dodaのポータルではなく、メールで個別に連絡が来ます。
完全な別サービスと思って利用するのがよいでしょう。
英語を活かす仕事以外の求人は少ない
RBSは、”語学力を活かす”がコンセプトにありますので、そういった求人ばかりが集まってきます。
裏を返せば、語学力にそこまでフォーカスしていない企業や求人はRBSに来ない、ということです。
あなたの経歴やスキルにマッチした、いい求人があっても、”英語を活かす”にこだわりすぎるせいで、それらを見逃すのは勿体ないですよね。

語学力にフォーカスしていないけど、語学力を活かすチャンスがたくさんある求人、というのは、たくさんあります。
そういう意味でも、「総合エージェント」で求人を見るのは、チャンスを逃さないいい方策だと言えます。
転職サイトや転職エージェントは、複数登録したり、併用することは、問題ありません。
複数登録しておくことで、チャンスを逃すことを防ぎましょう。
登録から利用の流れ
1.登録
まずは公式サイトから、BRSのキャリアサービスに登録しましょう。
登録内容については最低限でも問題ありませんが、出来るだけ情報を記載するほうが、よりフィットする求人を紹介してもらえますよ。
ちなみに、BRSのサービスは全て無料で利用することが出来ます。登録時も、面談をしても、様々な支援を受けても、内定後も、請求をされることはありません!
2.求人案件の検索・応募
登録が終わったら、求人案件を検索して、興味のある求人に応募します。
この応募は、求人の企業に応募される訳ではなく、BRS担当者へ”応募希望”のエントリーがされるだけですので、気軽な気持ちで応募して、問題ありません。
求人への適性が高いと、その求人担当のコンサルタントから連絡が来て、転職活動が開始できます。
3.BRSコンサルタントとの面談
BRSコンサルタントと直接、または、リモートで面談を行い、これまでの経歴やスキルの確認、転職での希望などをヒアリングしてもらいます。
ここで会話した内容をベースに、色々な求人を紹介してもらえることになるので、カッコつけたことやそれっぽいことは言わず、しっかりと自分の考えや思いを伝えることが重要です。
ちなみに、1登録→2応募→3面談のステップが、公式に記載されている利用手順ですが、実際は、登録するだけで(応募をしなくても)、コンサルタントから連絡が来て、面談をセットされることが多いです。
4.求人の紹介
面談でのヒアリングを元に、あなたの希望に合う求人案件を紹介してくれます。
コンサルタントは企業ごとに担当が決まっているので、多くの場合は、複数人のコンサルタントから紹介を受けることになります。
※経験が活きる求人が無い場合、求人を紹介してもらえないこともある点、ご了承ください。
5.求人へ応募・選考対策
紹介してもらった求人の中で、希望の求人があれば、応募することが出来ます。
(紹介してもらった求人にピンとくるものがなければ、どれにも応募しないという選択もOKです)
応募から、日程調整、企業とのやり取りまで、全て、コンサルタントにお任せで大丈夫です。
履歴書作成や面接準備など、選考に向けて準備が必要ですが、書類の添削や面接対策もコンサルタントにサポートしてもらえるので、フル活用しましょう!
6.内定・入社
条件の交渉や入社時期の調整、さらには、現職の会社を円満に退職するためのアドバイスなども行ってくれます。
7.入社後のサポート
入社後も、新しい仕事の状況確認やサポートをしてくれます。
また、転職後も長くお付き合いする方が多いようです。
まとめ:パーソルキャリアのBRSの評判口コミと注意点
いかがでしたか。BRSは、語学力や海外経験を活かしてキャリアップ転職をしたいと考える、キャリアのある人向けの転職サービスです。
大手のエージェントという安心感や、語学力を活かしたハイクラス求人が豊富でステップアップ転職を叶えることが出来る点は、口コミでも見られた良い評判です。
一方で、コンサルタントが外国人の為、面接練習やアドバイスが英語で、外国人視点に偏ってしまうデメリットや、求人に偏りがある点は注意点です。
希望する企業や転職像によもよりますが、BRSに加えて、他エージェントも併用する方が、求人・サポートの面で安心でしょう。
あなたにとって、素敵なキャリアが見つかりますように。
「転職は、仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職は、次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用(転職)は、いつ求人が出てくるか分かりません。
しかも、条件のいい求人は、すぐに埋まってしまいますので、求人が出たタイミングに、速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、タイミングを逃したものを後から取り返すことは出来ません。
希望に合う求人が出たら、すぐに紹介してもらえる状況を作る為にも、エージェントに登録を済ませて、希望を伝えておきましょう。

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✔︎ 外資系企業だけでなく、グローバル企業も強い(求人の幅広さ)
✔︎ コンサルタントが日本人で、日本語で対応してもらえる安心感
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