この記事は、リクルートダイレクトスカウトの特徴や評判について、中小企業から大手企業へステップアップ転職したことのある筆者が解説していきます。
✔︎ リクルートダイレクトスカウトって、評判や口コミはいいの?
✔︎ リクルートダイレクトスカウトに登録してバレない?
✔︎ リクルートダイレクトスカウトってどんな仕組みなの?

中途採用は、新卒採用と違ってポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まってしまいますので、求人が出たら速やかに応募する必要があります。
希望に合う求人が出たらすぐに紹介してもらえるように、今のうちにエージェントに登録を済ませ、希望を伝えておきましょう。

今すぐ転職活動しなくても、数を見ておく事で企業選びの目が養われ、いい求人を逃しにくくなります!
リクルートダイレクトスカウトは、登録するだけで、リクルーターや採用担当者からスカウトが届くので、転職はしたいけれど、なかなか時間を割けない人にぴったり。
ハイクラスの求人が中心なので、リクルートエージェントと比べて、年収アップやエグゼクティブへの転職が叶いやすいですよ。
クチコミにもありますが、ハイクラスだけでなくミドル層でもいい求人が見つかります。
【結論】リクルートダイレクトスカウトにおすすめな人
リクルートダイレクトスカウトに向いている、ぜひ利用した方が良い人は、こういう人です。
なぜそう言えるのか、評判やメリット・デメリットは、この後解説していきます!
リクルートダイレクトスカウトの会社・サービス概要
リクルートダイレクトスカウトの基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
設立 | 2012年 10月1日 |
公開求人数 | 402,867件(2023/1/30現在) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | |
おすすめ年代 | 20代・30代・40代 |
業種・職種 | 全般 |
利用料金 | 無料 |
おすすめ | ハイクラス 管理職 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
会社概要(株式会社リクルート)
リクルートは、誰もが知っていて一度はお世話になったことがある会社なのではないのでしょうか。
リクルーティング業界では業界屈指の企業で、新卒採用といえばリクナビ、転職といえばリクルートエージェントといわれるほど、業界トップと言える企業です。
現在は、採用だけでなく、人と情報をつなぐマッチング&ソリューションカンパニーとして、様々なジャンルに手を広げています。
具体的なサービスの例を挙げると・・・
・新卒採用サイト「リクナビ」
・転職エージェント「リクルートエージェント」
・転職サイト「リクナビNEXT」
・住まいの情報「スーモ」
・結婚情報誌「ゼクシー」
・旅行情報誌「じゃらん」
などがあります。
※リクルートエージェントの評判やリクナビNEXTの評判についても詳しく記事にしています。気になる方は合わせて読んでください。

CMもよくやっているので、「まだ、ここにない、出会い。リクルート」というフレーズに見覚えがある人も多いのでは?
リクルートダイレクトスカウトのサービス概要
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートの中でも、ハイクラス・エグゼクティブに特化した転職サービスです。

2021年11月22日より、全国でテレビCMの放映を開始しており、サービス名を聞いたことがある人も増えていると思います(俳優の松坂桃李さんが出ていますね!)。
レジュメを登録するだけで、企業からの直スカウトや4,300名以上(2022年5月時点)のヘッドハンターからのスカウトを受けることが出来ます。
ちなみに、サービスの開始は2014年で、最初は『CAREER CARVER(キャリアカーバー)』という名前でした。2021年11月1日に今のサービス名である『リクルートダイレクトスカウト』へ名前を変更しています。
また、元々は、ヘッドハンターからのスカウトのみでスタートしましたが、2021年8月に、それに加えて、企業からも直接スカウトを受けられるサービスを新たに開始し、より多くの求職者と企業の出会いを創出することを目指しています。
リクルートダイレクトスカウトのいい口コミ
それでは、さっそく、口コミを見てみましょう。
中小下請けの経験しかないけどちゃんとした企業からも普通にオファーが来た
高い確率で書類選考通過する案件をくれた
ヘッドハンティングのお誘いが多くなってきた

ハイクラス向けながら、ハイクラスに該当しなくても経験によってはスカウトを受けれる様ですね。
ハイクラスはもちろんのこと、ミドル層の方でも登録しても良いかもしれません。
リクルートダイレクトスカウトの悪い口コミ
次に、悪い口コミを見てみましょう。
メール配信に具体的な企業名と収入額が書かれてないからクリックする気にならない
電話がかかってきた
あまりいいスカウトが来なかった
返信しないとリマインドメールがすごいくる

経歴によっては、スカウトメールが全然来ず登録した意味がない場合もあります。
また、返信したスカウトから、積極的に連絡がきてびっくりした人もいるようですが、スタートはメッセージでのやりとりですので、あまり心配する必要は無いでしょう。
20代でもっとスカウトが欲しいという人は、若手ハイクラス転職のVIEWに登録をしてみてもいいかもしれません。
リクルートダイレクトスカウトが選ばれる理由やメリット
自分に合う担当コンサルタントを選べる
普通、転職エージェントに登録する場合、「エージェント会社を選ぶ」→「登録」→「担当コンサルタントから連絡が来る」という流れで、どんな人が担当に付くのかはわかりません。
一方、リクルートダイレクトスカウトの場合、まず担当コンサルタントから連絡が来て、利用するかを決める流れになります。
コンサルタントのプロフィールや経歴を見ながら、自分の好みや希望に合ったコンサルタントを選ぶことができるので、担当者と相性が悪くてストレスになったり、転職活動のやる気を削がれることが無いでしょう。
好条件の求人が多く、年収アップが期待できる
リクルートダイレクトスカウトは、年収800万円〜2,000万円の求人が多数紹介されます。
また、こういったハイクラス求人は、有名企業やホワイト企業も多く、労働環境や諸条件が整っていることが多いです。
そういった求人なので、好条件への転職や、年収アップの転職を叶えやすいと言えます。
登録して待つだけで、思わぬ求人に出会える
リクルートダイレクトスカウトの特徴は、「登録して待つだけ」。登録をすれば、企業やエージェントから、スカウトが送られてきます。
スカウトを見るなら、自分で検索するのと一緒と思いがちですが、自分で検索すると、自分の勝手な思い込みで条件を絞ってしまうので、いい求人を見逃すことも多いです。
一方、相手側からのスカウトは、そういった自分の勝手なフィルターを介さず、求人を見ることが出来るので、思ってもいなかった業界の求人に出会ったり、自分には高望みだと思って除外していた求人が意外と射程圏内だと分かったり、思わぬ出会いが期待できますよ。
リクルートダイレクトスカウトを利用する上での注意点やデメリット
市場価値が低いとスカウトが来ない
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けのサービスということもあり、市場価値が低いと、スカウトがあまり来ず、転職活動が広がらないことがあります。
現在の年収が400万円以下の場合や、しっかりと書ける経歴がない人は、他のサービスを利用する方が良い転職活動が出来るでしょう。
ただ、(スカウトが来ないことも含めて)自分の市場価値を知るという意味では、登録する価値はあるでしょう。自覚をする意味でも、とりあえず登録してみるのも良いかもしれません。
人によっては「市場価値が低いと思って登録したけど、意外とスカウトが来て、案外、市場価値が高かったんだと知れた」という嬉しい期待外れもあるかもしれません。
20代でリクルートダイレクトスカウトでスカウトが全然来ないなら、VIEWに登録してみましょう。
VIEWは、若手のハイクラス転職を謳っており、20代向けの求人が多く、若手ならこちらの方がよりスカウトを受けやすくなっています!
専属のコンサルタントはつかない
普通の転職エージェントの場合、サービスに登録すると、担当コンサルタント(キャリアアドバイザー)が付き、向こうから積極的に連絡をくれて、転職活動のサポートをしてくれます。
しかし、リクルートダイレクトスカウトでは、そういったコンサルタントが付くわけではないので、自分で主導権を持って進めていく必要があります。
(リクルートダイレクトスカウトのスカウトから、自分でコンサルタントを見つけてサポートしてもらうことは可能です)
未経験でのチャレンジは厳しい
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けの転職サービスですので、即戦力を期待されている求人がほとんどです。
基本的には、経験者を探しているので、「社会人経験がほとんどない」人や、「心機一転、未経験職種に行きたい」人には、あまり向かないでしょう。
(これまでの経験を生かして、同じ職種で新しい業種に転職、というのはもちろん大丈夫です)
キャリアをゼロからスタートさせたい人は、他の転職エージェントに相談しましょう。
キャリアチェンジをしたいなら、キャリアチェンジの相談会も積極的に開催している、マイナビエージェントがおすすめ。
初めての転職や20代の転職に強く、他の大手エージェントと比べて転職初心者に優しいサポートが期待できます。
リクルートダイレクトスカウトに登録して会社にバレない?
リクルートダイレクトスカウトに登録しても、自分の会社にバレることはありません。
バレない仕組みとして、特定の会社には情報を開示しない設定が出来ます。自分の会社はもちろん、親会社やグループ会社などを非公開設定にしておけば、自分の情報が見られる心配がありません。
また、登録しているレジュメの内容は、リクルートダイレクトスカウトに登録しているすべてのヘッドハンター・企業に公開されますが、 個人を特定する情報については匿名状態で表示されますので、登録しただけでは、あなただということは分かりません。
但し、経歴やアピール欄などに、自分だと特定出来てしまう固有名詞や情報を入れてしまうとバレる可能性がありますので、自由記述の文章には気をつけましょう。
リクルートダイレクトスカウトの仕組み
リクルートダイレクトスカウトに登録すると、個人を特定する情報を匿名化したレジュメがヘッドハンターや企業に公開されます。
ヘッドハンターや企業が気になれば、スカウトを受け取ることが出来ます。

公式サイトより
選考が進み、内定が決まると、企業側がリクルートダイレクトスカウトに報酬を支払う為、求職者の私たちは、リクルートダイレクトスカウトに費用を払わず、タダで利用することが出来ます。
まとめ:リクルートダイレクトスカウトの評判口コミと注意点
いかがでしたか。リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けの転職サービスです。
自分に合うコンサルタントを選ぶことが出来ますし、企業に直接オファーをもらえるチャンスもあります。
ハイクラス(少なくともミドルクラス)でないと、スカウトが来ない可能性はありますが、市場価値を測る目的で登録してみるのも良いでしょう。
「転職は、仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職は、次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用(転職)は、いつ求人が出てくるか分かりません。
しかも、条件のいい求人は、すぐに埋まってしまいますので、求人が出たタイミングに、速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、タイミングを逃したものを後から取り返すことは出来ません。
希望に合う求人が出たら、すぐに紹介してもらえる状況を作る為にも、エージェントに登録を済ませて、希望を伝えておきましょう。
リクルートダイレクトスカウトは、登録するだけで、リクルーターや採用担当者からスカウトが届くので、転職はしたいけれど、なかなか時間を割けない人にぴったり。
ハイクラスの求人が中心なので、リクルートエージェントと比べて、年収アップやエグゼクティブへの転職が叶いやすいです。