マイナビエージェントの初回面談の流れについて、実際にマイナビエージェントを利用している筆者が解説していきます。
✔︎ マイナビエージェントの初回面談で何を聞かれる?
✔︎ マイナビエージェントの初回面談の流れは?
※内容は、担当アドバイザーや面談者によって、内容は変わることはご了承ください。一例として、読んで頂ければ幸いです。

新卒採用と違い、中途採用はポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
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希望に合う好条件求人が出たらすぐに紹介してもらえるよう、今のうちにエージェントに登録を済ませ希望を伝えておきましょう。

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マイナビエージェントの面談までの流れと準備
マイナビエージェントに登録すると、すぐに面談の日程調整の電話がありました。
面談の希望日を聞かれ、その場でアドバイザーさんの予定を確認いただきながら、日程を確定をしました。
蛇足ですが、この電話を下さった方は、日程調整担当の方なのか、実際の面談の方は別の方でした。
面談は、「電話」か「Web会議」か選択できました。
Web会議の方が、顔を見ながら話せるので、お互い雰囲気が伝わりやすいかなーと思い(1時間知らない人と電話/音声だけって辛いなーというのもあり)、私はWeb会議を選択しました。
電話を切ると、ショートメッセージで「○月○日○時で確定しました。メールをご確認ください」的な内容のメッセージが届きました。
その後、Web会議の詳細は、担当のアドバイザーさんからメールで届きました。
Web会議のURLが送られてきましたが、Web会議はTeamsとのこと。
私はTeamsを利用したことがあったのでアプリをダウンロード済でしたが、使ったことがない人は事前にダウンロードをしておく必要があります。
メールには、面談までに履歴書と職務経歴書を作成しておくことが望ましい、という記載がありましたが、私は忙しくて事前に準備出来ず、手ぶらで面談に挑みました(苦笑)。
マイナビエージェント面談日当日
当日、久々のTeams利用で接続に戸惑ってしまいました。
開始時間を過ぎて少し経つと、心配されたのか電話がかかってきました。
忘れてる場合やログインがうまく出来なくてサポートする為だと思うので、電話がかかってきても焦らなくて大丈夫だと思います。
その後、うまく接続できたので、画面をつけてテレビ電話。
アドバイザーさんは、出社されているようで、個室に居ると言っていましたが、「社内の感染防止対策でマスクはつけたまま失礼します」とおっしゃっていました。
今の時代、マスクは当たり前かもしれないですが、個室に一人の電話会議でも、マスクをつけないといけないって、暑いし大変ですよね(お疲れ様です)。

申し込んだ理由と転職への想い
最初に「今回申し込んだきっかけや理由、そしてなぜマイナビエージェントを選んだのか」を聞かれました。
転職を考えている理由や背景などをここで説明してもよいと想います。
「申込みの時に、○ヶ月後ぐらいに転職を考えていると回答されてましたが、何か理由がありますか?」とも質問されました。
向こうも、どれぐらいのスパンで転職を考えているかに合わせて、話をしたいと思うので、ざっくばらんに回答しました。
あとは、「社内でのキャリアチェンジの可能性」についても聞かれました。
ジョブローテーションで、他の部署にいく道が備えられている会社さんも、最近は多いですよね。
会社を変えるというのは、挑戦でありリスクであるので、もし自分の希望に合う仕事やキャリアが社内であるのであれば、そこにまずチャレンジしてみるのがいいんですかね。
アドバイザーさんとしては、社内での部署異動では叶えられない希望や不満を聞きたかったのかな?

今の仕事で不満な点
次に、今の仕事で不満に思っていることを聞かれました。
これは、仕事内容でもいいですし、労働環境、例えば残業が多すぎるなど、でもいいと想います。
給料をもっとあげたい(給料が上がらなくて不満)とか、評価に関することもあると思いますし、結婚や家族のことなどライフスタイルの変化で今までと希望の条件が変わったというパターンもあるかと思います。
何を大事にしているかを知ってもらうと言う意味でも、遠慮せずに現状の不満や解消したい希望については、細かくお伝えしました。
総合職だからかこういう性格だからか、「もっと権限がほしい、というのはないですか?」とかも聞かれましたね。

希望する条件
不満改善したい項目を一通りお伝えしたら、今度は希望する条件を聞かれました。
仕事内容のこと、勤務時間のこと、通勤時間のこと(というか、在宅ワーク最高と思っているのでリモート希望!)などを中心にお話しました。
アドバイザーさんから「転勤は?」と聞かれて、おお、転勤なしも希望条件だと気がつきました。
結婚していて相手も仕事をしていると、そちらの通勤のこともあるから、引っ越しNGですよね。
まぁでも、最近は女性側の方がバリキャリで奥さんの転勤に旦那さんがついてくるパターンもあるでしょうし、人によっては家族がいても単身赴任OKという人もいますからね。
自分が気づいてない、無意識下の必須条件を質問して気付かせてくれるのは、ありがたいですねー。

希望年収と下限
希望の年収も聞かれました。
最初の申し込みの時に、一応記載はしていますが、改めて聞かれました。
基本は、今の年収をベースに話す形になると思うので、現状維持とか今よりどれぐらいアップという言い方の人が多いと思いますが、すごく上を目指す場合は、その理由や根拠もお伝えした方が、現実を知らないドリーマーと思われなくていいかもしれないですね。
人によっては、年収は下がってもいいので、他の○○の条件を上げたい、という人もいるかもしれないです。最近よく言われるワークライフバランスというやつですね。
他にも、ライフステージの変化や家族の都合で、他のことを優先させたい場合もあると思います。
そういう人にとってとても大事な質問が「希望年収の下限はいくらですか?」。
多少下がっても、というのが数十万円レベルなのか、はたまた100万円単位で下がっても優先したいことがあるのか、は紹介する側からはとても大切な情報です。
転職者側の転職後の満足度(というか後悔?)にも大きく関わる質問だと思うので、ここは事前によく考えておいた方がいいと思います。
年収は下げれば下げるだけ、選べる求人数は増えるだろうし、転職のハードルは下がるけれど、給料が下がるということはほぼ必然的に生活水準が下がるので、転職後やっぱりこんなはずじゃなかったと後悔する可能性が増えます。
年収を一度下げるとなかなか同じ水準に戻す転職はハードルがめっちゃ上がるので、年収を下げることを選択肢に入れている人は、どこまで許容できるか、慎重に検討して下さいね。

旦那の収入と希望
これは、意外な質問(全然想定してなかった質問)ですが、確かに重要だなと思った質問です。
それは、「旦那さんの収入はいくらぐらいですか?旦那さんは、あなたが働くことに対してどう思っていて、どういう希望(条件)を持っておられますか?」というもの。
今は、共働きが多く、自分の収入単体より、世帯収入という考え方も大事ですもんね。
私はフワッとだいたい何百万円、程度のレベル感で伝えましたが、それで十分なんじゃないかな?(知らんけど)
また、今の時代って過渡期で、旦那さん側の奥さんに対するキャリアの考え方って結構ピンキリなので、聞いておくんだなーと思った。確かに
・家事や子育ては基本奥さん任せ。それが出来る前提で仕事をしてほしいと考える人
・今の時代、男一人で家族を養うのは大変だから、奥さんにも頑張って働いて欲しいと思っている人
・奥さんにもどんどんキャリアを積んで頑張って欲しいと思っている人
・本音は家に居てほしいけど、働きたいことを尊重して見守ってくれている人
といった感じで、自分の周りでも考え方に差があるよなーと思うトピックではある。
転職の時(キャリアを考える時)には、家族の考え方もきちんと把握しておくって、大事なんだなーと改めて思いました。
チャンスがあれば、家族とちゃんと話し合って認識合わせ出来てると最高だよね。

住まいの状況
そんなことも聞くんだーと思った質問の一つが、「持ち家ですか?賃貸ですか?」。
え、初対面の転職エージェントの方にそんなことも聞かれるの?え、家でも売りつけられる?とか一瞬ひるんだけれど(笑)、そうではなくて、家賃補助が手厚い会社もあるので、それが響くのかを知りたかった模様。
それに関しては「世帯主は旦那さんですか?」とも聞かれたな。
家賃補助は、世帯主にしか適用されないことが多いので。
多くのご家庭では、旦那さんやお父さんが世帯主になっていると思いますが、世帯主なんて、ある意味書類上のもので、極論特に意味がないので、家賃補助が貰えるのであれば、奥さんや子どもを世帯主にしても問題ないと思います(問題あったら誰か指摘して!)。
条件は会社によって違うので詳細は会社に確認すべきですが、別に年収が一番高い人が世帯主でないといけないという法律はないと思うので(だって、明らかに奥さんが稼いでいても旦那さんが世帯主ってあるでしょ!)、柔軟に対応すればいいのかなと個人的には思います。
私の知り合いでも、旦那さんの会社は補助がなく、奥さんの会社は家賃補助がしっかりつく会社だったので、奥さんを世帯主にしていますね。
なので、世帯主について聞かれ時、もし旦那さんが世帯主である必要性がないのであれば、世帯主に変えてもいいと思っていると伝えてもいいかもしれないですね。

残業について
最後に、「残業はどれぐらいまで大丈夫か?」を聞かれました。
家族がいると、特に子育て世代だとめちゃめちゃ重要なトピックスですね。
平常的にどれぐらいまで許容出来るかや、繁忙期がある仕事はどうか?という観点で考えるといいと思います。
残業に関しては、求人票に「残業月○時間」と記載されていることが多いので、それを日数で割ると、だいたいの平均残業時間が分かると言われました。
実情本当にそうなのかは、会社によるでしょうけど(爆)。
まぁ、ひとつの指標にはなると思いました。

おすすめの求人紹介
こちらの希望や背景をお話が一段落したところで、アドバイザーさんがお話するターン。
私の背景や希望に合いそうな求人は、どういったものがあるのか紹介して下さいました。
もし事前に履歴書や履歴経歴書を送っていれば、具体的な求人を見せてくれるのかもしれませんが、私の場合はそこをサボってしまったので、口頭ベースでのご紹介。
業界のことや職種のこと、色々質問しましたが、丁寧に教えてくれました。
私は普通の質問以外にも、希望条件の優先度を変えるとどうか、とか、こういう条件だとどうか、といろんなパターンについても聞いてしまいまいました。
アドバイザーさんからは「最終の優先順位は求職者さんの希望に従いますが、こちらの場合はこういう難しさがあり、こういう場合はここはいいけどこういう課題があります」と具体的にアドバイスをしてもらえたのはすごくよかった。
プロの目から見るとある程度パターンがみえると思うけれど、こちらからするとどこが重要なポイントになるかや、何を重視するのがいいのかの判断がつきにくいので、自分の場合どうなのかを個別にアドバイスもらえるのは、個人面談の良さですよね(自分に合う条件を、ネットで情報集めるのも大変なので)!
口頭ベースでの紹介の中で、興味のあるなしをお伝えした所、その情報も加味しながら、具体的な求人を探して送ります、とのことでした。
面談は1時間の予定でしたが、私が質問しまくるので1時間ちょっとになってしまいました
(逆に、向こうが時間を気にして、1時間経ったところで、「時間大丈夫ですか?」と聞いてくれました)。

面談の感想
私は、同世代の方が担当だったこともあり、しゃべりやすかったです。
おっとりした方で、話をよく聞いてくれましたし、一方で、質問したことには結構的確に答えてもらえてたので、満足感が高かったです。
「転職第一主義」「何がなんでも転職したほうがいい」みたいなガツガツした感じは一切なく、初回面談はキャリア全体を考える、といった中立的な雰囲気で話をしてもらえたのはよかったですね。
目の前の転職だけでなく、自分のキャリア全体や家族全体にとっての人生プランを考えるいい機会になりました。
転職を少し考えている、キャリアについて悩んでいる人は、ぜひマイナビエージェントの無料面談で相談してみてはどうでしょうか。

マイナビエージェントの面談後の流れ
求人が送られてくる → 求人○✕判断 → 電話で方向性確認 → 応募
面談が終えると、すぐに私に合いそうな求人が10件ほど送られてきました。
まずは、これをチェックして、どの求人に興味があるかを返信して下さい、とのこと。
マイナビエージェントのWebサイトにいくと「応募」「辞退」「興味あり」を押すボタンがあるので、そこでサクサクと分類するといいそうです(応募を押しても、自動で応募される訳ではないそうで、安心してポチポチしてOKとのこと)。
また、履歴書や職務経歴書を出してない人は、面談した週末にでも作成しましょう。
応募にも必要ですし、添削の必要があるかもしれないので、余裕を持って作成した方がいいですね。
翌週に、もう一度電話を頂き、求人を見た感想や応募の方針について話をしました。電話自体は10分程度でした。
このあとは、応募ボタンをおした求人の中から、実際に応募する企業を絞り込み、応募・面談と進んでいきます!

まとめ:どんな転職をしたいか、どうキャリアを作りたいかを素直に話せばOK
いかがでしたか。マイナビエージェントの初回面談のイメージはなんとなく掴めましたでしょうか。
もちろん、面談の質問や内容は、アドバイザーさんによっても変わりますし、あなたが何を話すかによっても、大きく変わってくると思います。
基本は、どんな転職をしたいのか、どうキャリアを作っていきたいと思っているのかをありのままにお伝えすれば、初回面談は花マルだと思います。
最初の一歩は、面倒くさかったり、気が乗らなかったり、億劫だったりしますが、動き始めてみると、視界が開けて、世界が動き始めます。
あなたのキャリアが、そして人生が、素敵なものとなりますように!
「転職は仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職は次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用はいつ求人が出るか分かりません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので出たら速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。
希望に合う好条件求人が出たらすぐ紹介してもらえるよう、エージェントに登録を済ませ希望を伝えておきましょう。