この記事では、転職プラットフォーム「ビズリーチ」の特徴や評判について、中小企業から大手企業へステップアップ転職の経験がある筆者が解説していきます。
✔︎ ビズリーチって、評判や口コミはいいの?
✔︎ ビズリーチの強みや弱みって何?
✔︎ ビズリーチへの登録には、年収制限があるって本当?
中途採用は、新卒採用と違ってポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まってしまいますので、求人が出たら速やかに応募する必要があります。
希望に合う求人が出たらすぐに紹介してもらえるように、今のうちにエージェントに登録を済ませ、希望を伝えておきましょう。

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ガツガツしていないので、具体的な転職の相談だけでなく、キャリア全体の相談や、転職のタイミングの相談などにも、丁寧に乗ってもらえる印象です。
ビズリーチ(BIZREACH)ってどんな会社?

ビズリーチ(BIZREACH)は、株式会社ビズリーチが提供するサービスです。
株式会社ビズリーチは、2009年創業。ビジョナル株式会社100%出資の会社なのですが、このビジョナルは、2021年4月に東証マザーズに上場を果たし、初値ベースの時価総額が2500億円を超え、国内企業では2021年で初めてのユニコーン(企業価値10億ドルを超える未上場企業)の上場ということで、話題になりました。
株式会社ビズリーチの事業内容は、インターネットを活用したサービス事業です。
ここで取り上げるビズリーチという、即戦力人材と企業を繋ぐ転職サイト以外にもいくつかのサービスを展開しています。
・即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」
・挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」
・人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」
・OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」
学生が先輩に話を聞ける「ビズリーチ・キャンパス」、社会人になって転職を考えたら若いうちは「キャリトレ」、ある程度キャリアを積めば「ビズリーチ」といった形で、その時々の自分の状態に合わせて、学生からシニアまでサポートしてくれるサービスが揃っています。

年収制限があるって本当?
ビズリーチは、年収制限があるとは明言されていません。しかし、年収が低いと、登録の審査に通らない可能性が高いです。
ビズリーチは、ハイクラス人材や専門性のあるプロフェッショナル(管理職や技術職、専門職)を得意としており、ある程度のキャリアを積んだ人をターゲットとしています。
600万円以上の求人がメインであり、400万円以下の求人は少ないので、400万円以下だと厳しいと思われます。
ビズリーチが難しそうなら、求人数業界トップクラスのリクルートエージェントに登録しましょう。

リクルートエージェントは、カバーしている領域が広く、年代や地域、業界職種関係なく求人を紹介してもらうことができます。
求人の数が多いだけでなく、転職者支援実績No.1!転職活動をするなら、登録しておいて間違いがないエージェントです。
登録も利用も無料ですし、合わないと感じたり転職活動を辞めようと思ったら、すぐに退会できるので、安心して登録してくださいね。
ビズリーチってどんなサービス?特徴や強みは?
ビズリーチと聞くと、「こんな逸材、どこで・・・」「ビズリーーチ!」というセリフだけが頭の中をこだまして、逸材を見つけてくれる人材サービスだろうと想像はつくものの、特徴についてわからない、という人も多いと思います。
そんなビズリーチの特徴や強みをいくつかあげてみます。

ハイクラス人材に強い
ビズリーチは、ハイクラスの転職サイトと銘打っています。
ですので、管理職やスペシャリスト、グローバル人材向けの求人を多く掲載しています。
求人を見ると、年収2,000万円の求人や海外勤務の求人など、ハイクラスな求人を確認することができます。
1,000万円以上の求人が1/3以上を占めるそうで、即戦力を売りにしているだけあるなと感じます。
企業規模は、スタートアップから大企業まで様々。
割合でいうと、100人以下の企業が45%、101-500人の企業が32%、500人以上の企業が23%という形になっています(2021.1時点)。
実は、ビズリーチ、登録に審査があります。誰でも、登録できるわけではないんです。
そうやって登録者(求職者)が厳選されている為、企業側やヘッドハンター側も、一定レベル以上の人しかいない前提で、より興味をもってチェックしたり、スカウトを送ってくれるのはいいですね。
既にハイクラスな方はもちろんですが、ハイクラスを目指している中堅の求人も多いので、ハイクラスへステップアップを目指している方は、ビズリーチに登録をしてみてください。

会員数94万人以上、ヘッドハンターも1700名以上いるビックプラットフォーム
ビズリーチは国内最大級の転職サイトと言わています。
登録会員数は94万人以上、しかも、毎月、51,000人以上の人が新規で登録しているそうです。
伸び率がすごいですね。
採用企業者数も15,500社以上、ヘッドハンターは1,700名以上登録されており、大きなプラットフォームに育っています。
求人登録者も、企業も、登録数が多いこともあり、業種としては、メーカー、IT・ネットワーク、流通、小売・サービス、金融、職種では、営業、管理職、経営企画・マーケ、IT・ネットワークを中心に、幅広い業種・職種の求人が集まっています。
ビズリーチは転職サイトではあるのですが、転職サイトと聞いて「求人を検索できるサービスね」、と思ったあなた、全然ビズリーチの良さを理解していません。
よくある転職サイトの様に、求人を検索することも、もちろん出来るのですが、加えて、企業やヘッドハンター(転職エージェント)から「スカウト」を受け取ることが出来ます。
企業だけでなく、ヘッドハンター(転職エージェント)からも連絡が来ます。
これのメリットは、あなたの業種や職種、地域などに強みを持っているヘッドハンター(エージェント)が声をかけてきますので、あなたにマッチする転職エージェントを見つけることが出来ます。
様々なエージェントに自分から登録するのも大変ですし、地域ごとや業界・業種ごとに強みを持っている小さなエージェントを自力で見つけるのは大変なので、向こうからこちらを探してもらえるのは、ありがたいですね。
他の転職サイトは、自社やグループ会社の転職エージェントに登録することはできても、様々な転職エージェントと接触できる転職サイトは、あまりありません。
あっても、ここまで多くのヘッドハンター(転職エージェント)が登録しているサイトはないでしょう。
企業とあなたを繋ぐだけでなく、転職エージェントとあなたも繋ぐ、まさに転職プラットフォームを提供しているのが、ビズリーチと言えます。

転職エージェントを持たず、企業・ヘッドハンターと繋ぐことに特化
ビズリーチは、創業者の南壮一郎氏が、企業と求職者を直接つなげるというアイデアで創業しています。
その為、普通の転職エージェントの様に企業と求職者の間に入るのではなく、このビズリーチのプラットフォーム上で、企業と求職者が直接つながれるのが、ビズリーチの大きな特徴の一つといえます。
求人への応募や、企業やヘッドハンターからスカウトへの返信を通じて、企業やヘッドハンターと直接コンタクトを取れる仕組みになっています。
企業も求職者も、直接コンタクト出来るので、スピード感がでますし、採用担当者や役員の方と直接やりとりすることで、効率的に、転職活動を進めることが出来ます。
また、自社ではキャリアアドバイザー人材を持たず、登録されたヘッドハンター(転職エージェント)と求職者が繋がれる、というのも特徴的ですね。
普通、転職エージェントに申し込むと、エージェント側が勝手にあなたの担当者(キャリアアドバイザー)を決めますが、ビズリーチだとスカウトを送ってくれた複数のヘッドハンターとやり取りが出来るので、相性の良さそうなヘッドハンター、自分に合うヘッドハンターを見つけることが出来るでしょう。
国内だけでも転職エージェントは山のようにあるので、どの転職エージェントに申し込むか迷って決めきれない場合は、ビズリーチで相性の良さそうなヘッドハンターを探すのもひとつの手です。
スカウトを受け取るには、ビズリーチでレジュメ登録をしてください。ビズリーチへの登録申込は、公式HPのこちらから。

市場価値を知ることが出来る
ビズリーチでは、企業やヘッドハンターから「スカウト」を受け取ることが出来、また、直接やりとりが出来るとお伝えしました。
実はこのやりとりが、市場価値を知るミソなのです。
企業やヘッドハンターは、あなたの登録した情報(レジュメ)を見て、スカウトメールを送っています。
スカウトが来ただけだと、何に魅力を感じているかはわかりませんが、返信をして、どの経験やスキルに興味をもってスカウトを送ってくれたのか、を聞くことが出来ます。
複数の企業やヘッドハンターと、面接以外に直接やりとりすることで、より客観的なあなたの価値を知ることが出来ます。
自分の強みや今のポジションが適切かを見直し、正しく把握するよい機会になるでしょう。
特に、もっと精度の高い「プラチナスカウト」は必見です。こちらは、大量に送られる普通のスカウトと違って、あなたの職務履歴書をよく読んだ上で送られる、まさに”プラチナ”なスカウトメールになります。
どういったプラチナスカウトが来ているかを見るだけでも、あなたの立ち位置や市場感を掴むことが出来ますし、やりとりをすれば、更にあなたの強みを正しく把握することができます。
また、ビズリーチのヘッドハンターは、ランク分けがされているのですが、高いランクのヘッドハンターからスカウトが来た場合はチャンス!
メールのやりとりだけでなく、直接話す場を設けて、あなたのスキル・経験がどう生きるか、今の市場で何が求められ、何が強みになり、何が自分に不足しているかを確認することも出来ます。
現状を正しく把握すれば、打つ手も決まり、日々の仕事や活動でも意識して取り組むことが出来て、いいですね。
転職をしたい人も、今は転職するつもりはないけれど自分の市場価値を知りたい人も、まずはビズリーチに登録&レジュメ登録しましょう。

ビズリーチに向かない人は?
専門性や即戦力がない人や年収が低い人
ビズリーチは、先ほども書いたように、ハイクラス人材や専門性のあるプロフェッショナル(管理職や技術職、専門職)を得意としています。年収で言うと、600万円以上の求人が多くなります。
専門性がない人や、現在年収が400万円以下の場合、応募できる求人がほとんどないでしょう。
(そもそも、登録の審査が通らない可能性も高いです)
専門性がない人や、現在の年収が低い場合、マイナビエージェントなど、幅広い層の求人を持っている転職エージェントを利用しましょう。
ビズリーチの口コミ・評判は?
ビズリーチの口コミや評判はどうなのでしょうか。
ビズリーチのいい口コミ
ビズリーチは、求人の多さだけでなく、使いやすさを挙げている人が何人もいました。
担当がついてくれる転職エージェントとは違って、自分が主体的に動く必要がある転職サイトでは、使いやすさは、結構重要ですね。
他にも、特徴である、ヘッドハンター(転職エージェント)を見つけるのに活用している声も多く見られました。
ビズリーチの悪い口コミ
一方、ネガティブな意見としては、登録すると電話がかかってくる、という声がちらほら見られました。
ビズリーチでは、登録すると最初にビズリーチから使い方の説明の電話がかかってくるようです。
しかし、売り込みの電話ではありませんし、かかってくるのも最初だけで、何度もかかってくるものではありませんのでご安心ください(私は電話がかかってきたか記憶がないぐらいです)。
その後のやりとりは基本的にメッセージがメインとなります。
人によっては、スカウトメールがジャンジャンくるので、メールが多すぎるという口コミも複数見られました。
気になる方は、メールの設定は解除し、アプリかサイトからメッセージを確認する様にした方がいいですね。
電話でいうと、やりとりをしたヘッドハンターにはあなたの情報が開示される為、しつこいヘッドハンターだと鬼のように電話をしてくる場合があります。
電話が困る場合は、メッセージでのやりとりを希望する旨を伝えれば、大丈夫です。
まとめ
ビズリーチは、サイトを作っている人が「週3休みなのに年収1000万円越え」といった優秀エンジニア達が集まっているので、サイトが使いやすいという声が多く聞かれるのが納得!でした。
また、企業を探すだけでなく、ヘッドハンター(転職エージェント)とも出会うことが出来ます。転職でステップアップしていきたい人は登録していいヘッドハンターと出会いましょう。
今すぐ転職をしなくても、将来転職を考えているのであれば、市場価値を理解する目的で、スカウトを待ってみるのもよいでしょう。
「転職は、仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職は、次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用(転職)は、いつ求人が出てくるか分かりません。
しかも、条件のいい求人は、すぐに埋まってしまいますので、求人が出たタイミングに、速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、タイミングを逃したものを後から取り返すことは出来ません。
希望に合う求人が出たら、すぐに紹介してもらえる状況を作る為にも、エージェントに登録を済ませて、希望を伝えておきましょう。

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