この記事では、転職エージェント「イーストウエストコンサルティング(EWC)」の特徴や実際に利用した声をまとめています。
✔︎ イーストウエストコンサルティング(EWC)って、評判や口コミはいいの?
✔︎ イーストウエストコンサルティング(EWC)で、気をつけるべき注意点は?
✔︎ イーストウエストコンサルティング(EWC)ってしつこいの?
そういった疑問にお答えすべく、中小企業から大手企業へステップアップ転職の経験がある筆者が、イーストウエストコンサルティング(EWC)について、解説していきます。
中途採用は、新卒採用と違ってポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まってしまいますので、求人が出たら速やかに応募する必要があります。
希望に合う求人が出たらすぐに紹介してもらえるように、今のうちにエージェントに登録を済ませ、希望を伝えておきましょう。

今すぐ転職活動しなくても、数を見ておく事で企業選びの目が養われ、いい求人を逃しにくくなります!
イーストウエストコンサルティングは、エグゼクティブ求人&外資系企業に強い会社ですが、求人数はそこまで多くありません。
外資系企業に転職したいなら、JACリクルートメントがおすすめ。筆者も利用しています。

JACリクルートメントを勧める理由は・・・
✔︎ 外資系企業に強く、ガチの外資系から、なんちゃって外資系まで求人が幅広い
✔︎ コンサルタントが日本人で、日本語で対応してもらえる
✔︎ コンサルタントのハズレが少なく、しつこくないので気軽に相談できる
目先にガツガツしてないので、具体的な転職相談だけでなく、キャリア全体や転職のタイミング等の相談も丁寧に乗ってもらえる印象です。
【結論】イーストウエストコンサルティングに向く人はこんな人
まずは、結論から。イーストウエストコンサルティングをぜひ利用した方が良い人は、こういう人です。
なぜそう言えるのか、評判やメリット・デメリットは、この後しっかりお伝えしていきます!
イーストウエストコンサルティング株式会社の概要
イーストウエストコンサルティング株式会社は、1987年3月19日設立の、日本最大級のエグゼクティブサーチファームです。
30年以上の歴史を持ち、ハイクラスの転職を長く支援してきました。
社長は、日本人ですが、外国人の従業員が多く、働いている人の口コミに「海外で働いている様だった」と書かれる程。
外国人担当者の場合、バイリンガルで日本語OKの方もいますが、英語しか出来ない方もいます。
英語力が問われる求人も多いので、求職者の英語力を確認するため、英語でリクルーティングしている側面もあるかもしれません。
扱う求人には、リテーナー型と成功報酬型があります。リテーナー型で、内密な求人に対して、厳選したしかるべき候補者を紹介する、いわゆる”ヘッドハンティング”です。
成功報酬型は、転職エージェントと同じようなものだと思ってよいでしょう。スカウトメールなどで連絡が来るのは、後者だと思っておいたほうがいいでしょう。
基本情報
運営会社 | イーストウエストコンサルティング |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区紀尾井町4−1 ニューオータニガーデンコート23階 |
設立 | 1987年3月19日 |
公開求人数 | 48件(2023.03.17時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 確認中 |
拠点 | 東京、大阪 |
対応年代 | 確認中 |
業種・職種 | IT、消費財、金融、ヘルスケア、プロフェッショナルサービス、製造 経営者・役員、事業責任者、マネジャー、中堅、海外現地人材、弁護士、会計士・税理士、医師 |
利用料金 | 無料 |
おすすめ | 外資系 CxO バイリンガル |
公式サイト | https://www.ewc.co.jp/ |
イーストウエストコンサルティングってしつこい?
登録して、しつこくされたらどうしよう、と不安な方もいると思いますので、「しつこいか?」について、解説します。
電話勧誘
イーストウエストコンサルティングは、登録をしていなくても、ヘッドハンターが勝手に電話を掛けてくる場合があります。
多くの場合は、外国人コンサルタントで、急に英語で電話が来て、びっくりする人もいると思います。
電話勧誘については、きちんと断れば、”見込み無し”として、何度も同じ方から電話がくることは、ほばありません。
筆者も、電話を受けたことがありますが、丁重にお断りしたところ、すんなりそうですかと電話を切られ、その後しつこく電話がかかってくることはありませんでした。
但し、忘れた頃に、別の担当者から再び電話がかかってくることはあります(苦笑)。
面談をしたり、選考を進めた場合
次に、担当者と面談をしたり、選考を進めた場合をみてみましょう。
担当者によっては、自分の求人への応募を何度も積極的に推してくる方もいます。
また、内定が出てお断りした場合、何度もしつこく説得したり、プッシュしてくる場合もあります。
ただ、そういったしつこいという声も口コミとしては、多少あるものの、他の転職エージェントと比べて特段多いわけでもなく、担当者次第という印象です。
イーストウエストコンサルティングのいい口コミ
それでは、さっそく、口コミを見てみましょう。まずは、いい口コミから。
条件をきちんと理解してくれ、紹介求人も詳細にインプットしてもらえ、信頼できた

今回の転職活動において重視していることや条件面をお伝えしたところ、きちんと理解してくださり、また紹介求人に関するおすすめポイントは募集背景なども詳細にインプットとしていただき、信頼できるエージェントだなと思いました。
業界を熟知して、案件についても詳しく説明してくれた。面接対策も具体的なことまで話してくれた

迅速な電話面談で、有用なフィードバックを頂いた

Webエントリー後迅速に電話面談を実施させて頂き、有用なfeedbackを頂いた。
正直な話が聞けて評価が高い
おすすめ

いい口コミは、たくさん見られましたが、当たり障りのないコメントが多かったです。
他の転職エージェントとここが良かったと差別化出来るコメントはあまり見当たりませんでした。
イーストウエストコンサルティングの悪い口コミ
次に、悪い口コミについて見てみましょう。
自分の案件を多少強引気味に押し付けられた。担当者次第で、ほどほどのエージェント

面接の手配の仕方については、どこも大差ないと思います。単に調整窓口ですから。
転職者に対するケアは正直に言いまして、他のエージェントの方がよかったです。
ただし、これは担当者によるものが大きいので一概にEWCが他社より劣るとは言えません。
EWCは私が出したレジメを受け取っただけ、他者はクライアントが望む要望事項に関連することがよりよくわかるように事細かく指導してくれました。
また、当時私を担当したEWCの担当者は、自分の持っている案件を多少強引気味に押し付けるきらいがあり、その後はあまり連絡をしていません。
(中略)
私の印象ではEWCは、最上クラスのエージェントではありませんが、ほどほどのところでしょう。
老舗で悪名高い
何度も同じ転職先を紹介される。紹介情報を一元管理してほしい

この後、注意点でも記載しますが、イーストウエストコンサルティングは、コンサルタント同士の連携が取れておらず、複数の担当者にお世話になる場合は面倒臭さを感じるかもしれません。
また、ハズレの担当者に当たってしまうと、対応に気分を害することもありそうです。どの転職エージェントでも、担当者の当たり外れや、相性が出てくるので、複数の転職エージェントに登録して、自分に合う担当者を見つけるやり方が、成功の秘訣です。
イーストウエストコンサルティングが選ばれる理由やメリット
管理職レベル以上の求人に特化!外資系求人が多い
イーストウェストコンサルティングは、エグゼクティブサーチ会社ということで、管理職レベル以上の求人にフォーカスしている会社です。
また、求人は外資系企業が多いです。ほぼ、外資系企業の求人といっても過言ではないでしょう。
ですので、外資系企業の管理職やハイクラス転職をしたい方には、いい求人が見つかるかもしれません。
逆にいうと、日本企業はグローバル企業も含めほぼ無く、海外営業の求人なども少ないイメージです。
そういった企業や職種を希望される方は、別の転職エージェントを利用するほうがよいでしょう。
企業との深い結びつきがあり、極秘求人がある
日本最大級のエグゼクティブサーチ会社として、歴史もあり、知名度も高い企業です。
30年以上人と企業の最適なマッチングのみに特化してきたので、他の企業には到底真似の出来ないノウハウが蓄積されています。
概要でも少し書きましたが、紹介手数料は、成功報酬とリテーナーの両方に対応しております。
リテーナー型は、みなさんが想像する、ザ・ヘッドハンティングといった形で、企業が、オープンにはしたくないポジションや本当に重要なポジションの求人をお任せするのですから(そして報酬額も高いので)、信頼のおける企業でないとお任せしないでしょう。
リテーナー型の求人は、その人材会社のみにしか話を通さないことが一般的ですので、そういった極秘求人に出会うには、こういったヘッドハンティング会社に紹介してもらうしか道はありません。
こういった、普通の転職エージェントに流通しない求人に声をかけられる程のレベルの方にとっては、イーストウエストコンサルティングはとても価値の高いエグゼクティブサーチ会社に映るでしょう。
ただし、こういった極秘求人は、スキルや職歴から適任と思われないと声がかからないので、一般人からすると関係ない話でもあります(笑)。
イーストウエストコンサルティングを利用する上での注意点
成功報酬型の求人は、転職エージェントの域をこえない
リテーナー型の求人は、みなさんがイメージする”ヘッドハンティング”の様な形ですが、大半の求人は成功報酬型。こちらは、正直、他の転職エージェントとあまり変わりません。
恐らく、リテーナー型で紹介したいと思ってもらえる人材はひと握りで、殆どの人はこの成功報酬型の求人紹介になると思うので、”ヘッドハンティングされた”と浮かれない様にしましょう。
コンサルタント担当者間で情報が共有されない
転職サイトに登録すると、イーストウエストコンサルティングの方からスカウトメールが来ることがありますが、それらの活動は、コンサルタント同士で情報が共有されず、何度も同じ求人紹介のメールが来たり、経歴や希望を毎回何度も説明させられるはめに。
これは、自分の接触した求職者が他の担当者を通して内定が決まると、自分の成績に反映されなかったり、ボーナスが減ってしまうので、積極的に情報共有したくない心理が働くからだと思われます。
成果主義の会社なので、仕方ないかもしれませんが、利用者からすると、担当者ごとに同じ説明を何度もさせられるのは、たまったもんじゃないですよね(苦笑)。
仕方ないと割り切って、毎回、愚直にお話するか、社内共有をきちんとしてくれるエージェントに登録をするのがよいと思います。
ハズレの担当者に当たることもある
様々なコンサルタントがいますが、ハズレの担当者に当たってしまうと、対応が悪く、不満の残るものになります。
特に、イーストウエストコンサルティングは、外国人コンサルタントが多いと前述しましたが、英会話学校上がりの外国人も多いため、ビジネススキルを兼ね備えていない外国人担当者に当たってしまうことも。
確かに、コンサルタントの紹介ページを見てみると、日本人の多くは「前職では〜業界で〜な仕事をして」といった説明がありますが、外国人コンサルタントの多くは「来日して○年で〜」といった具合に、過去の職歴について触れられてない方が多いのが、個人的には気になりました。
担当のコンサルタントが、業界についての知識がなかったり、ビジネスマナーがなってなくて不快な気分にさせられたりするのは嫌ですよね。
また、いくら英語力が高かったりネイティブだったとしても、ビジネススキルやビジネスセンスがなければ、企業に響くアピールの仕方や、履歴書の添削がイマイチなものになる可能性が高いです。
サポートを受ける場合、自分が担当してくれるコンサルタントの経歴やビジネススキルもよく見ながら、見極めて頼るのが◎です。
また、新卒や転職してすぐで経験値が浅いコンサルタントや、質の悪いコンサルタントは、どの転職エージェントにもいるもの。
もし、登録してみて、担当者と相性が悪かったり、対応があまりに悪い場合、こればっかりは仕方がないと諦めて、担当者の変更を願い出るか、別の転職エージェントに登録し、相性のいいキャリアアドバイザーを見つけるのが良いでしょう。
気分を害する対応をしたり、相性が悪いのに、無理をして付き合い続ける必要はありません。
利用の流れ
1.コンサルタントからの連絡 or 登録
イーストウエストコンサルティングとのやり取りのスタートは、突然かかってきた電話や、ビズリーチなどの転職サイトでのスカウトメール、という方が多いのではないのでしょうか。
もちろん、コンサルタントから連絡が来たことがないが登録したい、という人の場合、自分発信で、登録することも出来ます。
公式サイトより
2.コンサルタントとの面談
コンサルタントと面談を実施します。以前は、オフィスで面談したり、会社の近くまでコンサルタントが来てくれてカフェで面談、というのも主流でしたが、昨今はオンライン面談が増えています。
また、時間がない場合は、電話での面談も可能です。
多くのコンサルタントの場合は、英語で面談することが多い様ですが、日本人や日本語が流暢な外国人の場合は、日本語で対応してくれる場合もあります。
面談では、あなたの職歴やスキル、キャリアの悩み、転職の条件や目指すものなどをしっかりとお伝えしましょう。
可能であれば、履歴書や職務経歴書を面談までに準備しておくと、話がスムーズに進みます。
3.求人への応募・面談
面談をもとに、コンサルタントがあなたに合う求人を紹介してくれます。
紹介された求人は、必ず応募しないといけない訳ではなく、興味がある求人のみ応募する形になります。もちろん、一件も応募しない(転職活動を進めない)という選択肢もありです。
4.内定・入社
内定が出たら、入社条件の確認を行ってくれます。
また、退職・入社から入社後までフォローしてもらえます。
まとめ
いかがでしたか。イーストウエストコンサルティングは、日本最大級のエグゼクティブサーチ会社です。
実際には、多くの方は、転職エージェントの様な形で利用することになると思います。
今のスキルを活かしてステップアップしたい人や、外資系企業へ転職したい人は、ぜひ、登録をしてみてください。
あなたにとって、素敵なキャリアが見つかりますように。
「転職は、仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職は、次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用(転職)は、いつ求人が出てくるか分かりません。
しかも、条件のいい求人は、すぐに埋まってしまいますので、求人が出たタイミングに、速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、タイミングを逃したものを後から取り返すことは出来ません。
希望に合う求人が出たら、すぐに紹介してもらえる状況を作る為にも、エージェントに登録を済ませて、希望を伝えておきましょう。
イーストウエストコンサルティングは、エグゼクティブ求人&外資系企業に強い会社ですが、求人数はそこまで多くありません。

外資系企業に転職するならJACリクルートメントがおすすめ。筆者も利用しています。
JACリクルートメントを勧める理由は・・・
✔︎ 外資系企業に強く、ガチの外資系から、なんちゃって外資系まで求人が幅広い
✔︎ コンサルタントが日本人で、日本語で対応してもらえる
✔︎ 担当者のハズレが少なく、しつこくないので気軽に相談できる
ガツガツしていないので、具体的な転職の相談だけでなく、キャリア全体や転職のタイミングの相談などにも丁寧に乗ってもらえる印象です。

20代・30代の転職なら、マイナビエージェントがおすすめ。
マイナビエージェントを勧める理由は・・・
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転職の初歩的なことから、業界のことまで、気兼ねなく質問出来る安心感がありますよ。