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【転職】カジュアル面談とは?気をつけるべきこととその後

転職の基礎知識

この記事では、最近よく聞く『カジュアル面談』がどういうものなのかや気をつけるべきポイントについて、中小企業から大企業へステップアップ転職した筆者が解説していきます。

この記事でわかること

✔︎ カジュアルって付くけど気軽に参加していい?
✔︎ 通常の面接とは何が違うの?
✔︎ カジュアル面談の後はどんなステップが待ってるの?

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カジュアル面談とは

カジュアル面談とは、企業と求職者が情報交換を行うための場です。

通常の面接との一番大きな違いは、合否がない点です。面接では、面接官があなたを選考しますが、カジュアル面談では、お互いフラットな位置付けで、知りたいことを聞き、お互いを見極めます。

カジュアル面談の手法は、実は昔からあったものですが、最近、一気に定着しました。

広がった大きな要因としては、ビジネス系SNSなどでダイレクトリクルーティングが容易になったことと、オンライン面談が普及したことが挙げられます。

企業からすると、応募のハードルを下げることが出来、いい人材を探すことが出来るメリットがあります。

求職者の私たちは「応募するか分からないけれど、話は聞いてみたい」「興味はあるけれど、もう少し実情を知りたい」といった場合に活用出来るものです。

会社の近くのカフェなどで、対面でカジュアル面談をする場合もありますが、最近は、オンラインで実施する方が多いように感じます。

カジュアル面談は、面接ではないので選考ではありませんが、カジュアル面談での印象がその後の選考に影響することは間違いありません。

カジュアル面談だからと気を抜いてマイナス印象を与えてしまうと、選考に進んでも不合格になる可能性も。

”カジュアル”という言葉に惑わされず、しっかり準備して臨みましょう!

カジュアル面談にはどうやって申し込むの?と思っている方もいるかもしれません。

ビズリーチなどに登録していると、カジュアル面談のお誘いメールはよく届きます。

そのお誘いメールに返信をすると、カジュアル面談をセットしてもらうことが出来ます。

また、直接のアプローチだけでなく、転職エージェントから「カジュアル面談をしませんか」と持ちかけられることもありますよ。

よくあるカジュアル面談の流れ

カジュアル面談では、下記のような流れで進むことが多いです

1. アイスブレイク・担当者の自己紹介
2. 企業の紹介
3. あなたへの質問
4. あなたからの質問

1.アイスブレイク・担当者の自己紹介

担当者は、人事部の方の場合も、配属部門の方の場合もあります。

最初に自己紹介してくれるはずですので、どんな人なのか、しっかり確認しましょう。

2.企業の紹介

「自分たちはどんな会社なのか」、会社のミッションや、事業内容・業務内容、どんな社風なのか、などを紹介してくれます。

会社のホームページや求人情報だけでは分からないことを、聞くことができるでしょう。

3.あなたへの質問

あなたのこれまでの経歴や仕事の考え方などを質問されます。

どんな仕事をしてきたか、乗り越えてきた困難や課題への対応の仕方はもちろん、あなたの仕事観や大切にしていること、将来のキャリアプランなども聞かれる可能性があります。

4.あなたからの質問

企業に対してざっくばらんに質問をすることが出来ます。

仕事内容はもちろん、企業風土、チームの雰囲気など、転職するに当たって確認しておきたいことは、ここで上手に質問して下さい。

稀に、カジュアル面談をよく理解せず、「転職理由」や「志望動機」を聞いてくる面談担当者がいます。

本来、面接でないので、それらを聞くのは間違いなのですが、とは言え、聞かれた場合は、スムーズに答えたいもの。

念の為、転職理由や志望動機の回答も準備しておくに越したことはありません!

カジュアル面談では、何を見られてる?

カジュアル面談は、履歴書や職務経歴書は提出せずに実施することが多いです。というのも、カジュアル面談の大きな目的に、まずは自社を知ってもらうこと、そして、あなたの人柄を見ることがあるからです。

ですので、カジュアル面談では、下記の部分を見られると考えましょう。

カルチャーとマッチするか
業務内容や求める素質とマッチするか
入社意欲があるか

1.カルチャーとマッチするか

どの会社にも、社風や雰囲気があり、合う合わないはどうしてもあります。

同じ業務内容でも、社風や考え方によって、やりがいや充実度が変わりますし、長く会社で頑張ってくれるかにも寄与します。

また、あなたが持つ雰囲気が、チームをよくすることも悪くすることもあります。

そういった人間性の部分は、型式ばった面接の中では見極めにくいところがあります。

ですので、カジュアル面談でフラットに対話する中で、この人は、うちの会社に馴染めそうか、考え方の方向性がにているか、うちの会社で活躍してくれそうか、と言ったことを見極めています。

2.業務内容や求める素質とマッチするか

これまでどういった経験を積んできたかも大切ですが、困難や課題に直面した時、どういう思考でどういう行動をするのか、や、どういう仕事感で取り組んでいるのか、といった側面で、あなたがそのポジションに合いそうか、チェックしています。

3.入社意欲があるか

カジュアル面談の時点では、面接を受けるかどうかは、求職者であるあなたに委ねられています。

しかし、面談終了の時点で、選考を受ける意欲があるか、もし選考が進んだら入社の意欲があるのかどうかもチェックしています。

カジュアル面談で気をつけたいこと

選考の一部と心得る

最初に申し上げた通り、カジュアル面談は、選考ではありません。

とはいえ、実際に選考に進んだ場合、このカジュアル面談での印象は、選考に反映されるもの。

結局の所、選考の一部だ!という意識で臨むのが◎です。

面接の時と同様、社会人としてのマナー、敬語、相手への敬意と言った当たり前のことはもちろん、今の会社の悪口を言わないことや、ネガティブな発言は差し控えるようにしましょう。

また、会社説明会の様に一方的に聞くだけの場ではありませんので、受け身すぎる対応ではなく、積極的に質問したり、入社意欲があることを出す様にしましょう。

企業について事前に調べておく

カジュアルと言われると、ラフな印象を持つかもしれませんが、だからといって、ノー準備でいいという意味ではありません。

カジュアル面談は、相手について知る場ではありますが、何も知らないと、貴重な機会を十分に活用できませんし、相手に本気度が低いと捉えられてしまいます。

面談までに、出来る限り、企業について情報収集し、「なぜ面談をしようと思ったのか」「どういう部分に興味を持ったのか」「自分がこの企業にマッチしていると思う部分」「ネットの情報だけではわからない知りたい事」ぐらいは、スラスラ答えられる様に準備しておきましょう。

また、聞かれないかもしれませんが、これまでの経験や強み、転職理由、志望動機も合わせて考えておきましょう。

質問を準備しておく

カジュアル面談のゴールですが、「企業への理解が深まっていること」と「選考を進めるかどうかを判断できる状態になっている」ことが望ましいです。

その為にも、自分が知りたい事は、事前にリストアップしておきましょう。

仕事内容や待遇はもちろんのこと、カルチャーや企業風土は実際どうなのか、仕事の進め方や会社に馴染む人はどんな人なのか、どんなバックグラウンドの人が多いかなど、中の人間だからこそわかることを聞いておきたいですね。

質問する際は、なぜその質問をするのかの意図も合わせて伝える様にしましょう。

「なぜこんな質問をしてくるんだろう」と相手に思わせてしまうと、的確な回答が貰えないですし、相手への印象もよくありません。

働く価値観を明確にしておく

カジュアル面談では、通常の面談以上に、あなたの人柄や考え方に重きを置いてあなたをチェックする傾向にあります。

ですので、これまで何を大切にしてきたのか、仕事で大切にしている信念は何か、これからどういったキャリアを考えているか、仕事に対する想い、仕事に限らない自分の信念や目標など、あなたの価値観やキャリアプランを、改めてよく整理し、明確にしておきましょう。

きちんと言語化しておくことで、あなたの発言に一貫性が出ます。

カジュアル面談の体験談

メガバンクで働くHさんの場合

Hさんは、メガバンクで管理職で働いていた40歳代の方です。

転職を考え、外資系企業に興味があるものの、本当にやっていけるのだろうか、クビにならないのだろうか、と不安を持っていました。

気になる会社が、カジュアル面談が可能とのことで、申し込むことにしました。

カジュアル面談では、その後の上司となる方が対応してくれました。

Hさんは、社風のこと、待遇のことを中心に、色々と質問をしたそうです。

その上司の方も、Hさんと同じく国内大手金融系出身だったこともあり、国内大手金融と外資系であるその会社との違いを、肌感の情報も含め、丁寧に教えてくれました。

普通に働いていればそう簡単に解雇されないことや、コミッション(ボーナス)の評価の仕方を考えると0にはならなそうであることなど、不安に思っていたことが解消し、選考を進めることにしました。

結局、Hさんはこの会社に内定。入社して、年収もあがり、現在も楽しく働いています。

「一般的な”外資系のイメージ”に捉われず、実際の声を聞いて判断出来たので、カジュアル面談は、とても良かった」とHさんは教えてくれました。

日用品メーカーで働くTさんの場合

Tさんは、日用品メーカーで営業として働く20代の方です。

登録していたビジネス系SNSで「カジュアル面談をしませんか」とメールが届き、軽い気持ちで申し込みました。

今の会社がブラック企業であることもあり、待遇面が気になるあまり、給料や手当のことを執拗に質問してしまいました。

また、カジュアル面談だからとつい「今の会社じゃなければ、どこでもいいから入りたい」と言ったことを口走ってしまったことも悔やまれます。

結局、選考を希望しましたが、書類選考で不合格の連絡を受け取りました。

「知りたいことを質問するのは問題ないけれど、質問の仕方を工夫したり、相手の反応を見ながら臨機応変に対応するべきだった」とTさんは振り返ります。

Tさんはこの反省を生かし、次の面談からは、入念に質問を考える様にしている様です。

カジュアル面談のその後は?

カジュアル面談は、選考の前段階です。

カジュアル面談の次のステップは、面談に進むか否か、を、求職者であるあなたが判断することになります。

面談に進みたい場合、その企業の選考手順に従って、応募することになります。

多くの場合は、履歴書と職務経歴書を提出し、書類選考を受けることになります。

最初の方に「カジュアル面談では、合否は出ない」と書きましたが、実際には、面談の中で相手があなたにポジティブな印象を持っているかどうかは、判断出来ます。

相手がポジティブな印象を持ってくれていれば、面談中に選考に進むことを勧めてきたり、後日メールで選考に進むことを促してくるでしょう。

もし、そういった状況で、あなたも転職の意欲があれば、ぜひ選考に申し込んで下さい。選考を進めれる可能性が高いです。

逆に、積極的なアピールがなかったり、「興味があれば申し込んで下さい」と言われた場合、応募してもダメな場合が多いです(企業によっては、求職者側に選択権を与える為に、いいと思っても、積極的にその後の選考についてプッシュしてこない場合もありますが)。

カジュアル面談で手応えがなかったり、自分には合わないと思った場合は、無理せず、次の会社を探す方が良さそうです。

また、企業側から、選考の誘いを受けたけれど、断りたい場合、「他の企業も見たいので、また改めて連絡させてください」や、「今はまだ転職を考えていないので、またタイミングが来たら連絡させてください」などと伝えると良いでしょう。

いい印象を持ってもらえていれば、担当者もあなたとリレーションを保ちたいと思っているはずですので、ここで生まれた関係性を大切にしたいものです。

まとめ:カジュアル面談は0次面接!しっかり準備しよう!

いかがでしたか。カジュアル面談は、上手く使えば、あなたの不安要素を払拭し、あなたの魅力を伝えれる、貴重な場です。しかし、生かすも殺すもあなた次第。

しっかり準備をして、カジュアル面談を味方につけましょう!

あなたにとって、素敵なキャリアが見つかりますように。応援しています。

「転職活動は仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職活動は次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。

中途採用はいつ求人が出るか分かりません。

しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので速やかに応募する必要があります。

求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。

転職活動は少し先と思っても、まずはエージェントへの登録し、希望条件に合う求人が手に入る環境を作っておきましょう。

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転職の初歩的なことから、業界のことまで、気兼ねなく質問出来る安心感がありますよ。

この記事を書いた人
ふゆみ

中流大学卒。中小企業でキャリアスタートしたが、転職を経て、現在、大手外資系企業で勤務中。

結婚、出産、育休を経験し、子育てもしながら、フルタイム勤務で働くワーママでもある。

女性は、ライフイベントが多い上に、仕事をしていても家事育児は女性比重が重く、その上、まだまだ男性社会の中で結果が求められる。そんなハードモードの人生ではあるけれど、女性が、仕事もプライベートも、楽しく幸せに生きていく為のヒントになればと、発信をしています。

趣味は、旅行と、食べること。TOEIC875

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