この記事では、転職エージェント「ロバートハーフ」の特徴や評判について、中小企業から大手企業へステップアップ転職した筆者が解説していきます。
✔︎ ロバートハーフって評判や口コミはいい?
✔︎ ロバートハーフを使うときの注意点は?
✔︎ ロバートハーフはどんな人に向いている?
中途採用は、新卒採用と違ってポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まってしまいますので、求人が出たら速やかに応募する必要があります。
希望に合う求人が出たらすぐに紹介してもらえるように、今のうちにエージェントに登録を済ませ、希望を伝えておきましょう。

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目先にガツガツしてないので、具体的な転職相談だけでなく、キャリア全体や転職のタイミング等の相談も丁寧に乗ってもらえる印象です。
【結論】ロバートハーフに向く人はこんな人
まずは、結論から。ロバートハーフをぜひ利用した方が良い人は、こういう人です。
なぜそう言えるのか、評判やメリット・デメリットは、この後しっかりお伝えしていきます!
ロバートハーフの概要
ロバートハーフは、元々アメリカで生まれた会社で、「ロバート・ハーフ・インターナショナル」という名前です。
ロバート・ハーフ・インターナショナルは、世界最大級の人材紹介会社であり、経理・財務、金融、IT・テクノロジー、マーケティング分野で、サービスを提供しています。
ロバート・ハーフ・インターナショナルは、ニューヨーク証券市場上場企業であり、S&P 500インデックスの一つでもあり、アメリカ企業の中でも、トップクラスの会社と言って間違いないです。
また、ロバートハーフは25年連続で FORTUNE誌の最も賞賛される企業「Most Admired Company®」に選ばれています。
日本には2005年に進出しています。
ロバート・ウォルターズとは違う?
転職エージェントというと、似たような名前でロバート・ウォルターズは聞いたことがあるけれど、それとは違うの?全く関係ない?と思った方もいるかもしれません。
ロバート・ウォルターズも、外資系の転職エージェント(ヘッドハンティング会社)として有名な会社です。
ロバートハーフってことは、ウォルターズの半分ってこと!?分家!?と思った人もいるかもしれません(いないか!笑)。
ロバートハーフとロバート・ウォルターズは、両社とも”ロバート”とついていますが、関係のない別会社です。
ロバートハーフもロバート・ウォルターズも、創始者の名前を取って会社名としており、たまたま両方ともロバートさんだった、というだけです。(ロバートハーフの創始者はBob Halfとなっていますが、BobはRobertの愛称と思ってもらえれば良いです)
苗字であれば何か血縁関係がある可能性がありますが、ロバートは下の名前なので、本当にたまたま同じだったのでしょう。
(日本語で例えるなら、豊田さんだったらもしかしてトヨタ創始者の親戚!?と思うかもしれないけれど、宗一郎さんがいても「もしかして本田宗一郎さんと何か関係がある!?」と思わない感じでしょう)。
ちなみに、ロバートハーフはアメリカ創業の会社、ロバート・ウォルターズはイギリス創業の会社になります。
基本情報
運営会社 | 株式会社ロバートハーフジャパン |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYO TORCH 常盤橋タワー24F (本社はアメリカ・カルフォルニア) |
設立 | 2005年(会社は1985年設立) |
公開求人数 | 180件(2022/09/29現在) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 主に東京・大阪 |
拠点 | 東京、大阪 |
おすすめ年代 | |
業種・職種 | 経理・財務、金融、IT・テクノロジー、マーケティング |
利用料金 | 無料 |
おすすめ | 外資系 英語 IT系 金融 経理・財務 |
公式サイト | https://www.roberthalf.jp/ja |
ロバートハーフのいい口コミ
それでは、さっそく口コミを見てみましょう。
求職者の情報をよく読み込んでいる
グローバルに特化したエージェントTOP3
しつこいほどにコンタクトしてくれる
経歴を理解して求人紹介や交渉をしてくれる

私自身の経歴をよく理解していただき、それにあった企業を紹介頂きました。
また企業側との交渉事についても心強くバックアップしていただき、とても良い条件でオファーを頂くことができました。本当にありがとうございます。
フラットで応募者目線に立ったサポート

フラットで応募者目線に立ったサポートを迅速に提供してくれる。とてもおすすめ。
第一希望の企業に採用してもらえた

今回転職際、RHの担当Joannaさんからしっかりサポートいただきました。彼女に感謝したいです。
意向会社の情報を詳しく説明してくれたり、私のスキルや志向を考慮し、素早く適切な案件を紹介してくださいました。
面接の方もきちんとフォローし、有用なアドバイスをいただきました。
おかげさまで、自分第一希望の外資系コンサルティング企業に採用となりました。
担当者の質、求人の豊富さ、レスポンスの良さで、リピート利用

過去2回の転職活動でお世話になり、2度目はこちらの案件で決まりました。
特徴は、エージェントの方の質と情熱、紹介案件の豊富さ、そしてレスポンスの早さです。
相性が良かったのか、担当エージェントの方々は2度とも非常に優秀かつ熱心でした。
外資系求人に強い会社ですが、内資の案件も取り扱っています(今回こちらの紹介で決まった私の転職先も内資でした)。
転職活動中、多数の(30社以上の)人材紹介会社・エージェントと接しましたが、こちらのサービスの質の高さは他を圧倒しており、印象に残りました。

きちんと求職者の情報をインプットして、その人に合う求人を紹介してくれる印象です。こちらの視点で一緒に考えたり、サポートしてくれるのは有り難いですよね。
ロバートハーフの悪い口コミ
次に、悪い口コミを見てみましょう。
担当者の態度にイラッときた

ロバートハーフという人材紹介会社は、どうなんですか?
シニア・マネージャー(だったかな?)とかいう肩書きの人が、保身的なことばっかり言うので、腹がたちました。
紹介してきた求人自体がなくなったのですが、「そうなることもご理解頂いていたハズ」とか言って、謝罪の言葉の1つもない。
そりゃ、募集取り消しになったのは、その人の責任じゃないけど、わたしはそれを宛てにしていた訳だし、「期待させて悪かった」ぐらいの言葉はあっても良いじゃありませんか。
「自分に責任はない。ソッチが勝手に期待したんでしょう?」と言わんばかりの態度にイラっと来ました。
yahoo知恵袋より
採用側で採用できたという話を聞いたことがない

本当にそうなのか、希望する人材層が、ロバートハーフにマッチしていなかっただけなのか分かりませんが、企業側で、いい人材を取れた印象がない、という声がありました。
担当者に関するマイナスな口コミはほとんど見られませんでしたが、ゼロではありません。
担当者の当たり外れがあったり相性が悪い担当者に当たるのは有り得ること。仕方ないと割り切って、他の担当者に変えてもらう様お願いするか、複数の転職エージェントに登録して、自分に合う担当者を見つけるやり方が、成功の秘訣です。
JACリクルートメントは、外資系に強いハイクラス向け転職エージェントのひとつです。
総合エージェントなので、金融やITはもちろん、それ以外の業界の求人もたくさん持っています。コンサルタントは、業界ごとに別れていて業界に詳しいので、相談する価値はあります。
転職活動をするなら、求人の紹介や企業とのやり取りはもちろん、履歴書添削、英語レジュメ添削、面接対策、年収交渉などもサポートしてくれますよ。
もちろん、初回面談だけで、やっぱり転職をしない、というのも問題ありませんので、まずは現状把握の為に、相談してみてください。
ロバートハーフが選ばれる理由やメリット
IT・金融に強い
ロバートハーフは、お伝えした通り、経理・財務、金融、IT・テクノロジー、マーケティングに特化した転職エージェントです。
その業界の求人数が多いのはもちろん、担当者が業界の動向に詳しく、業界ならではのしきたりやノウハウ、外してはいけないポイントなどをしっかり抑えています。
ちなみに、ロバートハーフでは、業界特化の部門として、下記の通り展開しています。
- 経理・財務 – 経理や財務のプロフェッショナルを正社員や契約社員としてご紹介
- 金融サービス – 金融サービス、銀行、保険分野で高レベルのプロフェッショナルをご紹介
- テクノロジー/IT営業 – 幅広い職種にわたり熟練したIT、デジタル系のプロフェッショナルを正社員、契約社員、あるいはプロジェクトベースでご紹介
- デジタル/オンラインサービス/マーケティング – デジタルマーケティングやオンラインサービスのプロフェッショナルを正社員としてご紹介
- ハイレベル人材の有期採用/プロジェクトベースの人材派遣 – プロジェクト管理やプロジェクトコンサルティング
- エグゼクティブサーチ – 経営幹部レベルのC-suiteを含むエグゼクティブレベルの財務、営業、マーケティング、人事の専門家をご紹介
- 業務改革/ITリーダーシップ – 戦略立案、プロセスエンジニアリング、ERP、プロジェクト管理等をリードする人材をご紹介
もし、あなたがこれらの業界に当てはまるのであれば、求人数やサポートの面で、安心感があり選ぶに値するでしょう。
グローバルでトップクラス!外資系企業に強い
ロバートハーフはアメリカ・カルフォルニア創業の会社とお伝えしましたが、今や、世界で有数の人材サービス会社になっており、人材業界の世界売上高のトップ10には入ってくるでしょう。
世界中に300以上の拠点があり、ワールドワイドにお客様を持っていることもあり、外資系企業に強みを持っています。
というのも、それぞれの国・拠点で培ったリレーションや信頼があり、それらの企業が日本進出するに当たって日本での採用もロバートハーフにお任せする、という流れがあったり、独占求人でなかったとしても、本国やJAPACで情報を吸い上げることで、より深い情報をよりスピーディに集めることができます。
ロバートハーフを利用する上での注意点やデメリット
英語ができないと難しい
ロバートハーフには、外国人コンサルタントが多く在籍します。外国人コンサルタントの多くは、日本語が出来ないか、あまり流暢ではなく、英語でのサポートが基本となります。
ですので、もし、あなたが英語が出来ない場合、サポートを受けるのは難しくなるでしょう。
もちろん、受けることはできますが、コミュニケーションで苦労したり、あなた自身が億劫になって、メインでお付き合いするエージェントから外してしまうことに繋がりかねません。
もし、英語があまり得意でない場合は、無理してロバートハーフに登録してストレスを溜めるより、日本人コンサルタントに対応してもらえるエージェントを利用する方が、あなたの強みを活かした転職活動ができ、早く転職が決まったり、納得のいく転職活動がしやすいでしょう。
日本文化や慣習、ビジネスマナーを理解していないコンサルタントもいる
ロバートハーフでは、外国人コンサルタントが多く在籍すると伝えましたが、日本語が出来ないだけでなく、日本のビジネス文化や慣習、ビジネスマナーを理解していないコンサルタントも残念ながらいます。
そういったコンサルタントに当たってしまった場合、マナーがなっていないと腹が立ったり、面接でのアドバイスが的確でない可能性が出てきます。
外国人の思考や日本人との違い(いい面でも悪い面でも)を理解して、許容できないのであれば、利用はやめておくのが無難です。
外資系企業に興味はあるけれど、日本語で対応してくれるエージェントがいい・・・という場合は、JACリクルートメントを利用しましょう。
JACリクルートメントは、外資系に強いハイクラス向け転職エージェントのひとつです。
総合エージェントなので、金融やITはもちろん、それ以外の業界の求人もたくさん持っています。コンサルタントは、業界ごとに別れていて業界に詳しいので、相談する価値はあります。
転職活動をするなら、求人の紹介や企業とのやり取りはもちろん、履歴書添削、英語レジュメ添削、面接対策、年収交渉などもサポートしてくれますよ。
もちろん、初回面談だけで、やっぱり転職をしない、というのも問題ありませんので、まずは現状把握の為に、相談してみてください。
登録から利用の流れ
1.求人を検索する
ロバートハーフのウェブサイトで求人情報を検索し、自分に適していると思うものに応募しましょう。
ここで応募しても、その企業に応募される訳ではなく、ロバートハーフ内で「応募希望」のエントリーがされるだけですので、あまり重く考えず、応募しても大丈夫です(この段階では、企業の選考には入りません)。
求人条件に適合した方や一般的な企業が求めるスキルや経験を持っていると判断されれば、ロバートハーフから連絡が来ます。
2.レジュメの提出
レジュメって何?と思った方、安心してください。
日本語で言うところの履歴書・職務経歴書のことです。
ロバートハーフが、あなたを推薦できる人物か判断したり、どんな求人を紹介するか、を検討するために使われます。
3.コンサルタントとの面談
ロバートハーフから連絡がきた場合、直接またはリモートで面談を行い、これまでの経歴やスキルの確認、転職での希望などをヒアリングしてもらいます。
ここで会話した内容をベースに色々な求人を紹介してもらえることになるので、カッコつけたことやそれっぽいことは言わず、しっかりと自分の考えや思いを伝えることが重要です。
4.求人の紹介
面談でのヒアリングを元にあなたの希望に合う求人案件を紹介してくれます。コンサルタントは企業ごとに担当が決まっているので、多くの場合は複数人のコンサルタントから紹介を受けることになります。
5.求人へ応募・選考対策
紹介してもらった求人の中で、希望の求人があれば応募することが出来ます。
応募したい企業をコンサルタントに伝えると、コンサルタントがあなたを企業側に推薦し、選考をしてもらえる様に手筈を整えてくれます。
日程調整や企業とのやり取りは全てお任せで大丈夫です。
同時に、書類作成や面接準備など、選考に向けて準備しましょう。
職務経歴書・履歴書の添削や面接対策もサポートしてもらえるので、フル活用しましょう!
念の為お伝えすると、紹介してもらった求人にピンとくるものがなければ、どれにも応募しないというのもOKです。
6.内定・入社
7.入社後のサポート
入社後も新しい仕事の状況確認やサポートをしてくれます。また、転職後も長くお付き合いする方が多いです。
まとめ:ロバートハーフの評判口コミと注意点
いかがでしたか。ロバートハーフは、金融・ITに強い特化型の転職エージェントです。
外資系に強い反面、外国人コンサルタントで英語でのサポートになるので、日本語でやり取りしたい方にはあまり向かないでしょう。また、特化型の為、この業界と希望が決まっている人は良いですが、そうでない場合は、それ以外の業界職種のチャンスを失うことになります。
「いい求人があれば条件を広げても良い」と考えている人は、総合エージェントに登録する(または併用する)方が、チャンスを逃しにくくなるので◎ですよ。
あなたにとって、素敵なキャリアが見つかりますように。
「転職は、仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職は、次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用(転職)は、いつ求人が出てくるか分かりません。
しかも、条件のいい求人は、すぐに埋まってしまいますので、求人が出たタイミングに、速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、タイミングを逃したものを後から取り返すことは出来ません。
希望に合う求人が出たら、すぐに紹介してもらえる状況を作る為にも、エージェントに登録を済ませて、希望を伝えておきましょう。

外資系企業に転職するならJACリクルートメントがおすすめ。筆者も利用しています。
JACリクルートメントを勧める理由は・・・
✔︎ 外資系企業に強く、ガチの外資系から、なんちゃって外資系まで求人が幅広い
✔︎ コンサルタントが日本人で、日本語で対応してもらえる
✔︎ 担当者のハズレが少なく、しつこくないので気軽に相談できる
ガツガツしていないので、具体的な転職の相談だけでなく、キャリア全体や転職のタイミングの相談などにも丁寧に乗ってもらえる印象です。