ヘイズジャパンを使ってみたいけど実際どうなの?評判や口コミはいいの?と不安になっている人もいるでしょう。
この記事では転職エージェント「ヘイズ・ジャパン」の特徴や評判について、中小企業から大手企業へステップアップ転職した筆者が解説していきます。
新卒採用と違い、中途採用(転職)はポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも企業によっては、特定のエージェントにしか求人情報を出しません。
将来少しでも転職を考えるのであれば、転職エージェントに登録しておくに越したことはありません。
理想的な求人に出会う確率を上げるには、複数の転職エージェントに登録するのが鉄則です。
今すぐ転職活動しないつもりでも、理想的な求人が出てくるかもしれません!
逆に、転職するかの判断は理想的な求人に出会ってから考えるでも遅くありません。
こればかりはタイミングなので、希望に合う好条件求人が出たらすぐに紹介してもらえるよう、今のうちにエージェントに登録を済ませ希望を伝えておきましょう。
ヘイズ・ジャパンは外資系に強いエージェントですが求人数が多くありません。
ですので、ヘイズ・ジャパンの約10倍の求人数を持ち外資系に強いJACリクルートメントを併用するのがおすすめ。
(複数の転職エージェントに登録・併用利用しても問題ありません!)
JACリクルートメントは、総合エージェントで求人数が多いだけでなくハイクラスに強く年収アップやステップアップ転職を狙えます。
コンサルタントの質が全体的に高く、長期目線でのキャリアも相談できる点が筆者が高く評価しているポイントです。
【結論】ヘイズ・ジャパンの利用に向く人の特徴
ヘイズ・ジャパンを使うのに向いている人はこんな人です。
- ガチめの外資系企業に転職したい
- 英語力×専門性を掛け合わせた転職がしたい
- 15の業界、特に「IT」「メディカル」「製造」で転職したい
これらのどれかに当てはまる人は、ヘイズ・ジャパンを利用して転職活動するのに向いています。
ヘイズ・ジャパンの概要
会社概要(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社)
ヘイズはイギリス発祥の転職エージェントで、50年以上の歴史を持つ会社です。
ヘイズはイギリス・ロンドンに本社を置き、32カ国に1万2千人の従業員を抱える多国籍企業です。
日本では2001年から20年以上の実績があります。
扱う求人は外資系企業が中心ながら、日本の商習慣や文化も理解し、支援を行っています。
その例として、外資系人材紹介会社として日本で最初に日本情報処理開発協会(JIPDEC)が付与する「プライバシーマーク」を取得しています。
日本の土壌に合わせる姿勢を持っていてるのは好印象ですよね。
サービス概要(ヘイズ・ジャパン)
ヘイズ・ジャパンは専門分野特化の転職エージェントを謳っており、15の専門職種のハイクラス転職をサポートしています。
具体的には、こちらです。
- IT
- 医療
- 製造
- サプライチェーン
- フィンテック
- マーケティング
- 営業
- 法務
- 人事
- 経理・財務
- 保険
- 金融
- デジタル
- 不動産
- 事務
自身も外資系ですが、持っている求人も外資系企業が多く「外資系企業に強いエージェント」として知られています。
求人の地域分布は、外資系企業に強いこともあって首都圏や大阪の求人がメインです。
因みに正社員の転職だけでなく契約・派遣社員、アウトソーシング、ITソリューションズ(業務委託)の分野でも人材紹介サービスを行っています。
(※この記事では正社員の転職に絞って記載しています)
基本情報
運営会社 | ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー28階 |
設立 | 2001年8月1日 |
公開求人数 | 1,807件(2024/5/26時点) |
非公開求人 | 非公開 |
対応地域 | 主に首都圏・大阪 |
拠点 | 東京、神奈川、大阪 |
おすすめ年代 | 20代後半・30代・40代 |
業種・職種 | IT、医療、製造、サプライチェーン、フィンテック、 マーケティング、営業、法務、人事、経理・財務、 保険、金融、デジタル、不動産、事務 |
利用料金 | 無料 |
おすすめ | 20代後半 30代 40代 IT系 メディカル 製造 外資系 語学力 |
公式サイト | https://www.hays.co.jp/ |
ヘイズ・ジャパンを利用した人のいい口コミ
それでは、さっそく口コミを見てみましょう。まずはいい口コミから。
ガチめな外資系企業を狙うならおすすめ
外資に勤めたいのであれば、 外資の転職エージェントがオススメ
・ロバートウォルターズ
→圧倒的な求人数、コンサルタントは外国人(英語必須)
・ヘイズ
→細やかな対応、コンサルタントはバイリンガル
会う時は自分の職場近くのカフェやランチでOK
外資は日系と違い給与交渉が強い
外資系ファイナンスにおすすめ
ヘイズとロバートウォルターズです。外資系のファイナンスに転職するのであれば外資系の大きめのエージェントが案件のカバー数と交渉力の観点からおすすめです。
外資系ITにおすすめ
個人的には、TOEICがそれだけあれば、ヘイズとか外資系の転職エージェントに相談してみるのをオススメします
「外資に強い」とかじゃなくて、本物の外資の転職エージェントです
外資系日本法人のIT機器メーカーやソフトウェアベンダーのセールスSEとか良いのではないでしょうか
英語力チェックをしてくれる
転職活動に際して自分の英語力を確かめてほしい場合は、外資系のエージェントに登録すると英語力チェックしてくれますよ。
外資系のエージェントだとマイケルペイジとかロバートウォルターズ、ヘイズ、エンワールドあたりが大手です。
英文履歴書も添削してもらえる
英語を使った仕事として、 1. 海外営業 2. 外資系勤務 は、求人多いです。
転職支援会社は2だとHays Japan やMichael Pageなど、コンサルタントは皆バイリンガルです。
英文履歴書の添削をしてもらうだけでもとても英語の勉強になるのでかなりお得!
Recommended to try consulting them for free
電話や面談も英語
日本語が話せない外人が所属する転職エージェント一覧
Boyd & Moore Executive Search
Michael Page
Robert Walters
Hays Japan
BRS
MLC group
en world
良い案件持ってますし、息抜き英会話に最適です。
利用して良かったベスト3
色々な転職サイト、人材サービスを利用してみて良かったサービスを紹介します
グローバルに特化した人材紹介サービスです!語学力に自信のある方はぜひ利用してみてください!
⓵JACリクルートメント
⓶ロバートハーフ
⓷HAYS
転職活動は自分の相場を知るチャンスです!
外資系企業への転職を考えているなら利用する有名エージェントのひとつというのが感じ取れますね。
特に、なんちゃって外資よりも、本国の影響力が強い外資系企業や英語力も必要とする求人が見つかる印象です。
年収などの交渉力が高い点もキャリアアップの転職には心強いですね。
ヘイズ・ジャパンを利用した人の悪い口コミ
次に、悪い口コミについて見てみましょう。
コンサルタントの対応が悪い
今んところ転職エージェント評価
合わない ・Hays
手持ちの案件をとりあえず投げつけてくるスタイル。求職者の適性一切無視 求職者の質問に答えない。もしくは適当に答える。
linkdin経由で複数人がコンタクト取ってくる割に情報が内部共有されていない。
求人の条件がマッチしないことを伝えたら無視された
LinkedInでHaysというエージェントさんから同じ総コン、同一Tierでの転職案内が来たけど、クラスが2つ3つくらい下の案内でせめてレジュメの役職とか見て連絡しないのかね、と。
年収半分以下になるやん。というのをやんわーりとお伝えしたら無視された。。。
こういうもんなの?
レジュメを送った後音信不通になった
日本ですが、HAYS JAPANのあるコンサルタントから、幾つか提案したい案件があるから履歴書、職務経歴書、英文レジュメをメールで送ってくれ、と言われ、送ったところ、全く音沙汰なしになりました。
多分毎月のノルマ達成の為じゃないでしょうかね。二度と関わりたくないですね。
場当たり的な人や業種職種に詳しくない担当者にあたることも
JDが英語しか出ない外資系企業ミドルレベルの転職ではMichael Page, RW, Haysなどのエージェントに登録すると思いますが、外国人エージェントはどうしても場当たり的なブローカー気質の人が多く、しかも業界や職種に詳しい訳でも無かったりするケースが多い…
ハズレの担当者に当たると対応がヒドく、連絡が取れない担当者もいれば話を聞かずマッチしない求人をゴリ押ししてくるパターンもあります。
また、外国人コンサルタントの対応やコミュニケーションの仕方が日本人の感覚と違って不満や不快に思う人もいる様です。
どの転職エージェントでも担当者の当たり外れや相性はあるので、複数の転職エージェントに登録して自分に合う担当者を見つけるのがおすすめです。
ヘイズ・ジャパンが選ばれる理由やメリット
注力15業界・職種に特化!転職者の81%が年収アップ
せっかく転職をするのであれば、年収アップしたいですよね!
ヘイズ・ジャパンは15業界・職種に特化していますが、実に81%の方が年収アップを実現しています。
それもチョロっと上がるだけではありません。
年収の平均アップ金額が167万円、現年収比137.7%と結構な金額アップを勝ち取っています。
※ヘイズ・ジャパン自社調査:21年3月〜22年5月のIT業界転職者を対象
ちなみに15業種職種というのは
IT、医療、製造、サプライチェーン、フィンテック、マーケティング、営業、法務、人事、経理・財務、保険、金融、デジタル、不動産、事務
です。
中でもITとヘルスケア・医療の領域に強く、求人数の約30%がIT、15%がヘルスケア・医療となっています。(保有求人数や比率は時期によって変動があります。ご了承下さい)
IT、ヘルスケア・医療の領域で転職を考えているならマストでチェックしましょう。
外資系企業に強く語学を活かした転職が出来る
ヘイズ・ジャパンは外資系企業に強いことで有名ですが、外資系企業の中でも専門スキルや語学を活かす求人が多いです。
なんちゃって外資系企業ではなく、本社の影響力が強い外資系企業や社内や業務でバリバリ英語を使う求人が多い印象です。
外資系企業に興味はあるけれど英語に自信がないという方は、JACリクルートメントに登録しましょう。
JACリクルートメントも外資系企業に強い転職エージェントですが、
✔︎ スタートアップから大手外資系まで求人の幅が広い
✔︎ 全て日本語で対応してもらえる
からです。
もちろん英語をバリバリ活かす求人もあります!
まずは、面談で話を聞いてみましょう。
最初から最後まで無料で利用できる
バイリンガルコンサルタントによるサポートが受けられる
コンサルタントはバイリンガルの方が基本です。
バイリンガルコンサルタントだと企業の担当者や上層部が外国人でも日本人でもどちらでもしっかり対応・交渉してくれる安心感があります。
また、私達求職者が書類添削や面接対策をしてほしいと思った時も日本語・英語両方対応してもらえるのも助かりますね。
外資系企業ではレジュメ(英文履歴書)を求められうことが多いので、英語版も添削してもらえるかは重要ですよ。
ヘイズ・ジャパンを利用する上での注意点やデメリット
首都圏&大阪が中心で日系企業の企業は少ない
ヘイズ・ジャパンは対応地域に制限はありませんが、求人の勤務地を見ると東京・神奈川と大阪がほとんどを占めます。
多くの外資系企業は最初に首都圏に進出、次に拡張すると大阪となることが多いです。
そしてそれ以上拠点を増やさない企業も多いので、東京・神奈川・大阪に偏ってしまうのも仕方ありません。
首都圏・大阪以外の地域で転職をしたいなら別のエージェントを利用しましょう。
また、ヘイズ・ジャパンは外資系企業に強い反面、日本企業の求人はガクンと少なくなります。
外資系企業以外にグローバル日本企業も視野に入れている人は、他の転職エージェントを併用しないとなかなかいい情報は手に入らないでしょう。
JACリクルートメントはグローバルな日本企業にも強いので併用すると良いでしょう。
各地域の主要都市にオフィスを構えるなど日本全国に求人を持っているので、首都圏や大阪以外での転職を考えている人はJACリクルートメントを選びましょう。
英語力や英語的なコミュニケーションができないと難しい
ヘイズ・ジャパンはバイリンガルコンサルタントが担当してくれます。
日本語も上手な外国人コンサルタントもいますが、基本は英語対応です。
英語力が無かったり外国人とのコミュニケーションに慣れていないと不便を感じるでしょう。
仮に日本語OKの担当者でも外国人的な話の進め方や仕事の進め方をする人もいて注意が必要です。
日本人のように行間を読んでくれないので、はっきり物事を伝える英語的なコミュニケーションができないとストレスを感じるかもしれません。
コンサルタントの質が高くない人もいる
あまり質の高くないコンサルタントが担当に当たる場合があります。
ネガティブな口コミの多くは、質の悪いコンサルタントに関するものが多いです。
ただ、コンサルタントはどの会社でも当たり外れがありますし、あなたとの相性もあります。
こればっかりは仕方がないと諦めて担当者の変更を願い出るか、別の転職エージェントに登録し相性のいいキャリアアドバイザーを見つけるのが良いでしょう。
気分を害したり相性が悪いのに無理をして付き合い続ける必要はありません。
すぐ転職しないなら微妙かも?
外資系企業は成果が給与や評価に直結することもあり、成果に繋がるかを重要視します。
ヘイズ・ジャパンは外資系企業の色が強いのでその傾向が強いです。
つまり、短期的に成果に繋がらなそうと判断するとコンサルタントによってはあなたに全く注力しない場合があります。
「長期的な視点で将来のキャリアアップ云々」という所に関心を示さないコンサルタントもいます。
もし今すぐの転職ではなく長い目で見てキャリアの相談をしたい場合は、別のエージェントの方がよいのかもしれません。
(ちなみに同じ外資系企業でもJACリクルートメントはもう少し日本企業っぽさがあり、長期目線でも相談に乗ってくれる印象です。担当者によるかもしれませんが・・・)
ただ、必ずしもすぐ転職しないと相手をしてもらえない訳ではなく、職歴やスキル的に魅力があれば長いスパンで付き合うことも出来ます、一度相談してみるのはよいでしょう。
ただ、他のエージェントも手広く見たほうが間違いないでしょう。
ヘイズ・ジャパン 登録から利用の流れ
1.登録
まずはヘイズ・ジャパンの公式サイトに会員登録しましょう。
登録1分と謳っているだけあって簡単です。
・・・が、履歴書・職務経歴書のアップロードも求められるのすがでその作成時間は1分に含まれません。
登録前に履歴書・職務経歴書を準備しておきましょう。
すでに履歴書・職務経歴書を持っている人は、名前、メールアドレス、専門分野、希望のヘイズのオフィス、英語・日本語のレベルに答えれば、1分程度で登録は終わりまよす!
公式サイトより
2.ヘイズ・ジャパンから連絡
登録をするとヘイズ・ジャパンからメールまたは電話で連絡が来ます。この連絡は面談の日程を調整するためのものです。
知らない電話番号からの電話には出ない人が多いですが、登録して数日は知らない番号から電話があっても出たり折り返すことを忘れずに!
3.コンサルタントとの面談
2で調整した日程でコンサルタントと面談が行われます。
転職相談の場ですので転職理由や今後のキャリアパスなどをコンサルタントに伝えましょう。
可能であれば、履歴書や職務経歴書を面談までに準備しておくと話がスムーズに進みます。
4.求人への応募・面談
面談をもとにコンサルタントがあなたに合う求人を紹介してくれます。
紹介された求人は必ず応募しないといけない訳ではなく、興味がある求人のみ応募する形になります。
もちろん一件も応募しない(転職活動を進めない)という選択肢もありです。
応募を希望するとコンサルタント経由で企業に応募し、選考が進みます。
希望すれば、コンサルタントに採用担当者の目にとまる応募書類の書き方や面接対策をしてもらうことが出来ます。
英語レジュメや英語面接対策もしてもらえるのは心強いですね。
5.内定・入社
内定が出たら入社条件の確認を行ってくれます。
退職・入社から入社後までもフォローしてもらえるので内定後の動きも安心ですね。
ヘイズジャパンの料金・費用
ヘイズジャパンの転職エージェント(転職サポート)は無料で利用することが出来ます。
転職エージェントは、採用が決まった時点で採用した企業が転職エージェントに費用を支払うビジネスモデルになっています。
ですので、転職活動を行う私たち求職者は1円も払わずサポートを受けることが出来るのです。
転職エージェントには複数登録して併用することも可能なので、複数登録をして自分と相性のいい担当者や自分に合う求人を紹介してくれるエージェントを見つけるのが転職成功の鍵ですよ!
まとめ:外資系(特にITやメディカル)を目指すなら
ヘイズ・ジャパンはITやメディカル医療の外資系企業に強く、英語力やスキルを活かして年収アップを目指せる転職エージェントです。
英語力を活かして働きたい人やキャリアアップをしたい方はぜひ登録をしてみてください。
あなたにとって素敵なキャリアが見つかりますように。
「転職活動は仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職活動は次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用はいつ求人が出るか分かりません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。
転職活動は少し先と思っても、まずはエージェントへの登録し、希望条件に合う求人が手に入る環境を作っておきましょう。
外資系企業への転職を希望するならJACリクルートメントがおすすめ。筆者も利用しています。
- スタートアップ~大手外資系まで求人が幅広い
- 外資系企業やハイクラスに強い
- 担当者の質がよい
具体的な転職の相談だけでなく「キャリア全体や転職のタイミングの相談などにも丁寧に乗ってもらえる」という口コミもあります。
面談すると、自分のスキルだとどんな求人が紹介してもらえるのか教えてもらうことができます。
すぐの転職でなくても、現状を把握する為まずは話をしてみましょう。。