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外資系企業は福利厚生がないは嘘?よくあるベネフィットの実例も紹介

外資系の基礎知識

外資系企業に転職を考えている人の中には「外資系企業には福利厚生がない」という噂に不安を抱いている人も多いでしょう。

 ✔︎ 外資系企業に、福利厚生がないって嘘なの?
 ✔︎ 外資系企業の福利厚生(ベネフィット)って実際どうなの?
 ✔︎ 日本企業の福利厚生とどんな違いがあるの?

といった疑問について、外資系企業で働く筆者が、実体験や社外の知人友人の声も含めて解説していきます。

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ふゆみ
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外資系に強く担当者の質がいい

日本企業にあるような各種手当はない

一般的に、外資系企業では、住宅手当や、扶養手当はない場合が多いです。

家族や個人の属性に依るものに対する手当はなく、その人の能力やスキルに対して、給料を支払う、という考えればわかりやすいですかね。

住宅手当や家族手当などは無い反面、基本給が高い傾向にあります。

こういった日本企業ではよくある手当がないので、「外資系企業に務めると、福利厚生が薄い」というイメージが出来上がっているのではないかと推測します。

福利厚生にはいろいろな形がある

そもそも、福利厚生とはなんでしょうか。

Wikipediaには、「企業が従業員に対して通常の賃金・給与にプラスして支給する非金銭報酬である」と記載されています。

そう、一口に福利厚生と言っても、様々な形があります。先程書いた様な、条件に当てはまると毎月貰える「手当」は、お金という形で銀行口座に振り込まれるので、一番わかり易いでしょう。

しかし、福利厚生はそれだけではありません。働きやすさを向上させるもの、そして、生活にプラスになるものがあります。

それらについて見ていきたいと思います。

働きやすさを向上させる福利厚生

フレックスタイム

最近よく聞く、フレックスタイム制度。

コア時間を挟んで、早めに出勤してその分早く帰ったり、遅めに出勤してその分遅めに帰ることが出来るものです。

これは、子どもがいると、登下校の時間に合わせて出勤を調整したり、早めに退社してその分勉強をしたり、運動をしたりすることも出来ます。

銀行での手続きや通院の為に、わざわざ有給を取得しなくても、フレックスタイムをうまく利用すれば、必要な用事を済ますことが出来て、ありがたいですね。

最近は、外資系企業に限らず、導入が増えている様に感じます。

とはいっても、会社によっては、「制度としてはあるけれど、実質誰も使っていない」とか、「事前に申請をしないといけないので、使いづらい」というところも。

上司に申請して嫌な顔をされるので、あまり使いたくない・・・という声も聞いたりします。

もちろん会社の雰囲気や上司にもよるとは思いますが、外資系企業では、比較的自由にフレックスタイムを使える会社が多いのではないかと思います。

もちろん、必要な会議にはきちんと出席することが前提だったり、予定はカレンダーにいれて共有するなどルールが設けられていることはありますが、朝9時に机に座っていないからといって、何か文句を言われたりすることは少ないんじゃないかと思います。

自分の仕事をしっかりこなし、きちんと責任を果たしていれば、別に、同じ時間に会社にいる必要はないし、逆に自由にやってそのほうがのびのび働けたり、結果が出るならそのほうがいいじゃん!という考えなのかなと思います。

ちなみに、私の昔の上司は、超朝型で、朝6時台に出勤し、誰も居ないオフィスで誰にも邪魔されず仕事を進め、午後3時には退社してハッピーアワーでお酒を楽しみ、早めに帰宅して小学生の息子と夜の時間を楽しむ、という方でした(笑)。

3時に帰っても誰も何もいわなかったですね(部下たちは会議出来る時間が少ないので苦労はしましたが・・・)。

有給休暇の取得のしやすさ

有給休暇があっても、なかなか取りにくかったり、有給休暇は病気の時に取るものでしょと言わんばかりの空気感がある会社もあったりしますね。

外資系企業では、有給休暇が比較的自由に取りやすいのではないかと思います。

私の会社では、きちんと仕事をして、またよほど変な時期(明らかな繁忙期や期末の追い込み時期、プロジェクトの佳境など)でなければ、結構自由に有給休暇を取得出来ます

1日の有給休暇取得だけでなく、数日〜10日前後の休みもバンバン取ります

特に、夏休みは、お盆休みがない代わりに、自由に休暇を取得することが出来るので、人によってシーズンを外した6月や9月に、9日間の休みを取って、海外に行く人も多く居ます。

平社員だけでなく、マネージャーもしっかりがっつり休みます。

休むことに対する申し訳無さもありません。

休暇があるからこそ、仕事を頑張れるし、仕事を頑張っているからこそ、しっかりリフレッシュしてきてね!という感じで、お互い気持ちよく休んでいるような気がします。

みなさん、日給換算で1万円以上もらっているはずですから、1日の有給を捨てるということは、それをドブに捨てていると同じ。

20日の有給を捨てるということは1ヶ月分の給料を捨てているようなものです。

有給休暇が無くなったからといって、銀行口座の残高が増える訳ではありませんが、あなたの貴重な時間を取り戻せるのは、意外と価値のあることではないでしょうか。

コーヒー無料・カフェテリア無料

私の会社では、フロアの端っこにコーヒーサーバーがあり、無料でコーヒーやお茶を飲むことが出来ました。

コーヒーは、ちゃんとしたサーバーがあって、複数の豆から選べて、味も十分。

コンビニでコーヒーを買うぐらいなら、こっちのほうが美味しいし、わざわざコンビニまで行かずとも、働いているフロアでタダでゲット出来るとか、最高!と思っています。

外資系企業では、コーヒーサーバがある会社が多いように感じます。

仕事中にカフェインが欲しくなることはよくありますが、毎回買いにいくと、時間もお金もチリツモでどんどんなくなります。地味ですがありがたい福利厚生の一つですね。

また、有名なところではグーグルでは、カフェテリアが無料ですね。

私の友人がグーグル働いていますが、独身なのもあって、「会社でご飯を食べていれば食費がめっちゃ浮く!」と言っていて、羨ましい限りです。

ご飯を食べると周りとコミュニケーションがふえ、社内が活性化するので、会社としてもメリットがありますよね。

最近は、日本企業でも、朝食無料提供をする会社も増えていると聞きます。

私の会社でもいつかやってくれるといいなと思っている福利厚生です。

通信費の補助・書籍の補助

条件はありますが、通信費の補助や書籍の補助が出ます。

在宅勤務でなくても、通信費は当たり前にかかる出費なので、それを補助してくれるのはありがたいですね。

また、書籍は毎月たくさん買うものではありませんが、専門図書は1冊あたりも高く、地味な出費となりますので、それらをカバーしてくれるのはありがたいです。

他にも、在宅をするにあたって、椅子やディスプレイ、パソコン周辺機器に対して補助を出してくれる会社もあります。

これは、継続的なものではないですが、自腹で色々と準備することを考えると、とても助かる制度だと思います。

生活にプラスになる福利厚生

福利厚生サービス

これは外資系企業だからというよりも、たまたま私の会社が加入していただけかもしれません。

福利厚生サービスとはなんぞや、ということですが、福利厚生サービスのサブスクに会社が加入してくれていて、そこで提供されているサービスを受けれるというしろもの。

色々な施設の入場料が割引になったり、安く旅行に行けたりします。

福利厚生サービスを提供・運営する主な代行企業は、リロクラブ、ベネフィット・ワン、JTBベネフィット、リソルライフサポート、イーウェルの5社で、ほぼほぼこの5社で市場を占めているそう。

私の会社もこのうちのひとつに加入しています。

私が使ったものの一例としては、
・映画のチケットがいつでも数百円割引になる
・子どもの一時保育料が割引
・パッケージ旅行が数%割引
・nanacoギフトやジェフグルメ券がお安く買える
・いつも使っている車検が10%引で出来た
・結婚指輪を買った時にプレゼントでネックレスを貰える
・レストランの20%~50%引クーポンゲット
・家を買った時の不動産の手数料が割引に
・英語のレッスンの入会金数万円が無料に

といった感じで、ちょくちょく役に立ちます。

いちいち探すのが面倒なひとからするとあまりメリットはありませんが、そういうのが苦にならない人やちょっとでもお得を感じたい人からすると、このサービスは、幅広くいろいろなジャンルで割引や特典を提供しているので、嬉しいですね。

家族も使えるので、私の母も、映画の割引券を使ったり、美術館の入場料の割引を使ったりと、私以上に得をしている気がします。

カフェテリアプラン

私の会社では、カフェテリアプランを提供しています。

カフェテリアプラントって何?と思われた方もいると思います。

カフェテリアプランとは、年間数万円に相当するポイントが会社から与えられて、旅行や育児、自己啓発など、自分の好きな用途で使うことの出来る制度です。

私の会社では、ジャンルによって、還元率が違い、自己啓発や健康系(人間ドックなど)は還元率が高く設定されています。

TOEICの受験や英語の勉強に使うと還元率が高いため、私は独身の頃はもっぱら英語に使っていました。現在は、子どもの保育園料に充てています。

人によっては、日常の出費ではなく自分へのご褒美に使うと決めていて、エステやマッサージ、家族旅行に使う、という人も居ます。

自分が好きな用途で使うことができますし、実際にお金が戻ってくる仕組みなので、満足度が高い福利厚生のひとつです。

フィットネスでの割引

私の会社では、いくつかのフィットネスを法人料金で利用することことが出来ます

入会金が安くなるフィットネス、年会費が安くなるフィットネス、一時利用料金が安くなるフィットネスと、店舗によって、それぞれ条件は違いますが、お安く利用できるのはとてもありがたいです。

月極で入ると、家の近くの決まった店舗しか利用できなかったりしますが、これだと単発でも気軽に利用しやすい金額なので、会社の近くの店舗や出張先での利用など、気兼ねなく手軽に利用できるのが、嬉しいです。

最近は、在宅勤務になってからは、家の近くの月極契約で加入する人も増えている様です。

運動は、好きでなければ後回しにしがちなので、健康のためにもこういう制度があるのはいいですね。

他にも、大企業でのオトクな福利厚生について書いた記事もありますので、こちらもあわせてチェックしてみて下さい。

まとめ

いかがでしたか。外資系企業は、福利厚生がないと言われがちですが、日系企業にある手当が無いだけで、それ以外の部分は同じぐらい、またはそれ以上に充実していると私は感じます。

また、手当に関しては、それ以上に基本給が高ければ気にならないとも思います。

ぜひ、福利厚生が気になるから日本企業という短絡的な見方をせず、広い視野で転職先を探してくださいね。

「転職活動は仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職活動は次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。

中途採用はいつ求人が出るか分かりません。

しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので速やかに応募する必要があります。

求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。

転職活動は少し先と思っても、まずはエージェントへの登録し、希望条件に合う求人が手に入る環境を作っておきましょう。

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  • 担当者の質がよい

具体的な転職の相談だけでなく、「キャリア全体や転職のタイミングの相談などにも丁寧に乗ってもらえる」という口コミもあります。

面談すると、自分のスキルだとどんな求人が紹介してもらえるのか教えてもらうことができます。

すぐの転職でなくても、現状を把握する為に、まずは話を聞いてみましょう。

この記事を書いた人
ふゆみ

中流大学卒。中小企業でキャリアスタートしたが、転職を経て、現在、大手外資系企業で勤務中。

結婚、出産、育休を経験し、子育てもしながら、フルタイム勤務で働くワーママでもある。

女性は、ライフイベントが多い上に、仕事をしていても家事育児は女性比重が重く、その上、まだまだ男性社会の中で結果が求められる。そんなハードモードの人生ではあるけれど、女性が、仕事もプライベートも、楽しく幸せに生きていく為のヒントになればと、発信をしています。

趣味は、旅行と、食べること。TOEIC875

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