この記事では、日本企業から外資系企業へ転職した、消費財メーカーの営業マンへのインタビューをまとめました。
✔︎外資系企業で周りに参考になる人がいない
✔︎一般論でなく外資系の実体験を知りたい
✔︎働きやすさややりがいなど生の声を聞きたい

新卒採用と違い、中途採用(転職)はポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも企業によっては、特定のエージェントの非公開求人にしか求人情報を出しません。
理想的な求人に出会うには、時間を味方につけ、大物がかかった瞬間に釣り上げるのです。
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出てきた求人への応募を断ることはできても、募集が締め切られた求人に応募することはできません。
つまり、転職するかの判断は理想的な求人に出会ってから考えるでも遅くありません。
こればかりはタイミングなので、希望に合う好条件求人が出たらすぐに紹介してもらえるよう、今のうちにエージェントに登録を済ませ希望を伝えておきましょう。
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外資系に強く担当者の質がいい
外資系消費財メーカーで活躍する安藤さん

外資系消費財メーカーでかなりご活躍されていたと聞いていますが、元々は日本企業で働いていたとのことで、今日はお話を楽しみにしています。
まずは簡単に自己紹介してもらってもいいですか。

安藤と申します。
元々、日系消費財メーカーの営業をしていました。
その後、30歳すぎに、業界最大手の外資系消費財メーカーの営業に転職しました。
その会社では結局、10年以上働きました。
転職のきっかけ

なぜ転職しようと思ったのか、教えてください。
なぜ、外資系企業を選んだのですか。

日系の営業として10年以上勤務し、年功序列や一律な給与体系、曖昧な評価制度に疑問を感じていました。
そこで、外資系企業に興味が出て来ました。

モヤモヤしてる部分を解決してくれるんじゃないかと思った訳ですね?

そうですね。
「年齢に関係なく営業としての実力を試したい」と思ったのと、「正当な評価をしてもらえるから」、この2点が外資系企業へ挑戦することを決めた理由です。

かっこいいですね。
外資系企業は”挑戦”と仰るように、今よりハードルが高いところへ飛び込んだと思いますが、飛び込むにあたって、気をつけたことはありますか。

外資系を選ぶ際に重視していたことは3つあります。
①経験のある業種と職種
②しっかりとした評価基準
③年収アップ
これら3点が、マストで重視していた点です。

「軸をしっかり持って探す」ことは、転職を成功させるポイントですね。
全てにおいてチャレンジするのではなく、今の業種・職種という基盤を持って、”外資系企業”という新しいチャレンジを行ったということなんですね。
これは、失敗しないコツだと思います。
外資系企業に抱く不安&実態
すぐクビにならない?

外資系企業に飛び込む不安はなかったのですか。

外資系は少しのミスで、解雇されるんじゃないか、という不安はありましたが、まったく違いました。
逆に、ミスしたことを事例共有すると、会社から称賛されることもあります。
なぜなら、「注意喚起」となり、ミスする行動を未然に防ぐことができるからです。

クビにならないかどうか、外資系企業に飛び込んだ最初は、ドキドキしますよね(笑)。
英語力は必要?

会議が英語だったらどうしようと思いましたが、営業会議は日本語で行っていました。
日系の会議は上役が話したい内容を延々と話し、何のための会議なのかと疑問が多くある一方で、外資系の会議はディスカッション形式が多い部分は、同じ日本語の会議でも、違うなと感じた点です。
給料や待遇、気になるあれこれについて
日本企業よりも高い水準の給与

外資系1年目の年収は、日系と比較して、150%UPでスタートしました。
年間通して高い評価を貰えると、100万円増もあり得ます。
逆に悪い評価だと上がり幅もほとんど横ばいとなってしまいます。

150%はすごいですね。
でも、日本企業にいた時の年収にもよりますが、外資系企業だと、それぐらいのレンジアップも可能ですよね。
私自身は、業界が違いますが、それぐらいの年収アップの話はよく聞きます。
勤務時間は自由?

勤務時間は、9:00~17:30と日系企業と変わりありません。
営業は朝一番や夜遅くの商談が発生するため、タイムスケジュールは個人で管理することになります。
例えば、夜の商談で帰宅時間が遅くなると翌日の朝は10:00から仕事をすることも許されます。

基本の時間はあるけれど、それぞれが仕事に合わせて調整出来るのは、いいですよね。
いちいち上司に許可を取ったりする手間もなく、自分の判断で融通をきかせれるのは、仕事のしやすさに繋がりますよね。
外資系企業でよかった点

外資系企業に転職して、よかったなーと思うのは、どんなところですか。

やりがいの部分が私の中で一番大きかったです。
営業で高い評価を獲り続けると、希望のポジションにアサインして貰いやすくなります。
私も、営業から日本法人HQに異動となり営業戦略を立案・実行する部署へ配属されました。営業からマーケティングなどに異動した同期もいます。

日本企業では、人事異動は、人事部や上層部など、お上が決めてそれに従うもの、という感覚がありますよね。受け身的というか。
外資系企業は、ポジションは自分で掴み取るものだ、という意識が強いですよね。
もちろん、外資系企業でも、最終決定権は、人事部やマネージャーになりますが、社内の異動制度が整っていたり、個人の希望に基づいた異動も多いイメージがあります。

新しいキャリアを目指すのに、年齢は関係ありません。
そのキャリアにはどのような能力が必要なのか、どうしたらなれるのかなど、上司と面談を通してスキルアップに取り組むことができます。

自分のキャリアを「自分ごと」として考え、それをどうやったら達成できるか、考えると、キャリアを作っていくのが楽しくなりますね。
また、それを上司が一緒になって考えてサポートしてくれるのは、とてもいいですね。
外資系企業で違いを感じたこと

外資系企業に入って驚いたことや、日本企業にいた時とは違うなーと感じたことや経験はありますか。

直行直帰が当たり前だということですね。
日系の営業では会社に出勤して営業先を回り、会社に戻って帰宅することが多いですが、外資系の営業スタイルは、直行直帰が基本です。
通勤地獄から解放されて嬉しかったのですが、最初の1ケ月程は会社に帰らず帰宅することに抵抗がありました。
これは、すぐに慣れてきて、直行直帰以外で営業をしたくないと思うほど、生産性が向上します。

自由に働ける反面、これまでとの違いに戸惑う気持ち、めちゃめちゃ分かります。
しかし、そのソワソワもどこへやら、今は、前職のスタイルには絶対戻れないですよね。
直行直帰に限らず、生産性を向上させることや、無駄なことはやらない考え方は、外資系企業に根付いた文化と言えると思います。
まとめ
今や、外資系企業でのびのび働いている安藤さんも、最初は不安だったというお話を聞いて、驚きがありました。
一方、「外資系企業以外考えられない」と言わんばかりの人でも、同じように最初は不安なんだな、という安心感(親近感)がめちゃめちゃ沸きました。
企業によって、それぞれやり方や文化が違いますので、同じ業界でも全然違う部分もあると思いますが、少しでも参考になれば、幸いです。
もし外資系企業に飛び込むか迷っているのであれば、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
素敵なキャリアに出会えますように。応援しています。
「転職活動は仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職活動は次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用はいつ求人が出るか分かりません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。
転職活動は少し先と思っても、まずはエージェントへの登録し、希望条件に合う求人が手に入る環境を作っておきましょう。

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