子育てをしながら働くママで営業をしていると大変なことも多く「もう無理!」「辞めたい!」と悩んでいる人も多いと思います。
この記事では、事務に転向を考えている営業ワーママのキャリアの両立について、同じくワーママで奮闘中の筆者が解説していきます。
✔︎ 営業は辛いがキャリアは諦めたくない
✔︎ 仕事のやりがいも子育ても両立させたい
中途採用は新卒採用とは違い、ポジションが空いた瞬間や事業拡大など「今だけ」のタイミングで募集が出るケースがほとんど。
つまり、「理想の求人が出たら転職したい」と思っている人ほど、転職エージェントに登録しておくことが重要です。応募は断れますが、締切後の求人には二度と申し込めません。
待っていても”いい情報”は手に入りません。まずは登録しいい求人が届く状態をつくっておくことが、後悔のない転職の第一歩です。
▶︎車や家の購入で複数社の相見積もりを取るように、転職エージェント選びも比較が大切
複数のエージェントに登録しておくことで、担当者との相性、紹介される求人の幅、非公開案件の種類など、しっかり比較でき、納得できる転職が叶います。
女性の中には、家事育児との両立のために時短しかない!と思っている方も多いですが、最近はリモートワーク可の職場も増えています。
在宅であれば通勤時間が無い分、フルタイム勤務しても、通勤ありの時短と同じくらいということも。
視野を広げて転職活動をしてみると意外といい求人に出会えるので、先入観を持たず、視野を広く転職活動しましょう。
理想の求人は、行動した人にだけ届きます。無料のサービスなのですから、後悔しない転職のためにいまの自分にできることを始めておきましょう。
転職サービス | 特徴 |
リクルートエージェント | 業種職種年代問わず 登録しておきたい 子育てママパパ歓迎求人多数 公式サイト |
type転職エージェント | 年収アップを目指すなら 女性転職のノウハウが豊富 公式サイト |
マイナビエージェント | 20代30代に強い 自分らしく働くなら 公式サイト |
ワーママで営業は大変?
営業は、ノルマがキツかったり対顧客で急な対応も多いもの。
ワーママになると昔のように遅くまで対応することが難しく、限られた時間の中で結果を出すのが苦しいですよね。
特に、復職時にはブランクも相まってなかなか思うように出来ず「やっぱり子育てしながらフルタイムで営業職なんてムリ!!!」と思ってしまいがちです。
私も復職してすぐは、頭の中にいつも事務職への異動や転職がちらついていました。
事務職や一般職に転職するべき?
事務職は、社内対応がメインで、時間的融通が聞きやすいことも多く、ノルマも営業の様に明確で無いので、定時内でしか働けないワーママには、魅力的に見えます。
「多少、給料が下がっても、転職をしたい!」と思ってしまいますね。
でもチョット待って下さい。
事務職や一般職に移るには、2つのリスクが潜んでいます。
事務職に変えるリスク
事務職は給料が大きく下がる
一つ目は、事務職に移ると、給料が大きく下がることです。
マイナビの平均年収レポートによると、
- 営業の平均年収:418万円
- 一般事務・受付・秘書:313万円
と、年収が平均で100万円違います!
給料が高い業界や会社だと、もっと差が出てきます。
✔︎ 生活水準を下げれる?
✔︎ 子どもの将来の教育費は大丈夫?
かを、よく考えてから、判断する必要があります。
営業職やキャリア路線に戻りにくくなる
二つ目は、一度、事務職に行くと、営業職やキャリア路線に戻りにくくなります。
また、もし戻れたとしても、思った以上に評価が低くなることが、よくあります。
そうすると、給料が思ったほどもらえなかったり、キャリアが上がっていかないことも。
将来、「またしっかり稼ぐぞ!」と思っても、このキャリアチェンジがハードルになる危険性があります。
✔︎ 将来のキャリアはどう考える?
✔︎ 将来、仕事に本腰を入れた時の給料はどれぐらい?
といったことまで考えて、判断をしたいものです。
生活の見直しを行う
フルタイムで働いているワーキングマザー、営業で頑張っているワーキングマザーというのは頑張り屋さんが多いです。仕事も家事も育児も全て自分で完璧にこなそうとしていませんか。
独身時代にこなしていた仕事と専業主婦の人がやっているレベルの家事や育児、2人以上のタスクを完璧にこなすなんて無理です!
頑張り屋さんには難しいですが、力を抜いて取捨選択していきましょう(笑)。
ここではまず生活を少しでも楽にするアイデアを紹介します。
最初は「他人に任せるなんて」「お金をかけてまで・・」と思うかもしれませんが騙されたと思って一度やってみてください。
使ってみると目から鱗で、生活が快適になり仕事や子供との時間に集中できて幸福度が上がりますよ。
便利家電を導入する
最近は本当に便利な家電が多く発売されています。初期投資はかかりますが、仕事を辞めるよりは安く済むでしょう。
食洗機と乾燥機能付き洗濯機がない人は今すぐ購入しましょう!!
これを導入するだけでも、時間節約とストレスがグッと減ります。
それ以外にもロボット掃除機があれば留守中に掃除を行わせることも可能ですし、スロークッカーを導入すれば、暖かい料理が簡単に作れてしかも帰宅後すぐにご飯が食べれるのでとてもおすすめです。
家事代行サービスの利用
家事を他人に任せることで、仕事と育児の両立によるストレスを軽減できます。
掃除や洗濯、料理などを代行してくれるサービスを利用することで、自分の時間を有効に活用できます。
保育サービスの利用
信頼できるベビーシッターサービスを利用することで、保育園に間に合わないストレスや家に帰ってからのワンオペのストレスから解放されます。
また、緊急時に対応可能なシッターサービスを把握しておくと、子供病気や急な仕事があっても安心です。
時間管理と優先順位の設定
仕事と家庭のバランスを取るためには、効率的な時間管理が必要です。
優先順位を明確にし、重要なタスクに集中する時間を確保しましょう。
限られた時間で最大限の結果を出すには「何をしないかを決める」ことが重要です。
リモートワークの活用
可能であれば、リモートワークを導入することで通勤時間を節約しましょう。
リモートワークに消極的な会社でもまずは交渉してみましょう。意外とOKが出るかもしれません。
営業なのでお客様先に行く必要があったりとフルリモートは難しいかもしれませんが、家から近いお客様へ行く日は直行直帰をさせてもらったり、事務作業の日は在宅にすることで時間を捻出することができます。
どうしても難しい場合は、リモートワークができる部署に異動させてもらったり、リモートワークができる会社に転職も検討しましょう。
リフレッシュの機会をきちんと作る
定期的な休息を取ることで、心身の健康を保ちましょう。
子育て中はどうしても自分が後回しになりがちで、自分が疲れていることや楽しい気持ちになれてないことに気づかない人が多いです。
しかし心身の健康はとても大切です。強制的にでも時間を作り、趣味やリラクゼーション、運動など、自分をリフレッシュできる時間を設けることが大切です。
旦那に月に1回は預かってもらう時間を作ったり、ベビーシッターなどをうまく使いましょう。
気持ちがリフレッシュできると子供にも優しくなれたり仕事のモチベーションが上がりやすくなります。
営業の中で働き方を変えてみる
「給料はいいけどハードな営業」か「ラクだけど給料が下がる事務職や一般職」、その2択だと思っていませんか。
実は、今ほどハードではないけれど、再び営業やキャリアを目指す時にプラスになる仕事を選ぶ、という選択肢があります。
子育てが大変な今だけ、少し働き方をセーブしつつ、でも将来的にはまたしっかり働きたい人や、将来のことを考えつつムリのない範囲で仕事を続けたい人は、ぜひこの選択肢を模索してほしいです。
選択肢は、業界によって異なるので、例としてIT業界で紹介します。
インサイドセールス
インサイドセールスとは、内勤型営業です。簡単にいうと、リード顧客(見込み顧客)に対して、電話やメールを中心にアプローチして、案件を創出していく仕事です。
見込み顧客なので、トラブル対応も基本なく、こちらのペースで仕事を進められるので、時間の融通もきかせやすいです。
また、案件が本格化するとフィールドセールスに引き継ぐので、一番大変な契約までは、対応しなくて良いです。
とはいえ、自分で工夫して仕事をすすめる面白さはありますし、成績に応じたボーナスもあったりします。
給料を大きく減らずに済みますし、将来、外勤営業に戻るのもハードルがめちゃめちゃ低いです。
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、最近IT企業の中で増えている職種です。
「カスタマーサポートのこと?」と思っている方、全然違います(笑)。
カスタマーサポートは、お客様からの問い合わせに対応し、お客様の満足度アップをする部門ですよね。
対して、カスタマーサクセスは、既存顧客に対してアプローチし、アップセルやクロスセルを目指す部門です。
メインの営業担当が別についているので、カスタマーサクセスは、トラブル対応やその顧客への戦略の方針など、大変な部分はメイン営業にお任せでき、しかし、営業の様な提案の面白さを味わえるおいしい仕事と言えるでしょう。
隠れオススメの職種はどうやって探せばいい?
時間がないワーママは転職エージェントを活用すべし
隠れオススメな職種は、業界によっても違いますし、トレンドや時代の流れもあります。
時間がないワーママにオススメの方法は、転職エージェントの活用です。具体的には、転職エージェントの「無料面談」を利用しましょう。
面談は、転職を決意している人だけでなく、転職を始めるか迷っている段階でも、利用することが出来ます。
転職エージェントとの面談のメリット
転職エージェントと面談するメリットを3つ挙げます。
しかも、最近はオンライン面談が主流!
営業の合間やランチタイムにカフェから面談したり、
「面談=転職活動をしないといけない」訳ではありません。
条件の良い企業は、保活同様、すぐに埋まってしまいます。
エージェントに情報登録を済ませ、希望を伝え、合う求人が出たら、すぐに声をかかる状況を作るためにも、登録しておきましょう。
オススメの転職エージェント
ここでは、3つの転職エージェントをオススメします。
全業種職種年代におすすめ:リクルートエージェント
転職支援実績No1&非公開求人数20万件以上
業界業種問わず登録しておきたい
キャリアも諦めたくないなら:JACリクルートメント
アジアで最大級のネットワークと知名度
育児も仕事も諦めない
女性の転職なら:パソナキャリア
女性活躍と長期キャリア育成を専門チームが支援
女性のハイクラス転職なら
転職エージェントは、併用することも可能です。担当者との相性もありますから、複数登録してもOKです。
それぞれの担当者から違った視点でアドバイス貰えるので、複数の人と面談するのは、有益です。
申し込みをすると、数日以内にメールか電話で、面談日の日程調整の連絡が来ます。
折角なので、着信を無視せず、面談の日程を調整して、個別にアドバイスをもらいましょう!
まとめ:キャリアと子育ての両立は可能
いかがでしたか。
キャリアと子育ての両立は、実現可能です。それには、いかに、子育てと両立しやすい仕事を見つけるかが鍵。
キャリアを中断しない程よい職種に変えたり、働くママに理解のある企業を見つけたり、柔軟に働ける仕事に就くことで、両立のハードルはググッと下がりますよ!
せっかくここまで営業でスキルやキャリアを高めてきたので、簡単に辞めるのは勿体ないです。
スキルを活かしつつ、両立が可能な仕事をぜひ転職エージェントに紹介してもらってください。
「仕事も育児も、大変だけど、充実してる!」と思える、楽しい毎日を手に入れましょう。
仕事にやりがいが見つけられない人は、仕事にやりがいがないとき試したい9つの対処法も参考にしてみてください。
転職エージェントを上手く活用する最大のコツは、自分の属性に合うエージェントに登録すること。
年齢や特徴ごとの得意不得意をまとめたので、自分に合うエージェントに登録しましょう。
エージェント名 | リクルートエージェント |
マイナビエージェント |
キャリアスタート |
|
特徴 | オールマイティ! 誰でも最初に 登録しておきたい |
ハイクラスや 外資系・英語を 活かすなら! |
若手から支持! 初めての転職に 優しいサポート |
既卒やフリーター に特化! 正社員を目指すなら |
20代 | どの年代にも対応 | スキルを活かせる求人が豊富 | 初めての転職に 心強いサポート |
未経験求人多数 |
30代 | どの年代にも対応 | ハイクラスに強い | スキルを活かせる 求人が豊富 |
多くはない |
40代・50代 | どの年代にも対応 | ハイクラスに強い | 多くはない | ほとんどない |
外資系・ グローバル企業 |
グローバル企業 も豊富 |
外資系企業 に強い |
多くはない | ほとんどない |
社会人経験が浅い ・未経験 |
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