「ワーママで退職するのはもったいない」「でも子供の成長にもしっかり向き合いたい」「せっかく続けてきたのに退職すると後悔する?」「育児との両立って本当に可能?」
ワーママとして働き続けるかどうか、育児と仕事が両立できるのか・・・このジレンマに日々頭を悩ませていることと思います。
筆者自身も働く母として、この複雑な感情と向き合ってきました(そして現在も度々向き合っています)。
退職して家事育児に専念するのも一つの人生の選択ではありますが、一度キャリアを中断してしまうとなかなか戻るのは容易ではありません。
今の仕事が育児との両立が難しいのであれば、もっと柔軟に働けるポジションや企業で両立を模索するのも一つの方法です。
仕事を辞めるのはいつでもできるので、その前に様々な方策を試して仕事も育児もうまくバランスを取りながら前進できる解決策を模索してみる価値はあります。
しっかり模索した上で退職の決断をすれば、退職を後悔する確率はグッと減るでしょう。
この記事では、育児とキャリアのバランスをどのように取るか、様々な改善ポイントや働き方の選択肢について、筆者の経験や専門知識に基づき、同じ道を歩む働くママに少しでも役に立つアドバイスをお伝えします。
転職したいけど、時短じゃないと無理・・・でも普通、時短で転職なんて無理よね?と思っていませんか。
いいえ、無理ではありません。時短正社員の求人やそれをサポートしてくれる転職エージェントってあるのです。
育児との両立や柔軟な働き方をしたいなら、リアルミーキャリアがおすすめ。
リアルミーキャリアは、「育児をしながら働く」ママを支援する転職エージェントです。
✔︎ 育児に理解のある企業で働きたい
✔︎ 時短や在宅など柔軟な働き方をしたい
✔︎ 年収も下げたくない
といったことを諦めない転職を、可能にしてくれます。
また、普通の転職エージェントでは、バリバリ働く男性や独身女性に埋もれて苦戦しがちですが、ワーママ向けのエージェントだと、周りと同じ条件で戦えるメリットも。
条件の良い企業は、保活同様、すぐに埋まってしまいます。
希望に合う求人が出たら、すぐに声がかかる状況を作るためにも、エージェントに情報登録を済ませ、希望を伝えておきましょう。
※ フルタイム求人ももちろんあります
ワーママが直面するキャリアと育児の両立問題
ワーママが直面する最大の課題は、キャリアと育児のバランスを見つけることです。
職場で求められる責任と、家庭での役割を両立させるのは一筋縄ではいきません。
時間の制約、職場からのプレッシャー、子供の育成に対する自己の期待という三重の重圧の下、ワーママたちは日々、仕事の成果と家庭の幸福の間で綱渡りをしています。
このバランスを取るためには、柔軟な働き方、職場の理解、そして家族からのサポートが不可欠であり、多くのワーママはこの難しい課題に直面しながらも、自分なりの解決策を見つけ出そうと努力しています。
時短や柔軟に働ける企業について聞いてみる
もったいない?ワーママで退職するメリット
私自身もワーママとして悩みながら働いているので、退職を考えた時の気持ちは痛いほど理解できます。
退職した場合のメリットについてまずは見てみましょう。
子育てに集中できる
ワーママが退職する最大のメリットは、子育てに完全に集中できることです。
仕事の責任から解放され、子どもの成長に寄り添う時間が増えます。
これは子どもの発達にとっても、親子の絆を深める上で非常に重要な要素です。
仕事のストレスから開放される
職場のプレッシャーや締め切りに追われることなく、日々の生活にゆとりを持てます。
心身の健康を保ちながら、子育てや家庭生活に集中できるのは大きな利点です。
家族との時間や自己発見のチャンスが増える
家族との貴重な時間が増えることも大きなメリットです。
共に過ごす時間が増えることで、家庭生活はより豊かで充実したものになります。
家族での食事、週末のお出かけ、子どもの学校行事への参加など、家族との共有時間が豊かになり、これは計り知れない価値があります。
また、時間が出来ることで新しい趣味や興味を探求する絶好の機会を得られます。
これまで忙しさにかまけて後回しにしていた自分自身の成長に目を向けることができるのです。
忙しい仕事から離れ自分自身のための時間を持つことで、新たな自己発見の道が開かれます。
ワーママで退職するデメリット
退職にはデメリットも存在します。
収入が減る
退職最大のデメリットは、安定的な収入の喪失です。
これにより家計への影響が生じ、生活水準の見直しを迫られる可能性があります。
キャリアの中断
退職するとキャリアが中断し、仕事のスキルが止まってしまいます。
キャリアの中断は再就職の際に大きなハードルとなり得ます。
特に専門職の場合、ブランクはスキルの陳腐化を意味し市場価値を下げる可能性があります。
社会的孤立や自身の喪失
職場で築いた人間関係や社会的なネットワークの喪失も大きなデメリットです。
これは単に仕事上のつながりを失うだけでなく、自分の社会的なアイデンティティや自信を失うことにもつながります。
職業を通じて得られる達成感や自己評価が低下する人も多くいます。
家事や育児では評価を得られる機会が少なく、充実感を感じられなかったり自信を失う人もいます。
ワーママで仕事を続けるメリット
経済的自立
経済的自立は大きなポイントです。
自分の収入があることで、家計への貢献はもちろん、個人的な自由度も高まります。
キャリアの広がり
スキルや専門知識の維持、キャリアの発展が可能です。
完全に辞めてしまうのと、細々とでも継続しているのでは、その後のキャリアの可能性が全く異なります。
職業を通じて、自己成長を実現し、将来のキャリアアップを目指すことができます。
社会的つながりと自己実現
職場の社会的つながりは、自分を社会の一員として位置づけ、精神的な充実感をもたらします。
また、職業を通じた自己実現は、個人的な達成感や自信の向上に直結します。これは育児だけでは得られない、自分自身の成長と自己表現の場です。
ワーママで仕事を続けるデメリット
しかし、仕事を続けることにもデメリットがあります。
育児との両立の難しさ
特に育児との両立は大きなストレスとなることがあります。
時間的な制約や育児とのバランスを取ることは、日々の生活に緊張をもたらします。
育児の罪悪感
仕事と育児の両立には罪悪感も伴います。どちらかに時間を割くことで、他方を犠牲にしていると感じることがあります。
特に、仕事に多くの時間を割くことで、家族と過ごす時間が限られることに罪悪感を感じやすいでしょう。
疲労とストレス
仕事と家庭の双方の責任を背負うことは、疲労とストレスを引き起こし、自分自身のウェルビーイングを損なう可能性があります。
ワーママはどうしても自分で抱え込んだり無理をしがちなので、パンクしてはじめて気がづく人もいるでしょう。
家事育児の負担を減らすために取り入れるべきこと
予算を確保する
家事や育児の負担はワーママにとって大きな課題ですが、効率的な方法を取り入れることで、この負担を軽減することが可能です。
育児の負担が大きいのは子どもが小さいうちだけです。
ですから、この時期に限って思い切って予算を確保し、家事や育児の効率化に投資することが重要です。
便利家電を導入する
まずは便利家電を導入することを検討しましょう。絶対導入したいアイテムはこちら。
- 乾燥機付き洗濯機
- 食洗機
- お掃除ロボット
これら便利家電の導入は日々の家事の時間を大幅に削減し、その分育児や自分の時間に充てることができます。
宅配サービスや宅配弁当などを活用する
日々の買い物や食事準備の負担を軽減するために、生協や宅配スーパー、宅配弁当サービスを活用するのも一つの手です。
これらのサービスを利用することで、買い物にかかる時間や食事の準備のストレスを減らすことができます。
私は生協を2つかけもちで利用し、週に2回冷蔵庫が補充される様にしています。
食卓に欠かせない卵や牛乳、ヨーグルト、ソーセージなどをまとめて届けてもらえるだけで安心感が全然違います!
生産地や添加物をじっくり吟味できるのも生協や宅配のいい所。気になる添加物が含まれないか確認の上、時短料理キッドや冷凍食品をガンガン使っています。
ヘルパーやベビーシッターを活用する
ヘルパーやベビーシッターの利用もかなり価値があります。
子どもの世話だけでなく家事の一部を代行してもらうことで、ワーママ自身のリフレッシュタイムを確保できます。
特に仕事との両立が難しい時期には、これらのサービスを積極的に利用することで、心身のバランスを保ちながら効率的に日常生活を送ることが可能になります。
多様な働き方を取り入れる
様々な働き方があることを知る
現代の労働市場は多様化しており、従来のフルタイム勤務だけでなく、さまざまな働き方が可能です。
柔軟な勤務体系を採用している企業も増えており、ワーママにとっては希望に合った働き方を選択しやすくなっています。
今の職場で模索してみよう
まずは今の職場で両立しやすい環境に出来ないか交渉してみましょう。
職場に自分の状況を説明し両立しやすい働き方の提案をすることで、変更が可能な場合があります。
時短勤務やパートタイムで勤務時間や責任を減らす
時短勤務やパートタイムは、育児と仕事のバランスを取るための効果的な方法です。
これらの勤務形態を選ぶことで、職場での責任や時間の圧力を軽減しつつ、キャリアを継続することが可能になります。
リモートワークやフレックスタイムなど柔軟な働き方をする
リモートワークやフレックスタイムは、通勤時間の削減や自宅での仕事により、より柔軟なスケジューリングが可能になります。
これにより、育児や家事との両立がしやすくなるため、フルタイム勤務でも余裕を生み出すことができるでしょう。
新たなキャリアの道を探る
職場での両立が困難な場合の転職も検討する
現在の職場での仕事と育児のバランスが取れない場合、転職を検討することも一つの選択肢です。
新しい職場では、より柔軟な働き方や育児に理解のある環境が見つかる可能性があります。
転職には、新しいキャリアチャンス、より良い労働条件、育児とのバランスが取りやすい環境への移行などのメリットがあります。
また、新しい職場で新たなスキルや経験を積むことができます。
転職後すぐ時短や柔軟な働き方の企業を紹介してもらう
転職するデメリットも考慮する
一方で、転職には不確実性や新しい職場での適応の難しさ、キャリアパスの変更に伴うリスクなどのデメリットが存在します。
転職は慎重に検討し、自分のキャリア目標や家族の状況に合った選択をすることが重要です。
両立に成功したワーママの事例
時短勤務
東京に住む美咲さん(34歳)は、IT企業でフルタイムのプロジェクトマネージャーとして働いていました。
彼女は一人息子が生まれた後、仕事と育児の両立に苦労し始めました。
退職も検討しましたが、美咲さんは上司と相談の上、時短勤務に切り替えることを決断しました。
退職せず時短勤務に切り替えた理由として、子どもが成長した後再びフルタイムでのキャリアに軸足を移すことにありました。
時短勤務は一時的な選択であり、キャリアを維持しながらも育児にも専念できる理想的なバランスを実現しました。
勤務時間は午前9時から午後3時までとなり、この時間帯は仕事に集中し、午後は子供の世話に専念できるようになりました。
美咲さんは仕事の効率を上げ、重要なプロジェクトに集中することができるようになりました。また、午後は子供と過ごす質の高い時間を持つことができ、育児とキャリアの両立に成功しました。
柔軟な働き方が出来る仕事に転職
大阪に住む恵理子さん(38歳)は、広告代理店で働くワーママでした。高い仕事のプレッシャーと不規則な勤務時間に悩んでいました。
恵理子さんは、仕事と家庭のバランスを改善するために転職を決意。
フレックスタイム制度やリモートワークが可能なデザイン会社への転職に成功しました。
新しい職場では、自分のスケジュールを柔軟に管理することができ、子供の学校行事や病気の時にはリモートワークを利用することができました。
この転職により、恵理子さんは仕事の質を維持しつつ、家族と過ごす時間も増やすことができました。
もう一点重要なのは、恵理子さんが年収を下げることなく仕事と育児を両立できたことです。
フルタイムのままキャリアを続けることで、恵理子さんは子どもの習い事に投資する余裕を持ち、将来の教育費に関する心配も少なくなりました。
経済的な安定は、彼女と家族にとって大きな安心感をもたらし、子どもに最適な教育機会を提供するための資金的な基盤を確保しました。
この経済的な余裕は、子どもの成長に伴うさまざまなニーズに対応するための重要な要素となっています。
恵理子さんは、キャリアと家族のどちらかを選択するのではなくどちらも手に入れる方法を模索し、結果キャリアも育児にも満足しています。
退職を悩むワーママにオススメの転職エージェント
転職を考えているワーママにとって、適切な転職サービスやエージェントの選択は重要です。
エージェントによって強みや得意不得意があるので、自分にあうサービスを見つけて利用しましょう。
JACリクルートメント
- フレックスタイムやリモートワークなど柔軟な働き方が可能な求人多数で育児との両立が出来る
- 家庭と仕事のバランスを大切にする企業の求人が多く、ワーママの生活スタイルに合わせた働き方が可能
リアルミーキャリア
- 転職直後から時短勤務可能の求人あり!
- 子育て中の女性に理解のある企業の求人で、安心して長期的なキャリアを築くことができる
- 女性のキャリア形成に特化したサービスで、個々のキャリアプランに合わせた細やかなアドバイスが受けられる
ビズリーチ
- 登録だけで企業からスカウトが来るため、忙しいワーママにとって◎
- マッチング精度の高いスカウトが来るため、効率的に転職活動が行える
- 高年収や管理職クラスの求人が多くキャリアアップを目指すワーママに最適
まとめ:ワーママで退職するのはもったいない!新しい働き方を模索しよう
ワーママとして直面するキャリアと育児のバランスに関する課題は、一見圧倒的に思えるかもしれません。
しかし、退職はいつでも選ぶことができます。
ぜひその前に育児とキャリアの両立を目指すさまざまな可能性を探ってみてください。
現代の職場環境は以前よりも柔軟性が増し、ワーママにとって働きやすい環境が徐々に整っています。
時短勤務、リモートワーク、フレックスタイムといった柔軟な勤務体系の選択肢を検討すること、また、家事育児の負担を軽減するための効率的な方法を取り入れることで日々の生活の質を向上させることが可能です。
さらに、現在の職場での環境改善を交渉することや転職サービスを活用することも、新たなキャリアの道を探る上での一助となります。
一度退職してしまうと、なかなかもとの環境を取り戻すことは難しいです。
自分に合った働き方を見つけることで、キャリアも家庭も充実したものにすることができます。
自分自身の可能性を最大限に活かしながら、バランスの取れた生活を実現するための一歩を踏み出しましょう。