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仕事と育児が両立出来ない!ワンオペで仕事を辞めたい!と思っているワーママが考えるべきこと

ワーママの基礎知識

「夫婦でお互いフルタイムで働いているのに、家事育児はほとんど自分」「仕事もこなしながらワンオペの生活が恒常化している」というご家庭も少なくないでしょう。

この記事では、家事育児が大変で仕事との両立に苦戦している人に向けて、家事育児と仕事を両立が苦しいあなたに考えるべきことををワーママ筆者が解説します。

書いた人:キャリ索ふゆみ
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仕事と育児、両立の考え方

育児はまだまだ女性の仕事なのが現実

女性の社会進出が進み、女性でも総合職として男性と同じ様に働く方も増えています。

また、一昔前とは違い、キャリアを選ぶと子どもを持つのが難しいという時代ではなく、子どもが出来ても産休育休を経てまた職場に戻り、子育てをしながら働く環境が整ってきています。

一方、家事や育児に関しては、まだまだ女性の役割という認識が根強く残っています。

妻がフルタイムで働くご家庭は増えているにも関わらず、男性が家事や育児にかける時間はほとんど増えておらず、2016年における、6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連に費やす時間は、1日当たり83分という調査結果もあります。

確かに、保育園の朝の送りは、パパ担当という家庭も多いですが、夕方のお迎えはママ担当のご家庭も多く、夕方以降は妻がワンオペで担っている家庭も少なくありません。

最大の協力者はパートナーのはずだが・・・

昔の子育ては、親に頼る人が多かったです。

しかし、核家族化が進んだり、自分たちの母親(子どもから言うと祖母)も働く人も増え、いつでもサポートしてもらえない人も多くいます。

ですので、最大の協力者はパートナーである夫になりますが(*)、世知辛い世の中で、男性が育児の為に仕事を調整するのは、簡単ではなく、あまり、またはほとんど協力を得られない人は少なくありません。
(*)ここでは大半を占める女性が育児をメインで担っているパターンを想定して記載しています

仕事をこなしながら、育児もしている身としては、こっちは頑張って両立しているんだから、そっちもちょっとは頑張ってよ!!(涙)という気持ちになると思います。すごくよく分かります。

筆者は、外資系企業というのもあり、育児や介護に積極的に参加している男性も比較的多い職場であった為、結婚するまではあまり感じませんでしたが、夫が典型的な日本企業であった為、仕事をしながら育児に参画する男性の難しさをひしひしと感じる現在です。

昔に比べて、男性でも傷病休暇や子どもの行事で休みやすくなったとはいえ、まだまだ世間の風当たりが強いのも事実です。

表向きは制度があっても陳腐化していたり、女性が使う分には理解が進んでいても男性が使うことに抵抗がある会社もまだまだ多いですね。

ですので、夫や夫の会社を時間をかけて教育していきつつ、直近は、頼れるツール・頼れるサービスは、何でも頼ってみてください。お金を払ってでも、時間を買うことを意識する。

そうすると、たとえワンオペが続いてしまっても、これまでのようにヘトヘトに疲れて、体も心も死んでしまう、という状況からは改善するでしょう。

自分のマインドを変える

先ほどの解決策を聞いて、え!?と拍子抜けした人もいるかと思います。

そんな話じゃなくて、夫と一緒に育児を両立する方法を教えて欲しいんだけど・・・、とか、育児は愛情が必要だからお金で解決するのは違う気がする・・・、など、色々な感情が渦巻いているのではないでしょうか。

ワンオペや育児でヘトヘトになっている人は、自分のマインドがそれを作り出している側面があります。

あなたの中に、こんな感情はありませんか?

 ・自分で出来ることに、お金を払うのは勿体無い
 ・育児は、愛情を持って行うべきで、手抜きをしたくない
 ・私が苦労してやっているのだから、パートナーにも努力して欲しい
 ・周りの人ができているから、自分たちも出来るはず

これらは、多くの女性が持っている育児に対する考え方や感情、常識ですが、しかし、実は、こういった感情が、女性の仕事と育児の両立や、男性の家庭進出を阻んでいるのです。

全ての根源は、あなたのマインドにあり、その意識や考え方を変えないと、現状の大変さから解放されるのは難しいでしょう。

イマイチ、理解出来ないと思いますので、逆に置き換えるとすごくよくわかると思います。

男性社会に女性が子育てしながら参戦する場合、定時退社をしたり、極力残業をしないように努めます。

多くの女性は、時間内に終わるように効率的に仕事を進めたり、無駄な業務を無くす努力をしています。

突発的なお休みに備えて、業務分担したり、いつでも引き継げる準備や報告を抜かりなくしています。

そんな中、「あの人だけ残業しないのはずるい」とか、「無駄な作業の中からも、生まれるものもある」と言われたらどうでしょうか。

「いやいや、時間でなく、内容や質を見てよ」や、「というか、”時間内に仕事を終えて帰る働き方”を、育児中の女性に限らず、全ての人が実行できるようにすればよくない?私たちはその起爆剤になってるのよ?」と思ってしまいませんか。

でも、皆が「残業はするもの」「出社はした方がいい」といった固定概念に縛られてて、変わりたくない心理や固定観念に阻まれて、そう考えれないのです。

こちらからすると、なんともアホらしいですよね(苦笑)。

しかし、育児では、これの逆のことが起きているのです。

昔の様に周りが手伝ってくれる環境ではないし、様々なサポートが用意されているのに、それを利用することに抵抗があったり拒否するのは女性であることが多い。

・子どもに母の味がないのは可愛そう
・自分の家なのだから、自分できちんと綺麗にするのが当たり前
・裕福でもないのに、高いお金を払うのはとんでもない

そういった”固定観念”から、自分自身を解放してあげては、いかがでしょうか。

仕事も家事育児も両立していく方法

人生について考える

仕事と育児の両立に悩んでいると、こういった悩みにぶち当たるのではないでしょうか。

 こんなに大変なら仕事を辞めてしまいたい
 子どもに辛い思いをさせてまで、キャリアを頑張るべきなのか
 仕事を辞めたいけど、将来が不安で、どうしていいか分からない

そんな時は、人生についてよく考えるべきタイミングです。

キャリアも捨てたくないのに今辛いからという理由だけで仕事を辞めるのはもったいないし、逆に子どもに重点を置きたいのになんとなく将来のお金が不安でという理由だけで辛いのに続けるのも勿体ない。

また、子どもにいい教育をさせてあげたいのにお金が理由で断念するのも悲しいですよね。

何に重きを置きたいのか、そしてそれ以上に、何を失いたくないのか、をよくよく考えてみて下さい。

突発的な判断でなく、自分の軸をきちんと整理することで、どの判断したとしても、後悔しにくくなります。

夫婦で話し合う

育児は、夫婦の問題です。そして、「夫婦の働き方」は、今の日本社会では、ほぼイコールで「妻の働き方」ともいえます。

ですので、あなた1人で抱え込まず、夫婦で認識合わせをし、打開策を一緒に検討するべきです。

あなたのパートナーは、あなたの辛い状況をしっかり理解できてないかもしれません。

悲しいかな、相手は、「あなたがうまいことやってくれていて家族は順調だ」と思っている可能性もあります。

本当はもうちょっとならサポート出来るけど、あなたが頼っていかないから、これまで通りの役割分担で進んでいるかもしれません。

お互い「相手はきっとこう思っているだろう」で進むと危険です。

それぞれの状況も考え方も変わっていくものなので、夫婦で、定期的に話し合うべきです。

言語化するのは、自分の為にもなるので、臆せず話し合いましょう。

あなたは、どういう働き方をしたいのか。制約がないとしたらどうしたいのか、現状を考えると何が希望なのかをきちんと伝え、その上で、現状の最適解を2人で見つけるべきです。

家庭内の役割分担についても、話し合ういい機会です。どういう部分が大変かや、もっとお互いが歩み寄れる部分がないのかを話し合ってみて下さい。

よく聞くのは、男性側ももっと担いたいが何をしていいのか分からず、結局何も出来ていないパターン。

これまで家事育児に積極的でなかった男性は、新入社員と同じ。頼んでもすぐに出来るわけではないので、少しづつ頼むのが◎

同じ大人なんだから、と思わず、寛大な心で、少しづつ育てていきましょう!

家の中を整える

夫がいくら協力的な姿勢を見せても、家事育児スキルの問題や、仕事や職場の状況で、あなたの負担が劇的に軽くなる程、協力してもらえるパターンは少ないです。

やはり、夫側の事情も考慮すべきで、そうなると、必要に応じて自分たち以外の力を使うことが大切です。

育児は自分で!と考えてしまう人は多いのですが(刷り込みが根深い!!)、ここは、ロジカルに考え、割り切ってアウトソーシングしましょう。

特に、苦手なことは、得意な人がやった方が早いし、精神的にも良い。

まずは、家電などで家の中を整え、自分の家事稼働時間を減らしましょう。

共働き家庭や育児中の家庭にぜひ導入を検討して欲しいのは、これです。

  • 全自動洗濯機
  • お掃除ロボット
  • 食洗機

そんな買うお金無いよーという声も聞こえてきますが、本当にそうでしょうか。

全自動洗濯機を例に取って考えましょう。全自動洗濯機であれば、洗濯物を干す必要がなくなります。

全自動洗濯機は、安いもので20万円ほどしますが、寿命は7~10年です。

7年間毎日洗濯すると、1日あたりたった79円です。

洗濯干しや取り込みには、平均15~30分程度、使っていると思います。

洗濯が1回で済めば良いですが、週末などは何回も洗濯を回すこともありますよね。

すると、30分以上、洗濯干しに費やしていることになります。

毎日たった80円で、それから解放されると考えると、とても安く、また効率的だと思いませんか?

こう考えると、導入しない方が勿体無いですよね。

周りのサポートを受ける

最近は、働く女性が増えていることもあり、様々なサービスやサポートがあります。

育児で大切なのは”人手”と言いましたが、こういったサービスを利用することで、自分の時間を確保し、自分の”人手”として使える時間を増やすことが出来ます。

例えば、こういったサービスが使えます。

  • ファミサポなどで送り迎え
  • 料理の作り置きサービスやお惣菜の活用
  • ハウスクリーニング
  • 生協やネットスーパーの活用

他の働き方を模索する

かなりハードは働き方をしていると、時間的に、また精神的に、仕事と家事育児の両立が難しいと感じることもあるでしょう。

自分の仕事はそこまでタフではないけれど、夫がハードな働き方をしていたり、単身赴任などで、全く頼れず、今のままでは両立できない、と思っている人もいるかもしれません。

また、会社が育児に理解がない職場だと、仕事を続ける気持ちを保つことが難しくなるのも、無理はありません。

しかし、仕事をやめることは簡単に出来ますが、キャリアを完全に手放してしまうと、戻ってきたくても戻れなくなることが多いです。

ですので、やめるのは最終手段とし、他の働き方を模索する方法も試してみてはいかがでしょうか。

ある意味、辞めるのはいつでも出来るので、背水の陣で、チャレンジしてみてはどうでしょう。

今は、たくさんの働き方があります。

また、会社が変われば、社風や考え方の違いで、同じ働き方でも問題なく続けれる場合もありますので、最初からセーブした働き方に限定せず、広くチャンスを模索してみて下さい。

例えば、
・社風の違いで、同じ職種や勤務内容でも働ける
・今と同等の仕事だが、”在宅勤務”によって、両立可能
・フレックスタイム制で、自分の時間に合わせて仕事を調整できる
・勤務形態を変えて、大変な時期は勤務時間をセーブしつつキャリアを継続(将来、余力が出てきたらフルスロットに戻す)

といった働き方が考えられます。

まとめ:外注や周りを巻き込んで乗り切る

いかがでしたか。女性にとっても、男性にとっても、育児をしながら仕事をするのは、簡単ではありません。

自分に余裕がなくなると、さらに育児でも余裕がなくなり、悪循環。

ぜひ、自分たちにとって良い仕事と育児のバランスを見つけていって下さい。

最近は働くママ向けの転職エージェントもあります。

例えば、リアルミーキャリアは「育児をしながら働く」ママを支援する転職エージェント。

 ✔︎ 育児に理解のある企業で働きたい
 ✔︎ 時短や在宅など柔軟な働き方をしたい
 ✔︎ 年収も下げたくない

といったことを諦めない転職を可能にしてくれます。

また、普通の転職エージェントではバリバリ働く男性や独身女性に埋もれて苦戦しがち。

ですが、ワーママ向けのエージェントだと周りと同じ条件で戦えるメリットも!

条件の良い企業は、保活同様すぐに埋まってしまいます。

希望に合う求人が出たらすぐに声がかかる状況を作るためにも、エージェントに情報登録を済ませ希望を伝えておきましょう。

フルタイム求人ももちろんあります

この記事を書いた人
ふゆみ

中流大学卒。中小企業でキャリアスタートしたが、転職を経て、現在、大手外資系企業で勤務中。

結婚、出産、育休を経験し、子育てもしながら、フルタイム勤務で働くワーママでもある。

女性は、ライフイベントが多い上に、仕事をしていても家事育児は女性比重が重く、その上、まだまだ男性社会の中で結果が求められる。そんなハードモードの人生ではあるけれど、女性が、仕事もプライベートも、楽しく幸せに生きていく為のヒントになればと、発信をしています。

趣味は、旅行と、食べること。TOEIC875

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