「カスタマーサクセスはやめとけって本当?」
「カスタマーサクセスって結局どんな仕事なの?向いているかな」
「カスタマーサクセスのキャリアってどうなの?」
カスタマーサクセスに興味はあるけれど、「やめとけ」という声を目にして、迷いが生まれている方は少なくありません。
顧客の成功を支援する役割とはいえ、実際の現場では業務量の多さや責任の重さ、クレーム対応など、想像以上にハードな一面があるのも事実です。
実際に、カスタマーサクセスで「成長できない」「評価されにくい」「キャリアが不安」と感じて離職する人もいるのでそういう人のSNSなどを目にして、不安に感じるのは自然なことです。
結論から言うと、カスタマーサクセスは向き不向きが分かれやすい職種。全員におすすめとは言えませんが、向いている人にとってはやりがいも大きく、将来性も期待できるキャリアです。
この記事では、転職経験もありカスタマーサクセスチームと一緒に働いていた筆者が、カスタマーサクセスが「やめとけ」と言われる理由を3つに絞って解説しつつ、どんな人に向いているのか5つの特徴とともに紹介していきます。

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カスタマーサクセスってどんな仕事?
カスタマーサクセス(Customer Success)という職種、近年よく耳にするようになりましたよね。特にSaaS企業やITベンチャーでは欠かせないポジションになっています。
でも、「サポートと何が違うの?」「営業に近いの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
ここでは、カスタマーサクセスの基本的な役割と、実際に働いてみて感じる“やりがい”についてご紹介します。
カスタマーサクセスの役割とは?
カスタマーサクセスとは、顧客の成功体験にコミットするチーム・組織・役割のこと。つまり、カスタマーサクセスの主な役割は、顧客が自社サービスを最大限活用し、成果を上げられるよう支援することです。
導入支援(オンボーディング)から日々の活用フォロー、活用データの分析、改善提案、場合によってはアップセルやクロスセルの提案など、業務は多岐にわたります。
特徴的なのは、「トラブル対応」や「受け身のサポート」ではなく、“顧客の成功”という成果をゴールに、自らアプローチしていくという点。いわば「攻めのサポート」とも言える存在です。
カスタマーサクセスを略して”CS”と言われることもあります。
カスタマーサクセスは営業・サポートと違う?
営業との違いは「受注後も伴走し続ける点」にあります。通常、営業は契約を取るまでが役割ですが、カスタマーサクセスはその後も顧客との関係を維持・発展させていきます。
一方で、サポートとの違いは、「顧客の問い合わせを待つのではなく、能動的にアクションを起こす」ところ。課題が起きてから対応するのではなく、課題を予測して先回りするようなサポートが求められます。
カスタマーサクセスやりがいを感じるポイント
カスタマーサクセスは「ありがとうと言ってもらえる仕事」です。
それもただの感謝ではなく、「この人がいたから成果が出た」と言ってもらえることも。
たとえば、導入時に課題が山積みだったお客様が、半年後に「業務効率が改善しました」と笑顔で報告してくれた時。顧客の成功がダイレクトに感じられる瞬間は、何にも代えがたい喜びになります。
また、社内でもプロダクトチームや営業チームとの橋渡し役になることが多く、組織全体の中で影響力を持てることも大きな魅力です。
カスタマーサクセスはやめとけと言われる理由
「カスタマーサクセス やめとけ」と検索候補に出てきて不安になった人も多いかもしれません。一見やりがいもありそうなのに、なぜそんな声があるのでしょうか?
ここでは、実際に現場で働いている人の声や転職相談でよく聞かれる不安要素から、「やめとけ」と言われる主な3つの理由を紐解いていきます。
カスタマーサクセスやめとけな理由①責任が重くプレッシャーが強い
カスタマーサクセスの最大の特徴は、「顧客の成功に責任を持つ」こと。それはつまり、顧客がうまく活用できなかったり、解約に至ってしまった場合には、自分の責任と捉えられるケースが多いということです。
とくにSaaSなどのサブスクリプション型ビジネスでは、継続率やアップセル率がKPIとして厳しく追われます。
一人あたりが担当する顧客数も多く、それぞれの状況を把握し、的確にフォローしなければならないため、「常に緊張感がある」という声も珍しくありません。
また、トラブルやクレーム時には最前線で対応することが多く、精神的にタフさが求められる職種です。
カスタマーサクセスやめとけな理由②幅広いスキルが求められる
会社によっても異なりますが、カスタマーサクセスの業務は、本当に“何でも屋”レベルに広いことも多いです。
顧客対応はもちろん、利用状況のデータ分析、資料作成、社内調整、プロダクトフィードバック、場合によってはアップセルの営業提案まで…。
「サポートのようで、営業でもあり、マーケティングでもあり、プロダクトの一部でもある」
そんな感覚に近く、マルチタスクが苦手な人や、一つのスキルを深掘りしたい人には負担に感じやすいでしょう。
しかも顧客ごとに課題も業種も異なるため、テンプレ対応が効かず、都度の対応力・柔軟性・論理性・共感力…全部盛りで求められることも多く、未経験で飛び込むと「自分には無理かも…」と感じてしまう人も。
カスタマーサクセスやめとけな理由③クレーム対応など精神的負担が大きい
お客様が困っているときにこそ、カスタマーサクセスの出番。でもそれは、必ずしも“ありがとう”と言われる瞬間だけではありません。
むしろ、
「こっちは困ってるのに何もしてくれないじゃないか」
「営業に聞いていた話と違う」
「サポートが遅すぎる」
など、時に理不尽なクレームやフィードバックを受け止めることも多々あります。
もちろん冷静に対応できるスキルが求められますが、それでも連日こうしたコミュニケーションが続くと、メンタルがすり減るのも事実。特に、社内にカスタマーサクセス経験者が少ない環境では、孤独感を感じやすくなります。
カスタマーサクセスに向いている人の特徴5選
「大変そうだけど、自分には向いてるかも…?」そう感じたあなたは、実はカスタマーサクセス適性アリかもしれません。
この仕事は“誰でもできる”ものではありませんが、逆に向いている人にとっては、やりがいや成長機会が大きく、キャリアの可能性も広がるポジションです。
ここでは、実際にカスタマーサクセス職で活躍している人に共通する特徴を5つご紹介します。
カスタマーサクセスに向いてる人①相手目線で考えられる共感力がある
カスタマーサクセスは、お客様の成功を一緒に描く仕事。そのためには、「この人は本当に何に困っているんだろう?」という視点を持って、相手の気持ちや立場に立って考える力が欠かせません。
形式的な対応ではなく、「わかってくれてる」と思ってもらえるような関係性の構築が、リテンション(継続率)やアップセルにもつながります。
人の話を丁寧に聞ける人や、自然と感情に寄り添える人は、カスタマーサクセスで信頼される存在になりやすいです。
カスタマーサクセスに向いてる人②主体性がある
カスタマーサクセスには、明確なマニュアルやルールがないことが多いです。顧客ごとに課題も状況も違うため、「これをやれば正解」という型が存在しません。
だからこそ、自分で状況を判断して、仮説を立て、アクションに移せる“自走力”が重要。
逆に「指示がないと動けない」「決められたことだけやりたい」というタイプは、正直しんどいです。
「お客様のために、自分から動く」この感覚が自然にできる人は、カスタマーサクセスに向いている人です。
カスタマーサクセスに向いてる人③学び続けられる探究心と柔軟性がある
SaaSやITサービスは、日々どんどん進化しています。同じように、カスタマーサクセスのやり方も変化し続けるので、常に学び続ける姿勢が必要不可欠です。
顧客の業界・業種もバラバラな中で、都度その背景をキャッチアップしたり、新しいプロダクト知識をインプットしたりと、情報感度の高さが求められます。
また、マルチタスクやイレギュラー対応が発生しやすい仕事なので、柔軟に考え方を変えられる人も◎。変化を楽しめるタイプは、長く続けやすい傾向がありますよ。
カスタマーサクセスに向いてる人④コミュニケーション能力と調整力が高い
CSは、社内外問わず“橋渡し役”としてのコミュニケーションが多いです。
お客様の要望を開発や営業に伝えたり、社内の調整をしながら最適な対応を提案したり。その過程では、単なる会話力ではなく、「情報を整理して、伝える力」や「人との信頼関係を築く力」が求められます。
口下手でも大丈夫。ただし、「相手に配慮できる」「言葉を選んで伝えられる」この力がある人は、圧倒的に活躍しやすいです。
カスタマーサクセスに向いてる人⑤忍耐力とストレス耐久がある
正直なところ、CSの仕事にはストレスもあります。理不尽なクレーム、社内の板挟み、成果プレッシャー……。どれも避けられません。
だからこそ、感情をうまくコントロールして、冷静に対応できる忍耐力や、長期的な視点で取り組める粘り強さがある人はとても強いです。
「しんどいけど、成長してる実感がある」
「辛いことがあっても、やっぱりお客様の成功が嬉しい」
そんなふうに思える人は、カスタマーサクセスという仕事に誇りを持って続けていけるでしょう。
カスタマーサクセス職が合わない人の特徴
向いている人がいる一方で、カスタマーサクセスに不向きなタイプも確実に存在します。
ここでは、実際にカスタマーサクセス職でミスマッチを感じた人たちの共通点をもとに、「このタイプは少し注意かも?」という特徴を3つご紹介します。
カスタマーサクセスに合わない人①安定志向で変化を好まない
カスタマーサクセスの現場は、変化の連続です。
プロダクトの仕様変更、顧客ニーズの変化、社内体制の見直しなど、昨日までの“当たり前”が今日には通用しない…なんてことも日常茶飯事。
そのため、「決まったルールの中で、毎日同じことを淡々とこなしたい」という安定志向の人には、かなりストレスフルな環境になることがあります。
特に、ベンチャー企業やスタートアップに多い職種であることも考えると、柔軟に対応できないタイプは疲弊しやすいかもしれません。
カスタマーサクセスに合わない人②一人で仕事を完結させたい
「自分のペースで黙々と進めたい」
「他人とのやり取りを最小限にしたい」
そう感じる人にとって、カスタマーサクセスはかなり“人間関係密度が高い”仕事です。
常にお客様と会話を重ね、社内の開発や営業チームとも連携を取りながら動く必要があり、自分ひとりで完結できる仕事はほぼありません。
また、誰かの要望に対して柔軟に動く必要があるため、「自分のやり方・ペースを守りたい」タイプにとっては、かなりフラストレーションが溜まりやすいでしょう。
◆カスタマーサクセスに合わない人③すぐに成果を実感したいタイプ
「やった分だけ、すぐに評価されたい」
「短期的に成果を出して、自信をつけたい」
そんな人にとって、カスタマーサクセスは**“結果が見えにくい職種”**でもあります。
というのも、CSのミッションは「顧客の成功=長期的な成果」に向けて伴走すること。
すぐに売上が上がるわけでもなく、地道な支援の積み重ねが半年後や1年後の成果につながるケースも多いです。
そのため、「頑張っているのに手応えがない…」と感じてしまう人には、モチベーションを保つのが難しい場面もあるかもしれません。
カスタマーサクセス職のリアルな口コミ
ここでは、実際にカスタマーサクセス職で働いた方々のリアルな声をお届けします。「やりがいがある」と感じる人もいれば、「やめといた方がいいかも…」と感じる人も。
良い口コミ・悪い口コミ両方をご紹介することで、この仕事の“本当の姿”を掴んでいただければと思います。
カスタマーサクセス職の良い口コミ
顧客の成果が見えたとき、やってて良かったと思える(28歳/SaaS企業勤務)
最初は導入支援でつまずいていたお客様が、半年後には自社内で定着活用できるようになり、「◯◯さんのおかげです」と言っていただけたときは本当に嬉しかったです。表には出ない地道なサポートも多いけれど、結果として顧客が成功してくれるとやりがいが倍増します。
仕事のやりがいと働きやすさのバランスがいい(32歳/ITベンチャー)
元々営業でしたが、カスタマーサクセスへ転向しました。カスタマーサクセスは顧客対応だけでなく、提案力、資料作成、社内調整、時には営業もやるので、自然とスキルが鍛えられます。私の会社の場合、営業担当はお客様の所へ顧客訪問しますが、カスタマーサクセスは基本オンラインでの対応がメインなので在宅勤務で働くことが出来ています。営業的な仕事のやりがいもありつつ、プライベートとのバランスも取りやすい、働き甲斐と働きやすさがここちいいです。
顧客との信頼関係が築ける仕事(30歳/Webサービス運営会社)
単なるサポートではなく、継続的にやり取りする中で「◯◯さんに相談すれば大丈夫」と言ってもらえる関係性が築けたのが一番の喜びです。感謝の言葉を直接もらえる仕事って、実は少ない気がしていて…カスタマーサクセスはそれがあるから続けられてます。
カスタマーサクセス職の良くない口コミ
やることが多すぎてキャパオーバー気味に(29歳/SaaS企業)
担当顧客が30社以上いる中で、それぞれの状況を把握して、毎月レポート出して、社内会議もこなして…となると本当に時間が足りません。急なトラブルにも対応しなきゃいけないので、残業も多く、正直体力的には結構キツいです。
成果が曖昧で評価されにくい(33歳/中小IT企業)
営業は売上で評価されるけど、CSは「サポートの質」とか「顧客満足度」とか、目に見えない指標が多くて不透明な部分が多いです。上司によって評価が変わることもあるし、「結局何を頑張ればいいの?」ってモヤモヤすることもありました。
カスタマーサクセス職の将来性とキャリアパス
「もしカスタマーサクセスを続けたら、将来どんなキャリアが描けるんだろう?」
カスタマーサクセスの将来性やキャリアパスが気になる人も多いでしょう。
ここでは、カスタマーサクセス職の市場価値や将来性、実際に描けるキャリアパスについてご紹介します。
カスタマーサクセスはSaaS市場の成長とともに求人数も増加中
SaaS(Software as a Service)業界は、今や右肩上がりで拡大中。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)ニーズに伴い、SaaSの導入はどんどん加速しており、それに比例して“CS職の需要”も急増しています。
特にリテンション(解約防止)やアップセル・クロスセルの観点から、「カスタマーサクセスは経営に直結する職種」として位置付けられる企業も増えており、カスタマーサクセス部門の立ち上げや拡充が進んでいます。
転職市場でも「カスタマーサクセス経験者を採用したい」という求人は年々増加傾向。未経験可のポジションもあり、今からでも十分チャンスのある職種といえます。
営業・マーケ・プロダクトなど多方面にスライド可
カスタマーサクセス職の面白いところは、「一生カスタマーサクセスでいる必要はない」という点です。
実際、カスタマーサクセスで得たスキルは、以下のような別職種への転向にも強みになります。
- 営業職(セールス):顧客ニーズの把握や提案力が強化されているため、即戦力に。
- マーケティング:ユーザーの声を最もリアルに知る立場なので、ペルソナ設計や施策立案に強い。
- プロダクトマネジメント:機能改善やUIUX改善のフィードバック経験を活かして、プロダクト側にキャリアチェンジする人も。
- カスタマーエクスペリエンス(CX)専門職:カスタマーサクセスから一歩進んだ、顧客体験の設計ポジションへ。
つまり、カスタマーサクセス職を“キャリアの起点”として活用する道も大いにアリなんです。
カスタマーサクセスで今後求められるスキルと役割の変化
今後のカスタマーサクセスには、より“戦略的な視点”が求められるようになっていきます。
単なる「サポート係」ではなく、LTV(顧客生涯価値)を最大化するためのパートナーとして、経営・マーケ・開発などと連携しながら動く存在へ進化していくでしょう。
求められるスキルも、以下のように高度化しています。
- データドリブンな分析力(KPI設計やCSツールの活用)
- 業界知識+顧客課題の理解力
- クロスファンクショナルな調整力
また、「一人のカスタマーサクセス担当者が、数十社を同時に見る」時代から、「デジタルツールを活用しながら効率よくサクセス体制を整える」流れになりつつあります。
これからの時代は、“人間らしさ”と“テクノロジーの使いこなし”の両方を兼ね備えたカスタマーサクセスが活躍していくと言えるでしょう。
カスタマーサクセスに転職すべき人とは?
カスタマーサクセスは、やりがいも将来性もある一方で、「誰にでも合う職種ではない」というのが正直なところ。
でも、自分の性格や価値観、今後のキャリアビジョンにマッチしていれば、これほど面白く、可能性が広がる職種もないと思います。
ここでは、どんな人がカスタマーサクセスに向いていて、転職先として検討すべきかを解説していきます。
未経験でも挑戦したい人におすすめな理由
カスタマーサクセスは、未経験からでもスタートできる職種のひとつです。実際に、営業職・販売職・サポート職・人材業界などからのキャリアチェンジ事例も多数あります。
その理由は、比較的新しい職種であり急速に増えているので、未経験にも門戸が開かれているという側面があります。
また、カスタマーサクセスに必要なスキルは、コミュニケーションや問題解決能力が重視されるから、という点もあるでしょう。たとえば、
- 傾聴力や共感力(=接客や営業経験者が活かしやすい)
- 問題解決力(=マルチタスクや現場判断の経験が活きる)
- 調整力・提案力(=法人営業経験者は特に強みになる)
など、過去の経験がそのまま活かせるパターンも多いです。
さらに、「人の役に立ちたい」「サポートの先にある“成果”を一緒に喜びたい」という想いがある人には、ぴったりの環境です。
業界選びや企業規模で働きやすさが変わる
カスタマーサクセスに転職するうえで、「どの業界・どの企業を選ぶか」はとても重要。
というのも、働き方や求められるスキル、体制の整備度合いが大きく変わるからです。
たとえば…
- スタートアップ系:業務の幅が広く、裁量も大きいが整備が未完。スピード感や変化を楽しめる人向き。
- 大手IT企業:体制が整っており、CSツールやナレッジも豊富。型を学びたい人や安定志向の人に◎
- BtoB商材:顧客単価が大きく、関係構築型の支援が中心。長期的な関係構築が得意な人に。
- BtoC商材:スピード重視、マス向け対応が中心。効率的に多くの顧客を回したい人に。
自分のスタイルや価値観に合った環境を選ぶことで、「カスタマーサクセスってこんなに楽しいんだ!」と感じられる可能性はぐっと高まります。
向いている人は転職エージェントの活用が吉
「やってみたいけど、どの企業が自分に合うかわからない…」
そんな人には、転職エージェントを活用しましょう。
特に、カスタマーサクセス職に強い転職エージェントなら、
- 企業ごとのCS体制の成熟度
- 評価制度やキャリアパスの有無
- 実際に活躍している人の共通点
などを教えてくれるので、ミスマッチを防ぐことができるんです。
また、未経験歓迎の求人はタイミングによっては非公開で出ていることも多いので、情報収集ツールとしても活用価値大。
自分に合ったキャリアの一歩を踏み出すために、情報は早めにキャッチしておくのがおすすめです。
カスタマーサクセスで転職するなら
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まとめ:カスタマーサクセスは合う人にはやりがい大!自分の適性を見極めて判断を
カスタマーサクセスは、顧客の成功を支援するという、とても意義のある仕事です。
一方で、業務の幅広さやプレッシャーの大きさ、精神的な負担などから、「やめとけ」と言われる側面があるのも事実。
でも、これはあくまで“向いていない人”にとっての話。適性がある人にとっては、成長機会が多く、やりがいも感じられ、将来性も高いキャリアのひとつです。
自分は「お客様の成功を一緒に喜びたい」と思えるか?
「変化の中で学びながら、主体的に動くのが好き」か?
もし少しでもピンと来るなら、カスタマーサクセス職への一歩を踏み出してみる価値は大いにあります。
特に、未経験から挑戦したい方や、今の職場で成長実感を得られずにモヤモヤしている方には、ぜひ選択肢のひとつとして検討してみてほしい職種です。
転職に悩んだら、一人で抱え込まず、プロのエージェントや経験者の声を頼ってみてくださいね。
あなたにぴったりの働き方が、きっと見つかりますように!