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ワーママでシステムエンジニア(SE)を辞めたい!

ワーママの基礎知識

この記事は、エンジニアのキャリアは諦めたくないけどワーママでシステムエンジニアを続ける事に挫けそうな人に、エンジニアのキャリアを捨てない選択肢について、ワーママの筆者が紹介していきます。

「ワーママでシステムエンジニア(SE)だけど辞めたい」「キャリアと子育ての両立って無理なの?」と悩んで、転職を考えているワーママの為の記事です。

この記事でわかること

✔︎ 子育中なら事務職に転職するしかない?
✔︎ キャリアを諦めない選択肢は?

 ワーママ向けの転職エージェントがある?

リアルミーキャリアは、「育児をしながら働く」ママを支援する転職エージェントです。

 ✔︎ 育児に理解のある企業で働きたい
 ✔︎ 時短や在宅など柔軟な働き方をしたい
 ✔︎ 年収も下げたくない

といった条件での転職を可能にしてくれます。

また、普通の転職エージェントではバリバリ働く男性や独身女性に埋もれて苦戦しがち。

その点、ワーママ向けのエージェントだと周りと同じ条件で戦えるメリットも!

条件の良い企業は、保活同様、すぐに埋まってしまいます。

希望に合う求人が出たらすぐに声がかかる状況を作るためにも、エージェントに情報登録を済ませ希望を伝えておきましょう。

フルタイム求人ももちろんあります

ワーママでSE(システムエンジニア)は大変?

SEは、手に職で仕事に困ることがない反面、納期に追われて、残業が多く激務だったり納期のプレッシャーのキツい職場が多いのも事実。

ワーママになると、昔のように遅くまで対応することが難しく、限られた時間の中で結果を出すのが苦しくて、SEを辞めたい、SE以外の仕事に転職したい、と思う人も多いのではないでしょうか。

特に復職時には、ブランクも相まってなかなか思うように出来ず、やっぱり子育てしながらフルタイムでSE職なんてムリ!!!と思ってしまいがち。

頭の中にはいつも、事務職やバックオフィスへの異動や転職がちらついてしまうのも仕方ありません。

事務職に異動・転職するべき?

SEは、納期前の残業は、激務で身体的にも辛く、子育てとの両立はほぼ不可能。
納期前のプレッシャーが半端なく、精神的に疲れてしまった。

そんな中で周りを見渡すと、事務職やアシスタント職は、社内対応なので相手もこちらの状況を分かってくれているし、時間的融通が聞きやすいことも多く、決まった時間内でしか働けないワーママには魅力的に見えますよね。

多少、給料が下がっても、異動や転職をしたいな、と思ってしまいますね。

でもチョット待って下さい。事務職は、給料が大きく下がることが一般的です。

dodaの平均年収ランキングによると、技術系(IT/通信)の平均年収は438万円、事務/アシスタント職は334万円となっています。平均で100万円違います!

これはあくまで平均なので、給料が高い業界や会社だともっと差が出るでしょう。

生活水準を下げれるかや、子どもの将来の教育費などのことまでよく考えて、判断する必要がありそうです。

もうひとつの懸念点は、一度事務職に行ってしまうと、専門職に戻りにくい、ということです。

ITの世界は日進月歩で、どんどん新しい技術やトレンドが入ってくる業界になります。

一度、その世界から完全に抜けてしまうと、再び戻りにくくなったり、即戦力としての評価が低くなることがあります。

将来、再びSE職やキャリアを目指す時、このキャリアチェンジがハードルになる可能性もあります。

ITエンジニアで育児と両立しやすい仕事

今のSE職ほどハードではないけれど再びキャリアを目指す時にプラスになる仕事を選ぶ、という選択があります。

あなたが知らないだけで、意外とそういう仕事ってあるんです。

子育てが大変な今だけ、少し働き方をセーブしつつ将来的にはまたしっかり働きたいという人や将来のことも考えてムリのない範囲で稼げるだけ稼ぎたいと思う人は、ぜひこの選択肢を模索しててください。

同じSE職でもより大手のSIerへ転職し上流工程を担当する

一口にSIerと言っても、会社によってやっていることが全く違うことはよくあります。

特に、IT業界は、大手SIerが元請けとなり、下請けとなる中堅・中小SIerに業務を投げている形が多く見られます。

下請けでは、詳細設計や開発・構築、テストといった手を動かす仕事が多くなります。

時間当たり(人月)で仕事を受け、納期が決まっていることもあり、納期間近になると、どうしても納期に合わせる為に残業が増えることが多いです。

一方、元請けでは、「お客さんとの打ち合わせ」や「全体のスケジュール管理・仕組み作り」と言ったマネジメント寄りの仕事が多くなります。

プログラマーとしての仕事や実際に手を動かす仕事は減り、いかにプロジェクトを成功させるかを管理・回すことに注力することになります。

もちろん、納期前は調整が多く、楽ではありませんが、実際に自分が手を動かす人と比べると残業は格段に少ないと言えます。

SE職のまま、会社やポジションを変えるだけでも、ワークライフバランスが格段に改善することもあるので、安易にSEを続けるのは無理と思わず、柔軟な気持ちで求人を見て欲しいと思います。

転職を考えているなら、転職エージェントをうまく活用したいもの。

ITの場合、総合転職エージェントでもたくさん求人はあり、またほとんどの場合、業界に詳しい担当者がついてくれます。

大手エージェントだと、求人サイトとエージェント両方が使えるdodaや、日本最大級のデータベースを誇るリクルートエージェント、外資系企業やプロフェッショナル人材に強いJACリクルートメントなどがあります。マイナビエージェントにはIT特化したマイナビIT AGENTもあります。

まずは、どういう求人があり、自分がどういったポジションを狙えそうか、ぜひ相談してみてください。

運用系のSEへ転職する

運用SEとは、既に出来上がったシステムの監視や運用を行うSEです。

開発SEとは違い、ルーチンワークも多く、また開発SEの様に頭を抱えて考え抜く時間も少ないです。

メリットとしては、

・開発SEの様に納期の終われる事がなく、ライフワークバランスが取りやすいこと
・トラブルが起きた時最初に対応するので、トラブル対応力が身につくこと
・顧客と一緒に作業することも多いので、顧客対応能力や改善提案などの能力を身につけやすい

などが挙げられます。

一方、デメリットとしては、

・開発SEほどのやり甲斐が見出しにくいこと
・開発SEなどに比べると、給料が下がる傾向にあること

が挙げられます。

給料は下がっても、子育てと両立しながら働けることや、システムを保守運用の面から向き合うことで将来再び開発SEやITコンサルとして活躍するスキルを身につけると考えれば、悪い仕事ではないでしょう。

社内SEへ転職する

ITベンダーではなく、各企業のIT部門、情報システム部門に転職するのも一つの選択肢になります。

自社のIT周りの整備や自社のシステム構築をするので、通称「社内SE」と呼ばれます。

社内SEは、会社の規模や会社の方針によっても異なりますが、システムの要件定義をメインに行い、基本設計、詳細設計、開発、テストと言った設計構築は外注する形が多く取られます。

自社についてよく理解し、または社内の声をしっかり吸い上げ、それをまとめて方向性を決めたり、発注先のSIerとの商談や調整することが求められます。

場合によっては、設計、開発、テストまで行う場合もありますが、ハードな納期はなく、社内なので融通が利きやすいという利点があります。

そういった事もあり、社内SEは、心身が疲弊したSEに人気の転職先でありますが、ワーママにとっても、これまでのSEでの経験を活かしつつ、仕事と育児を両立しやすい仕事としてオススメです。

時間的な融通という意味や福利厚生の面でも人気があるのですが、女性は比較的、人の声を拾ったり、人や物事の調整能力が高い傾向にありますので、そういったソフト面でも強みを活かしやすい職種です。

エンジニアとして実際に手を動かすことはSEよりも格段に減ってしまいますが、開発後もそのシステムに関わり続けることが出来るので、長く携われる醍醐味があります。

デメリットとしては、社内SEは求人が少なく、また人気が高いので、ポジションを見つけるのが難しいかもしれません。

社内SEを狙う場合、社内SEに特化した転職メディア「社内SE転職ナビ」というサイトもあるので、合わせてチェック!

DXを推進する会社・部門へ転職する

社内SEに少し近いですが、企業のDX部門へ転職する道もアリだと思います。

最近は猫も杓子もDX!DXを推進していこいうという会社が増えています。

情報システム部の中でDX担当を作る会社、DX推進部やDX戦略室を立ち上げる会社、事業部の中でDX推進を行なっている会社と、会社によって誰が担当・対応しているかは異なりますが、DX担当者は確実に増えています

DXとは、デジタルトランスフォーメーションの事で、データやデジタル技術を活用する事で、仕事を変革したり、付加価値創造をする事です。

DXは、企画に近い仕事とも言えます。DXは領域も広く、市場もまだ確立されてない事もあり、自社にとってどういう場面に付加価値を付けたいか・つけれるかの視点と、実際に今の技術で何ができるかの両方の視点が必要です。

つまり、技術のことをわかりつつ、企画をしていく仕事になります。

これまでの情報システム部門は、技術のことは分かっても社内のニーズが分からない、マーケ部門や企画部門はニーズややりたいことはあっても技術的なことが分からない、という事が多いので、技術も分かりつつ、マーケや企画寄りの仕事が出来れば、存在価値がすごく高まります。

DX推進の求人数は増加しており、2020年のコロナ禍でも、前年4倍と言われる程、求人が増えていますので、既存システムを中心に取り組む社内SEよりも転職先を見つけやすいと言えるでしょう。

また、DX人材やデータサイエンティストなどは、これからの時代、重宝されるスキルを身につけることが出来る、先見性のある職種だと言えます。

ITエンジニアは、元々求人数が多い事で有名ですが、中でもDX人材はコロナ禍でも求人数が増加している狙い目分野。

DXと言っても、やっている内容や会社の習熟度、期待される成果がそれぞれ異なるので、具体的に、どういう企業でどういう求人が出ているかを見るのが◎。

転職エージェント登録すると、キャリアアドバイザーと無料面談が出来ます。面談の中で、あなたのスキルやキャリアプランに合う求人情報や仕事について教えてもらうことができますよ。

技術営業(セールスエンジニア)へ転職する

エンジニアの仕事の一つに、技術営業(セールスエンジニア)というものもあります。

これは、顧客のニーズに応えるための技術提案や、製品・サービスの導入する営業のことです。SIerはもちろん、ITベンダーでもこういったポジションがあります。

営業と名がついている様に、営業寄りの仕事です。技術的な視点から、お客様への提案を考えたり実際にプレゼンしたりすることが主な仕事になるでしょう。

営業と言われると、うぅっと躊躇してしまうかもしれませんが、安心してください。技術営業は、通常の営業とは異なります。

通常の営業担当は、自分のテリトリや担当顧客がありますが、技術営業の場合は、担当営業が見つけてきた見込み顧客ごとにアサインされたり、担当営業とペアで動く、という形が多いでしょう。

ですので、例えば、メインの営業活動、テレアポや見込み顧客の発掘、顧客とのリレーション構築までは営業担当が行い、見込み顧客への提案活動やプレゼンを技術営業のあなたが実施、最後のクロージングは再び営業担当が主導で行う、というパターンは多いと思います。

エンジニア出身だと、テレアポや飛び込み営業は絶対無理、と思う人も多いと思いますが、そういった仕事はせず、担当営業と共にお客様にプレゼンをしたり、質疑応答をする、と思うと、出来そうだと思う人も多いと思います。

実際に、私は営業として技術営業の方と仕事をする場面が多いですが、元々SIerの開発担当から、技術営業に転身した人はかなりの数いらっしゃいます。

現場を知っているからこそ、お客様の悩みや不安要素、起こりうる懸念点などを理解しており、お客様に寄り添った提案やアドバイスが出来るので、強みを活かせる、とても良いキャリアパスです。

営業寄りの仕事になりますので、もちろん突発のトラブルや提案案件の佳境の時期は忙しくはなりますが、SE時代の納期前に比べると、比べ物にならないぐらい融通の利く職場だと感じるのではないかと思います。

SE時代の様に、自分が開発したり手を動かす場面は格段に減りますが、これまでの経験・知識が役に立ち、またITに携わり続けることで、年収やキャリアパスをキープすることが出来るのは嬉しいですね。

まとめ:ワークバランスが取れるエンジニアの仕事もある

いかがでしたか。SE職がツライ、SE職を辞めたいと思っている人は、今やっているSE職以外の選択肢もぜひ探してみて下さい。

ワーママになると子ども・自分・キャリアと考えなきゃいけないこともたくさんありますが、ぜひ妥協なく欲張った選択をしてほしいと思います。

楽しくて充実してた毎日になりますように。

最近は働くママ向けの転職エージェントもあります。

例えば、リアルミーキャリアは「育児をしながら働く」ママを支援する転職エージェント。

 ✔︎ 育児に理解のある企業で働きたい
 ✔︎ 時短や在宅など柔軟な働き方をしたい
 ✔︎ 年収も下げたくない

といったことを諦めない転職を可能にしてくれます。

また、普通の転職エージェントではバリバリ働く男性や独身女性に埋もれて苦戦しがち。

ですが、ワーママ向けのエージェントだと周りと同じ条件で戦えるメリットも!

条件の良い企業は、保活同様すぐに埋まってしまいます。

希望に合う求人が出たらすぐに声がかかる状況を作るためにも、エージェントに情報登録を済ませ希望を伝えておきましょう。

フルタイム求人ももちろんあります

この記事を書いた人
ふゆみ

中流大学卒。中小企業でキャリアスタートしたが、転職を経て、現在、大手外資系企業で勤務中。

結婚、出産、育休を経験し、子育てもしながら、フルタイム勤務で働くワーママでもある。

女性は、ライフイベントが多い上に、仕事をしていても家事育児は女性比重が重く、その上、まだまだ男性社会の中で結果が求められる。そんなハードモードの人生ではあるけれど、女性が、仕事もプライベートも、楽しく幸せに生きていく為のヒントになればと、発信をしています。

趣味は、旅行と、食べること。TOEIC875

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