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新卒で入る会社を間違えた!すぐ辞める・転職する前にしてほしいこと3つ

転職の悩み

この記事では、新卒で就職してすぐなのに、会社を辞めたいと悩んでいる人に向けて、今できることを紹介しています。

 ✔︎ 新卒すぐで転職したいけど、「逃げ」に思える
 ✔︎ 転職をしたいけど、何をすればいいか分からない

という人に向けて、1年目に仕事を辞めようと思ったけど、なんとか踏ん張って、20代でステップアップ転職に成功した筆者が、やるべきこと3つを解説していきます。

書いた人:キャリ索ふゆみ

※マイナビ、その他のプロモーションを含みます。

新卒採用と違い、中途採用(転職)はポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。

しかも企業によっては、特定のエージェントにしか求人情報を出しません。

将来少しでも転職を考えるのであれば、転職エージェントに登録しておくに越したことはありません。

理想的な求人に出会う確率を上げるには、複数の転職エージェントに登録するのが鉄則です。

ふゆみ
ふゆみ

今すぐ転職活動しないつもりでも、理想的な求人が出てくるかもしれません!

逆に、転職するかの判断は理想的な求人に出会ってから考えるでも遅くありません。

こればかりはタイミングなので、希望に合う好条件求人が出たらすぐに紹介してもらえるよう、今のうちにエージェントに登録を済ませ希望を伝えておきましょう。

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新卒離職率、現状は?

新卒で就職した時、ほとんどの人が一度は「入る会社を間違えた」「こんなところ辞めたい」と思った経験があるのではないでしょうか。

かくいう私も、新卒で入った会社は理系の会社で、超絶文系の私にはチンプンカンプンで研修は苦痛。

必死に研修を受けるも、理解力の低さから同期からも遅れを取り、実務に入ってからは、男社会で理不尽なことや辛いこともたくさん。

なんでこの業界に入ってしまったんだろうと、特に1年目は、何度も後悔しました。

新卒なのに辞めたい、というのは、多くの人がぶち当たる壁のようです。

実際にこんなデータもあります。

厚生労働省の発表している統計によると、2018年度の新規学卒就職者の就職後3年以内離職率は、大卒で32%、高卒で39.2%。
その中で、1年目で辞めてしまった人は、11.4%。

過去についても見てみると、平成7年に30%をうわまって以来、1度しか30%を切ったことはなく、ずっと30%強をキープしています。

参照元:厚生労働省・新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)

「3年で3割辞める」という噂を聞いたことがありますが、これは、どうやら事実の様です。

これをみて、「あぁ、こんなにも同じ人がいるのか」と安心してしまう人が、いるかもしれません。

「よし、私も辞めてやる!」と思ったあなた、ちょっと待ってください。

終身雇用で守られていた時代から変わった現在、ひとつの会社にしがみつく必要はないとは思います。

ですが、今せっかく仕事があって、そして近い将来、転職するのであれば、自分がより楽しくハッピーに働けるところへ行ける様に、現状を最大限利用した方がいいのではないでしょうか。

では、どうしたらいいのでしょうか。

心が辛いなら逃げよう

現状を最大限活かすために、やるべきことを解説していきますが、それは、心が元気な人がするべき打ち手。

もしも、身体と心が潰れそう、潰れかけているという人は、何も考えず、今すぐその状況から逃げて下さい。

パワハラやモラハラな発言を受けていたり、長時間労働や重すぎる責任、その他ストレスなど、負担がかかりすぎているから、身体や心が悲鳴を上げて、SOSを出しているのです。

数日有給休暇を取得する、1週間ほど休ませてもらう、どうにか入院してみる、休職する、退職する。

今は、何とか仕事に行くことに精一杯で気づいていないかもしれませんが、方法は色々あります。

何よりも、あなたの健康が大事です。

辞める前に!やってほしい3つのこと

では本題ですが、身体と心は元気だけれど、仕事を辞めたいと思っている人は、すぐには仕事を辞めないでください。

辞めちゃだめ、絶対ダメ!

新卒すぐでも、もちろん転職は出来るし、第二新卒という枠もあります。

しかし、現実として、新卒すぐで辞めると、フリーターやニートになってしまいやすいし、日本では、一度正規雇用から外れると、再び正規雇用に戻るハードルが高くなってしまいます。

無防備に飛び出すのは、オススメ出来ません。

しかし、ずっとその仕事をした方がいいと言う気は、もちろん、毛頭ありません。

作戦を練って、今与えられている場を上手く活用して、戦略的に自分が望む世界へ進むことをオススメしているのです。

では、やるべきことを見てみましょう。

離職したい理由を深堀する

まずは、離職したい理由を、冷静に分析してみましょう。

自分が思う「離職したい理由」を書き出せるだけ、書き出してみましょう。

「仕事、全然楽しくないんですよね!」
「人間関係が辛くて・・・」
「先輩や上司を見ていて将来が見えてやる気が出ないし、将来性もない」
「なんだか、思っていたものと違う」

これだと、ざっくりすぎます。もっと、細かく細かく、具体的に、掘り下げていきましょう。

例えば、楽しくないとは具体的にどういうことだろう。

先輩から言われたことしかやらないから?
毎日同じことの繰り返しだから?
逆に、新しいことばかりで成功体験がないから?
やる気が出ないのはどうしてだろう。
自分の意見を出しても採用されないから?
やってもやらなくても同じ評価同じ給料だから?
媚びを売っている人だけが出世するから?
思っていたものとはどんなものだろう。
勤務時間?仕事内容?人間関係?それともやりたいと思っていた○○が出来ないから?
本当は○○がやりたかったのに就活の時心に蓋をしたの?
なぜ、嫌なのか、どうなれば自分は嬉しいのか、満足できそうなのか、をどんどん書き出していきましょう。

ちなみに、私は、悩んで辞めた別の仕事に未練があったので「やりたいことがある」が大きな理由でした。

しかし、それ以外にも、その時の業界(理系)の勉強が頭に全く入らない、男社会が根強い業界がツラい、自分らしく居れていない、といった理由もありました。

ですので、サブの理由についても、しっかり深堀して考えました。
(よく考えると、サブの理由の方が本音だったり・・・)

現状を正しく把握すると、自分の合う・合わないや、好き・嫌い、優先したいもの、目指すものが明確になってきます。

なんとなく、嫌だな~と思っていることでも、しっかり言語化してみることで、嫌な要因が取り除けるものなのかを考えたり、取り除くことを試みることも出来ます。

未来の自分について考える

現状について、一通り、整理が出来た所で、今度は、未来に目を向けてみましょう。

せっかくなら、自分の理想に近い、目指す方向へ歩けるキャリアの方がいいからです。

その為に、ゴールをまずは正しくセットすることが重要です。

ということで、理想のキャリアプランを描いてみてください。

どういう仕事をしたいのか、年収や、生活状況、結婚や出産などのライフプランの理想も含めて、考えてみて下さい。

どういう仕事と問われると、職種や業種で答えがちですが、そういった狭い括りの話ではなく、どういう働き方をしたいのか、何を大切にしたいのか、で考えるといいかもしれません。

ひとつ前にやった仕事を辞めたい理由は、自分の優先したい項目が見えてくるいいヒントになりますよ。

もちろん、現時点で全てのキャリアプランが綺麗に書けなくて大丈夫です。

というか、20代でそれが書ける人ってかなり稀です。

増してや、流れの速い現代では10年後のキャリアですら想像が難しいとも言えます。

なので、必ずしもすべてのキャリアプラン、パーフェクトなキャリアプランでなくてもいいですし、現時点で思いつく仮置きの形でもいいです。

現状、想像できる範囲でベストの内容を作ってみましょう。

職歴の棚卸とギャップの整理

次に、職歴の棚卸をしてみましょう。自分が、今の仕事でやってきたことですね。

まずは事実を書き出しましょう。

どういう顧客や商品を担当している、どういうプロジェクトに参加している、仮にまだ仕事らしい仕事をしていない人は、どういう仕事をする予定か、でもいいですので、書き出してみましょう。

そして、それに対する実績や強み、PR出来るものがあれば書き出しましょう。

といっても、多くの人は、まだ期間が短くて、実績らしい実績がないのではないかと思います。

ですので、先ほど書いた未来の理想の自分に向かうには、どういう実績があれば、そういった仕事で評価されそうか、どうなれば仕事が出来そうな人に見えるか、魅力がありそうに映るかを書き出してみて下さい。

要は、転職の時にアピールになりそうなものです。

内容的には、ちょっとやればできそうなこと、短期間で出来そうなこと、が理想です。

あまり、壮大なのは、手に入れるのに時間がかかるので、あくまで、簡単だけど差が出ること、にしてください。

1年目の当時の私の場合、
 ・まずは、営業として、案件を成約させること
 ・同期と比べて、数で勝つこと(電話をかける件数や訪問数、出来れば成約数)
 ・やりたい仕事ではこの業界で働いた人は少ないと思うので、ここでの”経験自体”が異色で強みになりそう
でした。
(誰かと比較をすると、出来そう感が出るので、オススメです。)

期限を決めて突っ走る

ここまで、整理が出来た人は一旦頑張る期間を決めましょう。

そして、その期間に先ほど設定した魅力的に映りそうな実績を得ましょう。

終わりの見えないトンネルやゴールまでまだまだ距離がある長距離走は辛いのです。

だから、走り切れそうな距離に自分で勝手に終わりを設定して、突っ走ってみよう!ということです。

私の場合は、1年目の終わりの3月まで、と決めました。

それまでに、魅力的に映る実績を得るために精力的に活動し、吸収できるものは吸収しました。

壮大なゴールだと難しいですが、同期と比較した目標だと気合と根性でどうにかなるもので、何とか自分の目標を達成しました。

結果的に、私は仕事がだんだん楽しくなって、未練のあった業界にはいかず、そのまま仕事を続けることにしました。

しかし、小さな達成を積み上げていたので「転職活動をしたとしても自分なりにアピール出来る部分がある」と思えるのは心の支えでした。

(そして、数年後の転職時にはこの実績が役に立ちました。)

まとめ

学生時代は何年で卒業、といつも節目がありましたが、社会人は際立った節目があまりありません。

その為、ずっとあてもなく走るのは辛くて、今すぐ辞めたくなると思います。

しかし、せっかく今ある環境を使わないのは勿体ないです。

それを、最大限有効活用して、自分の進みたい道、理想のキャリアを掴み取ってほしいと思います。

転職を考えているのであれば、このプランを作る際に、転職エージェントに面談をしてもらい、どういうスキルがあれば重宝されるか、どういうアピールポイントがあれば、自分の夢が叶いそうか、を、相談して教えてもらい、目標設定をするのもおすすめです。

20代だと、手厚い支援で有名なマイナビエージェントがいいでしょう。

長い社会人生活、自分の理想に近づくために、もうひと踏ん張り!応援しています!

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中途採用はいつ求人が出るか分かりません。

しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので速やかに応募する必要があります。

求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。

転職活動は少し先と思っても、まずはエージェントへの登録し、希望条件に合う求人が手に入る環境を作っておきましょう。

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転職の初歩的なことから、業界のことまで、気兼ねなく質問出来る安心感がありますよ。

この記事を書いた人
ふゆみ

中流大学卒。中小企業でキャリアスタートしたが、転職を経て、現在、大手外資系企業で勤務中。

結婚、出産、育休を経験し、子育てもしながら、フルタイム勤務で働くワーママでもある。

女性は、ライフイベントが多い上に、仕事をしていても家事育児は女性比重が重く、その上、まだまだ男性社会の中で結果が求められる。そんなハードモードの人生ではあるけれど、女性が、仕事もプライベートも、楽しく幸せに生きていく為のヒントになればと、発信をしています。

趣味は、旅行と、食べること。TOEIC875

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