「キャリアクロスって実際どうなの?」
「あんまり評判を聞いたことないけど、キャリアクロスの評判は?」
「他の転職サービスと比較して何がいいの?」
外資系やグローバル企業への転職を考えている方の中には、「キャリアクロス」という転職サイトの存在が気になっている人も多いかもしれません。
知名度こそ大手に比べると控えめですが、キャリアクロスは語学力や海外経験を活かしたい人にとって、実はかなり使いやすいサイトです。
結論から言うと、キャリアクロスは「英語力を活かした仕事に就きたい人」や「海外で働きたい人」にとっては、登録しておいて損のないサービスです。
この記事では、キャリアクロスの評判・口コミをもとに、どんな特徴があるのか、他の転職サービスと比較するとどうなのか、実際におすすめできる人のタイプまで、外資系企業に勤務する筆者がわかりやすく解説していきます。

中途採用は新卒採用とは違い、ポジションが空いた瞬間や事業拡大など「今だけ」のタイミングで募集が出るケースがほとんど。
つまり、「理想の求人が出たら転職したい」と思っている人ほど、転職エージェントに登録しておくことが重要です。応募は断れますが、締切後の求人には二度と申し込めません。

待っていても”いい情報”は手に入りません。まずは登録しいい求人が届く状態をつくっておくことが、後悔のない転職の第一歩です。
▶︎車や家の購入で複数社の相見積もりを取るように、転職エージェント選びも比較が大切
複数のエージェントに登録しておくことで、担当者との相性、紹介される求人の幅、非公開案件の種類など、しっかり比較でき、納得できる転職が叶います。
理想の求人は、行動した人にだけ届きます。無料のサービスなのですから、後悔しない転職のためにいまの自分にできることを始めておきましょう。
転職サービス | 特徴 |
![]() JACリクルートメント | 年収アップを目指すなら 登録しておきたい 外資系/グローバル企業に強い \ 筆者イチオシ / 無料相談する |
![]() ロバートウォルターズ | 専門性×英語力を活かす 外国人コンサルタントが サポート 無料相談する |
![]() ビズリーチ | 市場価値を知るなら 登録するだけで スカウトが届く 無料登録する |
【結論】キャリアクロスに向く人はこんな人
キャリアクロスをぜひ利用した方が良い人は、こういう人です。
なぜそう言えるのか、評判やメリット・デメリットはこの後しっかりお伝えしていきます!
キャリアクロスのいい評判口コミ
それでは、さっそく、口コミを見てみましょう。まずは、いい口コミから。
外資系企業のスカウトメールが、ちょくちょく届く

そういえば、ちょくちょくcareer cross 経由で外資のスカウトメール来るので、外資で働きたい人は、キャリアクロスもおススメです。
大手転職エージェントでだめでも、ここでは面接までいけた

●転職活動での気付き
僕は転職回数が多いので、大手転職エージェントは書類すら通りませんでした
英語面接がある企業に絞ってアタックした結果、自分の特技を活かせる英語面接まで何社も持ちこめました。
以下僕が今回活用したおすすめのエージェントです。
・マイケルペイジ
・キャリアクロス

外資系企業や英語力の問われる求人は、やはり豊富です。
外資系企業に強い転職エージェントはたくさんありますが、転職サイトはあまり見かけません。
語学力やスキルはあるにも関わらず、転職回数が多いなど、何かしらの理由で転職エージェントでなかなか案件を紹介してもらえない人は、使ってみる価値がありますよ。
キャリアクロスの悪い評判口コミ
次に、悪い口コミを見てみましょう。
経歴とマッチしないお仕事紹介メールが届く

大昔に日本に帰国するかもと思いキャリアクロスに登録したので今も時々、お仕事紹介メールがくるんだけど、私の経歴にあったお仕事と称して全く未経験のエンジニア系専門職のMid Positionとかが「外資系企業」と言うだけで来る。
全然、私の経歴とマッチしてへんで〜
公式の英語フレーズが文法間違い、用法間違い、綴り間違いのオンパレードで呆れる

キャリアクロス公式さんにフォローされた
ので、日々更新されてる英語フレーズ遡って拝見しました が、酷過ぎて呆れてしまったw 文法間違い、用法間違い、綴り間違いのオンパレード
うーん。。。。なんでプロに監修頼まないんだろう。。。
間違った英語の配信はやめて頂きたい!正しい情報配信を!

登録してあるキーワードに引っかかった求人が送られてくるので、全然マッチしていない求人ばかり、というのはあり得ますね。
しかし、キャリアクロスは、転職サイトなので仕方ありません。自分に合う求人を紹介して欲しいのであれば、転職サイトではなく、転職エージェントを使いましょう。
キャリアクロスの概要
キャリアクロスは、株式会社キャリアクロスが運営する外資系・グローバル企業転職サイトです。
以前は、株式会社シー・シー・コンサルティングという社名でしたが、2023年3月17日に社名変更をしました。
名前を聞いたことがないから不安!と思っている人がいるかもしれませんが、JACグループの傘下の転職サイトです。
業種は全般的に広くカバーしていますが、外資系やグローバル企業が中心であることがほかの転職サイトとの大きな違いです。
基本情報
運営会社 | 株式会社キャリアクロス |
所在地 | 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング15階 |
設立 | 2000年12月 |
公開求人数 | 9,125件(2024/5/26時点) |
非公開求人 | 非公開 |
対応地域 | 全国・海外 |
拠点 | ー |
おすすめ年代 | 全年代 |
業種・職種 | 全般(外資系企業に強い) |
利用料金 | 無料 |
おすすめ | 外資系 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
キャリアクロスが選ばれる理由やメリット
英語・語学力を活かしたバイリンガル求人が豊富
キャリアクロスは、外資系・グローバル企業の転職サイトと謳われているだけあって、英語を活かした求人が豊富にあります。
全体求人数7,825件に対し、語学力を活かす求人は、なんと6,824件もありました(2022/9/2時点)。ほぼ、語学を活かす求人しかない、と言っても過言ではない比率です。
キャリアクロスの登録者は、4分の1が海外勤務経験があり、86%がビジネスレベル以上の高い英語力を保持しています。
それだけ英語力の高い人たちがゴロゴロいる所なので、バイリンガルを取りたいと思っている企業や求人が集まってくるのです。
求人検索が使いやすい
キャリアクロスには、求人を検索できるページがありますが、その検索が優れており、とても使いやすい仕様になっています。
特に、バイリンガル求人の転職サイトと謳っているだけあって、語学に関しての機能が豊富です。
具体的に2つご紹介します。
一つ目は、語学力の細かい設定検索ができる点です。
英語力・日本語力について、無し・基礎会話レベル・日常会話レベル・ビジネス会話レベル・流暢・ネイティブから選択して求人をソートすることが出来ます。
また、英語以外の言語でソートすることや、英語使用比率でソートする事も可能です。これは、他の転職サイトでは、なかなか無いですよね。
二つ目は、「特徴で探す」です。このコーナーでは、さまざまな切り口で求人を探すことが出来ますが、特に、語学に関する特集が多いのが特徴。
例えば「TOEICを活かせる求人特集」「国際色豊かな環境を働く」「英語以外の語学力を活かす」「海外移住求人特集」「語学力を活かす」などがあります。
海外の求人もある
キャリアクロスには、日本国内の求人だけでなく、海外の案件も載っています。特に、ベトナム、タイ、インドネシア等、東南アジアの国々の求人が多くあります。
もし、海外に移住したい、海外で仕事をしたいと考えている人は、日本から仕事を見つけてから移住できるので、とてもいいでしょう。

キャリアクロスを利用する上での注意点やデメリット
語学力や海外経験に自信がないと難しい
キャリアクロスは、バイリンガル人材の転職サイトという事もあり、語学力や海外経験に自信がない人には、おすすめできません。
求人について見たところ、全体の求人数が8,000件弱に対し、英語なしの求人は1000件程度です。
逆に、ビジネス会話レベル以上が求められる求人は、半数以上の4,700件程度ありました(2022/9/2時点)。
ここに求人を載せている企業の多くは、語学力や海外経験を期待して、掲載しているので、英語がちょっと出来る程度の人は、応募できる求人が限らたり、なかなか選考に通らないことが考えられます。
転職サイトなのでエージェントの様な、手厚いサービスはない
転職サイトと転職エージェントは、どちらも求人を探すことが出来ますが、サービスが大きく違います。
転職エージェントは、求職者の職歴や希望をヒアリングした上で求人を紹介するサービスで、あなたの状況に応じて、きめ細やかに対応し、企業との間を取り持ってくれるサービスです。
お見合い相談所の様なイメージです。
一方、転職サイトは、求人を検索できるサイトで、自分で求人を検索・応募し、自分で進めていくスタイルになります。
キャリアクロスは、転職サイトになりますので、自分で進めていくスタイルになります。
自分のペースで進めれる良さがある一方、求人の検索も選考も全て自分で進めていく必要があります。
求人の紹介や企業とのやり取り、書類添削や面接対策など、サポートを受けたい場合は、転職エージェントに申し込むようにしましょう。
同じJACグループが「JACリクルートメント」という転職エージェントを持っています。
JACリクルートメントは、外資系に強い転職エージェントとして有名です。
求人の紹介や企業とのやり取りはもちろん、履歴書・職務経歴書の添削、英語レジュメの添削、面接対策、職歴やスキルの棚卸し、強み弱みの分析などのサポートを受けたい人は、ぜひ登録を。
キャリアクロスと他社比較
外資系やグローバル企業への転職を目指す際、キャリアクロスのほかにも有力な転職サービスがいくつか存在します。
ここでは、JACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ、ビズリーチとの違いを詳しく見ていきながら、どのサービスがどんな人に向いているのかを整理してみました。
キャリアクロスと他社サービス比較&タイプ別おすすめ
転職サービスには、「自分で求人を探して応募する転職サイト」と「キャリアアドバイザーが求人を紹介してくれる転職エージェント」、さらに「スカウト型転職サイト」があります。
キャリアクロスは「転職サイト」に分類され、求職者自身が求人を検索し、企業へ直接応募するスタイル。自分のペースで動けることが最大の魅力です。
一方、JACリクルートメントやロバートウォルターズは転職エージェント型で、キャリアアドバイザーが面談を通して求人を提案し、企業との調整も代行してくれます。自分に合う求人を探してくれたり、企業とのやりとりや交渉も担ってくれるので、仕事で忙しい人でも転職がしやすい点が魅力です。
手厚いサポートの反面、求職者は無料で利用できるので使わない手はありません。
ビズリーチは少し特殊で、スカウト型の転職サイト。職務経歴を充実させると、企業やヘッドハンターから「面接確約」のスカウトが届く仕組みです。
企業やヘッドハンターからのアプローチを待つスタイルで、能動的に応募するというよりも、提案を受けて選ぶ傾向が強いです。
それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。
サービス名 | タイプ | 得意な領域 | サポート | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
キャリアクロス | 転職サイト | 外資系・バイリンガル | なし (自分ですすめる) | 自主的に転職活動を進めたい人 |
JACリクルートメント | 転職エージェント | 外資系・ミドルハイクラス | あり (キャリアアドバイザーが伴走) | 効率よくキャリアアップしたい人 |
ロバートウォルターズ | 転職エージェント | 外資・バイリンガル | あり (キャリアアドバイザーが伴走) | 語学を活かした転職をしたい人 |
ビズリーチ | スカウト型転職サイト | ハイクラス全般 | なし (キャリアアドバイザーを見つけることも可能) | 市場価値を知りたい人 いい求人があれば転職を検討したい人 |
キャリアクロスと他社比較:JACリクルートメントとの違い
JACリクルートメントは、日本のグローバル企業・外資系企業双方に強い外資系の転職エージェントで、特に年収600万円以上のミドル〜ハイクラス層に強みを持っています。
JACリクルートメントとキャリアクロスを比較した大きな違いは、キャリアアドバイザーの存在です。JACリクルートメントは、キャリアアドバイザーが二人三脚で転職活動を進めてくれるエージェント型サービスです。
JACリクルートメントでは、職種や業界ごとに特化したコンサルタントがつき、履歴書添削や面接練習まで細やかに対応してくれます。
キャリアアドバイザーが面談を通してキャリアの相談やアドバイスをしてくれたり、非公開求人を含めた求人の提案を受けられます。実際の転職活動でも、面接日程の調整や年収交渉などを代行してくれるため、忙しいビジネスパーソンには特にありがたい存在です。

JACリクルートメントのキャリアアドバイザーは日本人が多いです。私も長く利用していますが、どの担当者に当たっても質が高い印象で、個人的にはイチオシのエージェントです。
一方、キャリアクロスはあくまで求人サイト。自分で応募・調整をする必要がありますが、その分、煩わしい連絡がなく、マイペースに転職を進めたい人には使いやすいと感じられるはずです。
また、JACリクルートメントは求人数が多く、管理職・年収800万円以上の求人が豊富。また、基本的に国内の求人となります。キャリアクロスもグローバル企業の求人に強いですが、ややバイリンガル寄りの求人が中心で、海外求人もあります。
「相談しながら効率よく転職したい」という人にはJACリクルートメント、「自分のタイミングで海外求人を探したい」という人にはキャリアクロスのほうが合っていると言えます。
キャリアクロスと他社比較:ロバートウォルターズとの違い
ロバート・ウォルターズは、世界31カ国に拠点を持つイギリス発の外資系転職エージェントです。英語力がビジネス以上のレベルの求人も多く、翻訳・財務・IT・営業など、専門性の高い職種に強いのが特徴です。
外国人キャリアアドバイザーも多く、特に英語での職務経歴書作成や英語面接のアドバイスに強みがあります。初めて外資系企業に挑戦する人にとっては心強いパートナーになってくれるはずです。
キャリアクロスとの違いは、やはり支援の有無です。自分で求人を探して応募するスタイルに慣れている人ならキャリアクロスで十分ですが、「英語面接に不安がある」「どんな求人が自分に合っているかわからない」という人は、ロバートウォルターズのようなプロのサポートを活用するほうが失敗しにくいでしょう。
一方、英語力に自信があって「まずは求人を見たい」という段階の人には、キャリアクロスが向いていると言えるでしょう。
キャリアクロスと他社比較:ビズリーチとの違い
ビズリーチは「スカウト型」の転職サイトで、企業やヘッドハンターからのアプローチを待つ仕組み。職務経歴書をしっかり書いておけば、思わぬ企業からプラチナスカウトが届くことも。
一方で、スカウトが来るかどうかは登録者の「過去の実績」に大きく左右されます。職歴やスキル次第なので、登録しても全く連絡が来ないというケースもあります。経験が浅い人や職歴が少ない人にはスカウトが届きにくい傾向がある点は注意が必要です。
キャリアクロスとの大きな違いは、自分で応募するか、スカウトを待つかというスタイルの違いです。
キャリアクロスは、「スカウトを待つ」のではなく「自分から応募する」スタイル。求人を見る・選ぶ・応募するというシンプルな設計なので、主体的に動きたい人にとってはすぐに使えるサービスです。
また、求人の多くが英語力やバイリンガルスキルを活かせるものなので、語学力を試したい・伸ばしたい人にも向いています。
「キャリアの棚卸しが終わっていて、スカウトを受ける段階にいる人」や「スカウトを受け取って転職の可能性を広げたい人」はビズリーチ、「まずは求人を見て自分で動きたい人」「自分のペースで求人を比較検討したい人」はキャリアクロスが合っているでしょう。
キャリアクロスの登録から利用の流れ
1.登録
まずは、キャリアクロスに登録しましょう。
最初にメールアドレスを登録します。すると、メールで登録ページに飛ぶリンクが送られてきます。
リンクを開くと新規登録の画面が出てきますので、パスワードや語学力、国籍、ビザ、生年月日、勤続年数、現在の年収について答えましょう。
ちなみにLinkedInアカウント・Googleアカウント・Facebookアカウントを使ってサインインする事も出来ます。
登録が面倒だと感じる人やいちいちIDとパスワードを管理したくない人は、これらの連携サービスを使いましょう。

新規登録はこれで完了です。簡単ですね。
ただ、その後にもう少し質問が続きます・・・。
簡単に答えられるものばかりですし、後から修正も可能なので、気軽な気持ちで登録をして、大丈夫です。
質問としては、性別、住所(国、都道府県)、学歴、名前、直近の勤務先と勤続年数、業種職種などです。






公式サイトより
2.求人の検索
自分の希望に合わせて、求人を検索することが出来ます。
また、あなたのプロフィールを見て興味を持ってくれた企業からスカウトメールを受け取ることも出来ます。
3.求人へ応募・選考
希望の求人を見つけたら応募をします。
直接企業へ応募するものもありますが、キャリアクロスには人材紹介企業しか載っておらずそこに応募する求人も多数あります。
4.内定・入社
内定が出たら、企業と入社条件について確認・調整をし、問題なければ現職の退職や入社の手続きを行います。
まとめ:語学力や海外経験を生かす転職をしたいなら
いかがでしたか。キャリアクロスは、バイリンガル人材向けの外資系企業・グローバル企業転職サイトです。
語学や海外勤務を強みとして就職したいと考えている人は、ぜひ、登録をしてみてください。
あなたにとって、素敵なキャリアが見つかりますように。
「転職活動は仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職活動は次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用はいつ求人が出るか分かりません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。
転職活動は少し先と思っても、まずはエージェントへの登録し、希望条件に合う求人が手に入る環境を作っておきましょう。

外資系企業への転職を希望するならJACリクルートメントがおすすめ。筆者も利用しています。
- スタートアップ~大手外資系まで求人が幅広い
- 外資系企業やハイクラスに強い
- 担当者の質がよい
具体的な転職の相談だけでなく「キャリア全体や転職のタイミングの相談などにも丁寧に乗ってもらえる」という口コミもあります。
面談すると、自分のスキルだとどんな求人が紹介してもらえるのか教えてもらうことができます。
すぐの転職でなくても、現状を把握する為まずは話をしてみましょう。。