外資系企業に転職を考えている人の中には、「外資系企業では飲み会が無い」という噂は本当なのか、期待と不安を抱いている人も多いでしょう。
✔︎ 外資系企業には飲み会がないって本当?
✔︎ 外資系企業の飲み会って実際どうなの?
✔︎ 日本企業の飲み会とどんな違いがあるの?
といった疑問について、日本企業から外資系企業への転職経験があり、現在、外資系企業で働いている筆者が、解説していきます。
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外資系企業にも飲み会はある!
外資系企業には、飲み会や飲みニケーションがないと言う迷信(!?)を信じている人もいますね。
しかし、結論から言うと、外資系企業でも飲み会は、あります。
そもそも、海外でも、飲みニケーションは少なからずあります。
また、外資系企業は、海外の文化が入っているものの、結局の所、従業員の大半が日本人ですから、日本の飲みニケーションは存在しています。
とはいえ、日本企業の飲みニケーションとは異なる部分も多く、転職して驚く人も多いかもしれません。
実際の雰囲気やルールは、会社によってもちろん異なりますが、一般的な違いをここでは説明していきます。
参加を断りやすい雰囲気がある
外資系企業でも、歓送迎会や飲み会はあります。しかし、日本企業に比べて断然、断りやすいです。
普段からパパがお迎えに行く人も多いので、女性だけでなく男性でも家事育児を理由に断る人もいます。
英語やスクール、ジムに通っていたりする人もいたりしますし、そうでなくても業務時間外のことに関して、とやかく言われることは、かなり少ないと思います。
もし、飲み会に参加したとしても、一次会のみで解散したり上司が帰るので、帰りにくくて、2次会、3次会とズルズル参加するという事態は少ないのではないでしょうか
(希望者だけで2次会、3次会をすることは多々あります)。
私自身、夜遅くまで拘束された、という経験や、ベロベロになるまで飲むという経験は、外資系企業に来てから、した事がありません。
これは、外資系企業のマインドとして、飲み会は業務時間外の為、断る権利がひとりひとりにある、と捉える人が多いのかなと思います。

ランチや業務時間内に開催される
歓送迎会をランチタイムにしたり、夕方業務時間内にオフィスで実施する、という会社や部署のも珍しくありません。
これであれば、子持ちの人や就業時間後すぐ帰りたい人でも参加出来て、とても合理的です。
オフィスでのパーティーは、デリバリーの軽食やおやつを持ち込むので、飲み会よりもお安く、気軽に出来るのもいいところ。
居酒屋まで移動する必要もないので、パーティーに軽く参加してから、業務に戻る人もいたりします。
仕事が忙しくて飲み会にいつも遅刻してくる人も、これなら乾杯に参加できますね。

わきあいあいとしている
外資系企業での飲み会は、日本企業ほど、お酒のマナーやルールが厳しくない傾向にあります。
もちろん、会社や上司に寄りますが、お酌の時のラベルの向きといった細かい事よりも、リラックスしながら交流したり、チームビルディングを重視しているからなのではないかと思います。
逆に、変にルールや周りを気にするあまり、その場を楽しんでいなかったり、会話が疎かになっている方が、外資系企業では、マイナス評価になってしまう気がします。
私自身も、日本企業から外資系企業に移ってきてすぐのころ、無意識に、周りの人のグラスが空いていないかばかり気にしていた様で、先輩から「周りのことはいいから、もっと会話に入りなよ」と言われたことを思い出します。
前の会社で、偉い人のグラスが空かない様に、灰皿もちょっと溜まったらすぐ取り換える、というのが体に染みついてしまっていたのですね。
それ以降は、周りのことは気にしつつも、グラスや灰皿といった周りの事より、皆が楽しんでいるか、そして何より自分自身が楽しんでいるかを気にする様になりました。
※外資系企業でも、細かい事にうるさい上司もいますので、雰囲気を見ながら判断して下さいね!

コンプライアンスにシビア
飲み会が日本企業と雰囲気が違う大きな要因のひとつに、外資系企業はハラスメントに厳しいから、という事が挙げられます。
外資系企業では、業務でも人間関係でも、社内でも社外でも、コンプライアンスに、とてもうるさいです。
セクシャルハラスメント(セクハラ)はもちろんのこと、パワーハラスメント(パワハラ)、暴力、暴言には、とても気を使います。
外資系企業でよくイメージされる「成績が悪くてクビ!」は、私の会社界隈では、稀にしか聞きませんが、「コンプライアンス違反でクビ!」は、ちょくちょく聞きます。
外資系企業では、ほぼ必ず、コンプライアンスの相談窓口があり、そこに相談すると、うやむやにもみ消されることは基本はなく、処罰や解雇が言い渡されます。
むしろ、相談窓口に話が行ってしまうと、結構な確率で”一発アウト”です。
飲み会では、特に、ハラスメントが起きやすいので、皆とても気を使います。
お酒のせいで、自分の人生を棒に振らないよう、皆が気を付けるので、節度のある飲み会になるのだと思います。
コンプライアンスに守られている飲み会は、女性にとってはとても快適なものですよ。
下ネタやセクハラ発言はNG!
セクシャルハラスメント(セクハラ)もハラスメントのひとつ。外資系企業は、セクハラにとても厳しいです。
セクハラというと、異性の体に触ることだけをイメージする人もいるかもしれませんが、性的な発言もセクハラに該当します。
日本企業では、性的な発言の許容範囲が比較的広い気がしますし、飲み会では酔っぱらったご愛嬌として流されることが多いと思います。
多くの女性社員たちが、嫌な思いをしながらも、飲み会だから仕方ない、と諦めている部分も多いと思います。私もそうでした。
しかし、外資系企業では、結構センシティブです。
女性がいるのに下ネタの話をするなんてもっての外。
「彼氏いるのー?」「結婚は?」なんて質問も辞めておいた方がいいです。
もちろん、女性から男性に対しても同じです。
日本企業では、こういう話題が、半分社交辞令の様な所があるので、日本企業から転職してきた人はついそういう話をしてしまって、逆に周りがヒヤッとしたりします。
外資系企業の飲み会では、女性がいるのに下ネタの話が出てきて気まずい思いをすることはほとんどなく、愛想笑いせずにその場をやり過ごすあの辛い時間が無くて済むのは、とても快適ですね。

一発芸や一気飲みもない
日本企業では、新入社員や若手が、忘年会に一発芸をやらないといけない会社や部署も多く、その時期になると、必死にダンスを覚えたり、何をしようか悩んで悶々としている姿をよく見かけますよね。
なんなら業務そっちのけで、飲み会に向けて精を出す文化がある会社もあったり(苦笑)。
また、お酒が苦手だったり、一気飲みをしたくなくて、飲み会に行くのが辛い、という人も一定数いると思います。
外資系企業は、ハラスメントに厳しいからかわかりませんが、飲み会でよくある一気飲みや若手の一発芸なんかは、基本的にありません。
もしかするとハラスメントに関係なく、そう言う文化がそもそも無いのかもしれませんが。
お酒はコミュニケーションのツール、飲み会は普段なかなか出来ないコミュニケーションの場、という感じで、よくわからない見世物よりも、交流を深めることを選んでいるのだと思います。
自分から一気飲みを進んでやっても止められはしないと思いますが、やる気を見せるのに一気飲みをする、というパフォーマンスは、日本企業ほどウケない、というのは覚えておいた方がいいですね。
まとめ
いかがでしたか。もちろん、会社の飲み会なので、気を使い部分はあるものの、精神的ストレスが少ないのが外資系企業の飲み会だと思います。
これから外資系企業に転職しようと思っている人や、最近外資系企業に転職した人は参考にしてもらえたら嬉しいです。
「転職は、仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職は、次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用(転職)は、いつ求人が出てくるか分かりません。
しかも、条件のいい求人は、すぐに埋まってしまいますので、求人が出たタイミングに、速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、タイミングを逃したものを後から取り返すことは出来ません。
希望に合う求人が出たら、すぐに紹介してもらえる状況を作る為にも、エージェントに登録を済ませて、希望を伝えておきましょう。

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