この記事では、高卒やFラン大学出身で学歴がないけど大手企業や優良企業に入る方法について、大手企業に転職した筆者が解説していきます。
新卒採用と違い、中途採用(転職)はポストが空いたり増員のタイミングにしか募集しません。
しかも企業によっては、特定のエージェントにしか求人情報を出しません。
将来少しでも転職を考えるのであれば、転職エージェントに登録しておくに越したことはありません。
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低学歴にはハードルの高い新卒採用
新卒での就職活動で、大企業や優良企業に入る事はとてもハードルが高いです。
というのも、国公立大学や有名私立大の学生も同時に就職活動をしているので、彼らと同じ土俵で戦わなければいけません。
また、どの学生も「社会人一年目」で、ポテンシャルを見込まれて採用されるので、似たようなスペックであれば、受験戦争を勝ち抜いてきた国公立・有名私立大を選ぶ方が無難だからです。
また、そもそも「学歴フィルター」があって、選考に進めない場合もあります。
学歴フィルターとは、大学名で合格不合格を決めることです。本来、大学名で合格・不合格を判断してはいけないのですが、膨大な応募数がある会社などでは、そこまで内容をみていられず、効率的に学生をふるいに掛ける為に、学歴で判断されることが”非公式に”行われることがあります。
悲しいですが、学歴フィルターをかけられてしまうと、国公立・有名私大を卒業していない限り、その会社に入ることは不可能です。
では、どうやって、大企業・優良企業に入社すれば良いのでしょうか。
中途採用をやっている会社を狙え!
筆者の会社の場合
筆者の会社は、大手外資系企業ですが、現在、新卒も採用しています。
新卒は、国公立や早慶に留まらず、アメリカの大学を卒業して入社してくる人がゴロゴロいます。
無名大学から入ってくる人もいるので、学歴フィルターは無いようですが、とはいえ、名だたる大学出身の彼らと並んで、就活をしたとしたら、合格する自身は、筆者の私には全くありません(苦笑)。
学歴フィルターがなかったとしても、能力やポテンシャルから考えて、彼らに勝つのはなかなか大変なのが現実的な見解です。
一方、中途採用の場合、筆者もそうですが、名の知られていない大学卒業の人も、たくさんいます。
Fラン大学出身の人ももちろんいますし、求人票に大卒と書いてあるはずが、大卒でないけれど働いている人を社内で知っています(笑)。
この人は、何も嘘をついて入社したのではなく、会社が求めているスキルや経験を持っているので、学位はないけれど十分な能力があると判断されて入社出来たという訳です。
中途採用は学歴より職歴や実績重視
中途採用は、新卒採用に比べて、学歴は重視されません。それよりも、職歴や経験・スキル、実績を重視します。
その理由は3つあります。
ひとつ目の理由は、職歴や経験・実績の方が重視されるからです。
転職活動の際は、実際の社会人として求められるスキルや経験を持っているか、を重視します。
その仕事をする上での実務経験があるかや、能力があるかどうか、結果を出せるかどうか、で判断されます。
即戦力があるか、を見るのが、学歴というポテンシャルで採用してもらえていた新卒との大きな違いです。
多くの場合、中途採用では、学歴がどうであれ、実績を出していれば、採用されやすくなるものです。(むしろ、社会人になっても、◯◯大学出身ですとアピールしていると、それ以外にアピールするものはないのか?とマイナス評価されることも)
二つ目の理由は、特定のポジションでの求人であるからです。
新卒の場合、一括採用といわれる様に、とりあえず、◯人採用し、適性をみて配属先を決める、という方法をとります。
一方、中途採用の場合、ポジションに空きが出た、または追加でポジションを作るので、それに合う人を採用する、という形になります。ポジションも、チームも、上司も、確定した上での採用です。
一括採用の場合はどこに配属になるかわからないので、一般的にバランスの取れた”いい人”を取りがちですが、中途採用の場合、仕事内容や求められる能力が明確であるからこそ、そのポジションに合った人を選ぶことになります。
ですので、学力や知識ももちろん大事ですが、それ以上に、仕事内容や求められる能力の観点から、そのポジションで実力を発揮してくれそうかどうか、が重要な判断基準になります。
3つ目の理由として、中途採用の場合は、上司の判断が強く入るからです。
一括採用の場合は、自分の部下になるか分からない人を取るので、バランスの取れた”いい人”をとる傾向がありますが、中途採用の場合、「このチームのこのポジションに必要な人材」という観点で採用することもあり、上司の判断が強く入ることがあります。
例えば、その上司が「多少頭が悪くても、勢いのあるやつがいい」とか「勉強よりも人間性を重視する」「結果が出せるならなんでも良い」と考えれば、そういう判断基準で採用をすることになります。
他にも、今のチームに馴染むかや、今のチームにいい影響を与えそうか、も判断の基準になります。
頭脳だけでなく、そういった別の切り口で判断してもらえるチャンスが多いのが、中途採用とも言えるでしょう。
業種や職種にもよる
とはいえ、日本はまだまだ新卒至上主義です。新卒でないと、入れない会社もあります。そういった会社は、正直、入るのは諦めざるを得ないでしょう。
しかし、とはいえ、業種や職種によっては、中途採用も多く行っている企業もあります。
新卒では、有名大学でないと入ることがほぼほぼ不可能な会社でも、中途採用であれば、学歴がなくても、入社することは、新卒に比べて容易です。
中途入社で大企業や優良企業を狙いたいのであれば、中途採用を多く行っている業種や職種を狙うことがオススメです。
例えば、サービス系や大手メーカの中途求人は多い傾向にあります。
自分が勝ち抜ける業種・職種を選んで、その道で経験やスキルを磨けば、希望する大企業や優良企業に入る道に近づけるでしょう。
外資系企業は狙い目
外資系企業は、基本的には、中途採用がメインです。
また、外資系企業は、どんどん転職する文化ですから、ポジションが空くことも多いです。
ですので、外資系企業であれば、大手企業や優良企業で、中途採用で入社できるチャンスがたくさんあります。
採用をしてもらうには、スキルや実績が必要になります。
今働いている会社が小さい会社だったとしても、きちんとスキルや評価される実績があれば、外資系企業に転職することは難しくありません。
今の環境で、まずはしっかりとスキルを身につけ、実績をつける努力をしてください。
ちなみに、外資系企業は、日本企業と違って、ほとんどの人が中途採用なので、転職しても疎外感をあまり感じないので、転職後の馴染みやすさという意味でもオススメです。
大手企業への転職を狙う方法
中途採用の多い業種・職種を狙う
いくら努力をしても、中途採用をほとんど行っていない企業を目指していたら、なかなか夢は叶いません。
大企業・優良企業で働くことを目標にするのであれば、中途採用の多い職種や業種を狙うようにしましょう。
一例として、サービス系や大手メーカーの中途求人は多い傾向にあります。
また、バックオフィスはなかなか空きが出ず求人が少なく、営業などは比較的門戸が広い傾向にあります。
自分が勝ち抜ける企業を選んで、転職活動をするようにすべきですし、それ以前に、自分が勝ち抜ける業種・職種を戦略的に選んで、スキルや実績をつけていきましょう。
職歴や実績を作る
中途採用は、学歴ではなく、あなたの職歴やスキル、実績から、このポジションで活躍できそうかを判断します。
つい「学歴がなくても、大企業には転職できますよ」というと、「未経験ですけど、転職させてください!」と勝手な解釈で、体当たりしようとする人がいます。
しかし、大企業は引く手あまたですので、未経験だとなかなかチャンスは巡ってきません。
まずは、今の会社や自分が入れる会社で、コツコツ実績を積み、自信を持ってアピールできるスキルを身につけましょう。
企業に魅力を感じてもらうアピールを考える
あなたに、スキルや実績があったとしても、それが相手に伝わらなければ、意味がありません。
もし、大企業や優良企業に転職活動をしているのに、なかなか選考が通らないのであれば、あなたを雇うメリットを明確に伝えれているか、確認しましょう。
なぜ、他の人ではなく、あなたを雇うべきなのか。意外とそれを伝えられていない人が多いです。
あなたの職歴や実績をただ述べるのではなく、その強みや経験がどう活きるのか、を実務レベルに落とし込んで伝えられていますか。
企業が聞きたいことと、あなたが伝えているポイントがずれていることもよくあります。
一度、あなたの書類や面接の内容を見直してみてください。
スキルや実績に自信があるのに、転職が上手く行かない、面接が全然通らない・・・という時は、あなたのアピールの仕方が間違っているのかも。
主観的に見ると気づかない部分は、プロにアドバイスをもらうのが近道。
転職エージェントを利用すれば、キャリアの相談はもちろん、書類の添削や面接対策もしてくれます。
何がダメなのかわからない場合は、早めに相談した方がいいですよ。転職エージェントの利用は、無料です。
おすすめの転職エージェントですが、外資系企業やハイクラスを狙うならJACリクルートメントです。若手や初めての転職であれば、マイナビエージェントに登録しましょう。女性の転職なら、パソナキャリアもオススメです。日本最大級のデータベースを誇るリクルートエージェントも良いでしょう。
転職エージェントは、エージェントごとに業界やターゲットの得意不得意があります。また、担当者との相性もあるので、2〜3カ所に登録して、自分に一番合うエージェントを見つけるのが良いですよ。
大企業が本当にベスト?
大手企業ならではの苦労もある
大企業は、福利厚生がいい、ホワイト企業である、世間体がいい、など魅力的な部分がたくさんあります。
しかし、メリットに目を奪われ、デメリットが見えてない場合もあります。
例えば、仕事が部署や担当者で縦割りで狭い範囲にしか携われない、自由になんでも出来ない、判断に時間がかかる、など、大企業だからこそのもどかしさもあります。
中小企業やベンチャーでも魅力的な職場はありますし、人によっては、中小企業やベンチャーの方がのびのび働けて幸せな場合もあります。
理想の条件を整理しよう
つい、世間体を気にしたり、親を安心させたい、周りを見返したい、といった気持ちから、「とりあえず大企業」と考えてしまっている人もいると思います。
しかし、本当に大企業があなたにとってベストなのでしょうか?
大企業に入って「失敗した」と思わない為にも、まずは、自分の理想の条件は何なのか?をきちんと整理しておくべきです。
いい機会ですので、自分が何を重視するのか、何を求めているのか、どうなれば幸せに感じるのか、をじっくり考えてみてください。
まとめ:学歴がなくても実績やスキルがあれば大企業に入ることは可能
いかがでしたか。学歴がなくても、学歴が低くても、大手企業に入ることは不可能ではありません。
まずは、スキルや実績を磨いてみてください。
また、あなたが希望する企業や業界では、どういう人物が求められるのかを、早めに把握しておくことも大切。
そう言った情報も、転職エージェントに聞いてみると教えてくれます。
今すぐに転職をする訳ではなくても、無料面談で相談に乗ってもらったり、アドバイスをもらうことが出来ます。
一度、転職エージェントに相談をして、情報を収集してみてはいかがでしょうか。
あなたにとって、素敵なキャリアが見つかりますように、応援しています。
「転職活動は仕事の繁忙期が落ち着いてから」「転職活動は次のボーナスをもらってから」と思っていませんか。
中途採用はいつ求人が出るか分かりません。
しかも、条件のいい求人はすぐに埋まるので速やかに応募する必要があります。
求人を見て応募を見送ることは出来ますが、逃した求人を後で取返すことはできません。
転職活動は少し先と思っても、まずはエージェントへの登録し、希望条件に合う求人が手に入る環境を作っておきましょう。
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